くろしお丸とは? わかりやすく解説

くろしお丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/14 15:45 UTC 版)

くろしお丸(くろしおまる)は、伊豆諸島開発八丈島 - 青ヶ島航路の定期船として運行している貨客船である。

くろしお丸
基本情報
船種 貨客船
船籍 日本
所有者 伊豆諸島開発
鉄道建設・運輸施設整備支援機構
建造所 渡辺造船所
母港 東京
信号符字 7KKW[1]
IMO番号 9920045[1]
MMSI番号 431018251[1]
経歴
起工 2021年3月12日
進水 2021年9月10日[2]
竣工 2022年1月5日[3]
就航 2022年1月30日[3]
処女航海 小笠原諸島父島-母島航路[3]
現況 就航中
要目
総トン数 493トン
全長 66.0m
全幅 12.0m
機関方式 ディーゼル
主機関 2基
推進器 2軸
出力 4,000馬力
航海速力 16.5ノット
旅客定員 84名(青ヶ島)
200名(母島)
テンプレートを表示

概要

航路

  • 八丈島 - 青ヶ島航路
    • 八丈島 - 青ヶ島
      • 航路延長81km、所要時間約3時間。基本的には橘丸の八丈島入港に準じたダイヤで定期航路として運行される。
      • 運休日は毎週日曜日。その他毎週木曜日には芝浦揚積作業実施のため東京港に帰還する。また月に2 - 3度、辰巳での貨物作業を水曜日に実施する。
      • ドック期間中、および下記航路への代船運行中は「あおがしま丸」が本航路を運航する。
  • 父島 - 母島航路
    • 二見港(父島) - 沖港(母島
      • 航路延長59km、所要時間約2時間。おがさわら丸の父島入出港日は接続するダイヤで運航される。運休日はおがさわら丸の運航に準じて設定される。
      • ははじま丸」ドック期間中に代船として運航。
  • 下田発着航路(神新汽船)
    • 下田港 - 利島 - 新島 - 式根島 - 神津島 - 下田港
      • 火・金・日は利島から順に、月・木・土は神津島から逆順で寄港する。水曜日は運休となる。また、気象条件により、抜港もしくは運休となる場合がある。
      • 神新汽船「フェリーあぜりあ」ドック期間中に代船として運航。

設計

船内

画像

脚注

  1. ^ a b c Ship Particulars / IMO 9920045 KUROSHIO MARU IMO:Global Integrated Shipping Information System、2024年7月25日閲覧。
  2. ^ くろしお丸の進水について 小笠原村、2021年9月24日。
  3. ^ a b c 祝 くろしお丸竣工 伊豆諸島開発、2022年1月7日。

関連項目

外部リンク


くろしお丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 09:44 UTC 版)

伊豆諸島開発」の記事における「くろしお丸」の解説

2021年3月12日起工渡辺造船所建造、493総トン全長66.0m、型幅12.0m ゆり丸の代船として建造され貨客船当初2021年11月下旬竣工引き渡し予定であったが、建造造船所見落としにより法令必要な設備装備されていなかった事が判明し工期延長され2022年1月5日竣工引き渡しされた。主に八丈島青ヶ島航路就航しははじま丸ドック入りの際は、父島母島の代船としても運行される2022年1月30日に、ははじま丸ドック入りの代船として父島母島航路運航より営業航海開始した

※この「くろしお丸」の解説は、「伊豆諸島開発」の解説の一部です。
「くろしお丸」を含む「伊豆諸島開発」の記事については、「伊豆諸島開発」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「くろしお丸」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「くろしお丸」の関連用語

くろしお丸のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



くろしお丸のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのくろしお丸 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの伊豆諸島開発 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS