さかし

デジタル大辞泉

さ‐かし【^▽然かし】

読み方：さかし

［連語］《副詞「さ」＋終助詞「かし」》相手の話に同意をする語。なるほどそのとおりだ。

「—、例は忌み給ふ方なりけり」〈源・帚木〉

さか・し【盛し／栄し】

読み方：さかし

［形シク］盛んであるさま。盛りであるさま。

「もる山のいちご—・しく成りにけり」〈著聞集・五〉

日本語活用形辞書

栄し

読み方：さかし

【文語】サ行四段活用の動詞「栄す」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

栄す  » 「栄す」の意味を調べる

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文語活用形辞書

賢し

読み方：さかし

シク活用の形容詞「賢し」の終止形。
「賢し」の口語形としては、形容詞「賢しい」が対応する。

口語形

賢しい » 「賢しい」の意味を調べる

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鳥取弁辞書

さかし【逆し】

《品詞》名詞
《標準語》さかさま、逆
《用例》「そら、さかしだがな」（それは逆だよ）。
《用例》「長靴、さかしにして、ほいといてごせ」（長靴を天地逆さまにして干しておいてくれ）。

高松の方言

さかし

方言	意味
さかし	逆(さか)さ・さかしま。東京では，さかさまといっている。

奥豊後の言葉

さかし

[意]逆さま[例]あんえは、さかしぃなっちょる(あの絵は、逆さまになっている)

JMnedict

酒師

姓	読み方
酒師	さかし

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

さかし

出典:『Wiktionary』 (2021/10/18 13:17 UTC 版)

形容詞

さかし【賢し】

1. 賢（かしこ）い。
2. しっかりしている。判断力がある。
3. 上手だ。巧（たく）みだ。
4. 利口ぶっている。

基本形	語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形	活用の種類
さかし	さか	-しく	-しく	-し	-しき	-しけれ	○	シク活用
		-しから	-しかり	○	-しかる	○	-しかれ

派生語

• さかしがる
• さかしげ
• さかしだつ
• さかしびと
• さかしら

諸言語への影響

• 現代日本語: さかしい

連語

さかし【然かし】

1. その通（とお）りだ。

語源

副詞「さ」 + 強意の終助詞「かし」