すぎな

デジタル大辞泉

すぎ‐な【杉菜】

読み方：すぎな

トクサ科の多年生のシダ。地下茎が長くはい、早春に節からツクシとよばれる胞子茎を、次いで栄養茎を出す。栄養茎は緑色で、高さ10〜30センチ、輪状に枝を出す。葉は退化し、鞘(さや)状。若い胞子茎は食用。北半球の温帯から寒帯に広く分布。《季 春》「すさまじや—ばかりの丘一つ／子規」

植物図鑑

すぎな (杉菜)

●わが国の各地をはじめ、北半球の暖温帯地域に広く分布しています。平地から山地にふつうに生え、高さは２０～４０センチになります。地上茎には２形あり、栄養茎を「すぎな」、胞子茎は「つくし（土筆）」と呼ばれます。成熟すると茎の頭部から胞子を飛散させます。「つくし」の名前は、地中から天に向かって「突く」さまから。食べない地方もあるみたいですが、卵とじやお浸し、みそ汁に入れたりもします。
●トクサ科トクサ属の夏緑性シダ類で、学名は Equisetum arvense。英名は Field horsetail。

トクサのほかの用語一覧

トクサ：	千島姫砥草  杉菜  水砥草  犬杉菜  犬砥草  砥草

>>トクサカテゴリの他の用語

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

すぎな

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 10:50 UTC 版)

名詞

すぎな【杉菜】

1. トクサ目トクサ属に属するしだの一種。学名:Equisetum arvense。胞子茎はつくしと呼ばれる。漢名は問荊。

Weblio日本語例文用例辞書

「すぎな」の例文・使い方・用例・文例

• その店は彼らの地下活動のための偽装にすぎなかった
• 彼はほんの少年にすぎない
• 鎖の丈夫さはその中の一番弱い輪の丈夫さと同じにすぎない
• 彼は組織の中の一歯車にすぎない
• それはピカソの原画の複製にすぎない
• フランス語を学びたいという彼女の願望は気まぐれにすぎなかった
• 彼はただの私立探偵にすぎない
• 食べたあと口をすすぎなさい
• 彼は並の料理人にすぎない
• 彼の熱心さは見せかけにすぎない
• 君の言ったことは単なる推測にすぎない
• 食事の後は口をゆすぎなさい
• 私はただの労働者にすぎない
• 人生はつかの間にすぎない
• それは作り話にすぎなかった
• それは問題の一時的な解決にすぎない
• 紙を使いすぎないように
• それが多すぎないかと正直思う
• CopyMax 2000は使い勝手がいいですが、使いすぎないでください。私たちが紙を節約しようとしていることを思い出してください。
• 何もかも見えすいたまねごとにすぎなかった。