とおのとは? わかりやすく解説

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とおの〔とほの〕【遠野】

読み方:とおの

岩手県中東部の市。もと南部氏一族八戸(はちのへ)氏の城下町古くから南部駒の産地であり、馬の競り市が行われる。また柳田国男「遠野物語」民話・伝説ふるさととして知られる酪農木工業が盛ん。平成17年200510月宮守村合併人口2.92010)。


遠野
荒川高原牧場

名称: 遠野
 荒川高原牧場
ふりがな とおの
 あらかわこうげんぼくじょう
種別 重要文化的景観
都道府県 岩手県
市区町村 遠野市
管理団体
選定年月日 2008.03.28(平成20.03.28)
選定基準 選2
追加選定年月日 平成21.02.12
解説文: 柳田國男(1875-1962)の『遠野物語』には、遠野に生きる人々の生活生業実態示し、特に自然・信仰風習関連する独特の文化的景観描かれている。遠野市北東部位置する荒川高原牧場は、『遠野物語』原点を成す「馬」・「馬産に関する代表的な景観地で、早池峰山周辺準平原広がる牧草地利用しつつ、地域基幹産業として継続的に営まれてきた独特の放牧に関する土地利用在り方示している。特に、近世及び近現代通じて採草のみならず夏季に山へ家畜放し冬季に里の畜舎育成する夏山里方式」の放牧採用されてきた点に特徴がある。荒川高原では、中世採草地としての利用始まり近世南部藩馬産奨励したことによって発展遂げた。特に江戸時代後半には、大型軍馬生産から輸送運搬適した小型馬の生産へと転換したまた、荒川高原では、近世以来馬産並行して使役牛の飼育も行われていた。昭和41年(1966)に千刈牧場千刈牧場荒川牧場統合され荒川高原牧場成立した。「遠野」の文化的景観全体保護向けた第一段階として、重要文化的景観選定して保護図ろうとするもの。

東恩納

読み方
東恩納とおの

東野

読み方
東野とおの


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