すぎた ひさじょとは? わかりやすく解説

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すぎた‐ひさじょ〔‐ひさヂヨ〕【杉田久女】

読み方:すぎたひさじょ

18901946俳人鹿児島生まれ旧姓赤堀本名久子華やかさのある情熱的な句風知られる高浜虚子師事し、「ホトトギス同人となるが後に除名


杉田久女

杉田久女の俳句

たてとほす男嫌ひの單帶
ちなみぬふ陶淵明の菊枕
ぬかづけばわれも善女や佛生會
むれ落ちて楊貴妃櫻尚あせず
われにつきゐしサタン離れぬ曼珠沙華
冬川やのぼり初めたる夕芥
冬服や辞令を祀る良教師
夕顏に水仕もすみてたたずめり
常夏の碧き潮あびわが育つ
張りとほす女の意地や藍ゆかた
愛藏す東籬の詩あり菊枕
戲曲よむ冬夜の食器浸けしまゝ
朝顏や濁りそめたる市の空
朱欒咲く五月となれば日の光り
東風吹くや耳現はるゝうなゐ髪
栴檀の花散る那霸に入學す
椅子涼し衣通る月にみじろがず
無憂華の木蔭はいづこ佛生會
牡丹を活けておくれし夕餉かな
甕たのし葡萄の美酒がわき澄める
白妙の菊の枕をぬひ上げし
磯菜つむ行手いそがんいざ子ども
秋來ぬとサフアイア色の小鰺買ふ
紫陽花に秋冷いたる信濃かな
花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ
虚子ぎらひかな女嫌ひのひとへ帯
蝶追ふて春山深く迷ひけり
谺して山ほととぎすほしいまゝ
足袋つぐやノラともならず教師妻
防人の妻戀ふ歌や磯菜摘む
雉子かなし生みし玉子を吾にとられ
雉子鳴くや宇佐の盤境禰宜ひとり
露草や飯吹くまでの門歩き
風に落つ楊貴妃櫻房のまま
鳥雲にわれは明日たつ筑紫かな
鶴舞ふや日は金色の雲を得て
 

「すぎた ひさじょ」の例文・使い方・用例・文例

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