しなのラブ【シナノラブ】(草花類)
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登録番号 | 第13128号 |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | りんどう | |
登録品種の名称及びその読み | しなのラブ よみ:シナノラブ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社スカイブルーセト | |
品種登録者の住所 | 長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪11260番地215 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 瀬戸堯穂、中山昌明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有のエゾリンドウ系をコルヒチン処理した4倍体系統を母系及び父系とする交雑品種であり、花は内面上部及び外面が鮮青紫色、内面中部が淡青 紫色で、切花向きの中生種である。植物体の形状は直立性、草丈は90~119㎝である。茎の直径は5.0~7.9㎜、横断面の形状は円形、上部の色は淡緑、着色程度は少、下部の色は淡緑、着色程度は無である。1節側枝発生数は1~4、1節側枝発生位置は中部のみである。葉長は 10.0~12.9㎝、葉幅は3.0~3.9㎝、葉身の形状は披針形、葉脈は3脈、葉表面の色は緑、着色程度は無、裏面の色は淡緑、着色程度は無である。花房のつき方は茎頂に群生、開花の順序は中部より、頂部の着花数は9~12、茎当たりの総花数は20~29である。花冠の形状は鐘形、長さは5.0~5.9㎝、直径は1.6~1.9㎝、先端の直径は2.0~2.4㎝、転回はやや外反転、花冠内面上部の色は鮮青紫(JHS カラ-チャ-ト8005)、中部の色は淡青紫(同8002)、外面の色は鮮青紫(同8005)、内面上部の斑点は無、内面中部の斑点は中、外面の斑点は無、内面中部の斑点の色は暗灰青(同7616)、外面の縞模様の有無は無である。花冠裂片の長さ及び幅は10~11㎜、形状はⅢ型である。がくの裂片数は5、形状は狭披針形、そろいは不斉、がく筒の形は筒状である。開花期は中で、育成地(長野県上伊那郡箕輪町)では8月下旬~9月中旬である。「スカイブルーしなの」と比較して、花冠内面中部の斑点の色が暗灰青であること、花冠外面の縞模様が無いこと等で、「スカイブルーしなの2号中生」と比較して、花冠内面上部の色が鮮青紫であること、花冠外面の縞模様が無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、出願者所有のエゾリンドウ系をコルヒチン処理した4倍体系統を母系及び父系とする交雑品種であり、平成11年に出願者のほ場(長野県上伊那郡箕輪町)において交配組合せ検定試験を実施し、12年から特性の調査を行い、13年に目標とす特性であることを確認して育成を完了したものである。 |
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