ふりいじあ丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/06 14:41 UTC 版)
| ふりいじあ丸 | |
|---|---|
加藤汽船「はぴねす2」となった船影。
|
|
| 基本情報 | |
| 船種 | 旅客船→貨客船→旅客船 |
| 船籍 | |
| 所有者 | 東海汽船 加藤汽船 |
| 運用者 | 東海汽船 加藤汽船 |
| IMO番号 | 7101786 |
| 経歴 | |
| 起工 | 1970年10月29日 |
| 進水 | 1971年2月9日 |
| 竣工 | 1971年6月2日 |
| 運航終了 | 1992年 |
| 要目 | |
| 総トン数 | 2,286トン |
| 載貨重量 | 548トン |
| 全長 | 84.17m |
| 垂線間長 | 77.0m |
| 型幅 | 13.0m |
| 型深さ | 5.7m |
| 喫水 | 4.0m |
| 主機関 | 新潟鉄工製ディーゼル×2基 |
| 最大出力 | 6,000馬力 |
| 定格出力 | 5,100馬力 |
| 最大速力 | 19.519ノット |
| 航海速力 | 17.0ノット |
| 旅客定員 | 616名(近海及び沿海24時間以上) 902名(沿海6時間以上24時間未満) 1,044名(沿海6時間未満) |
| 乗組員 | 50名 |
ふりいじあ丸(ふりいじあまる)は東海汽船がかつて東京-三宅島-八丈島航路へ就航させていた旅客船である。
概要
1971年、田熊造船(現:内海造船田熊)で旅客船として竣工し、東京~八丈島航路へ投入され、11時間で結んだ。
1978年、本船に代わって東京-三宅島-八丈島航路へ貨客船すとれちあ丸(21ノット、所要9時間)が就航すると、東京-伊豆大島-利島-新島-式根島-神津島航路へ転用され、後部デッキに貨物倉とデリックを設置、貨客船に改造された。一部客室も改造されている。
その後、1986年に加藤汽船に売却され「はぴねす2」と改名された。同時に追加された後部デッキの貨物設備を撤去、浴室の設置、一部客室の改造が行われた。 加藤汽船では、大阪~高松航路に就航していたが1992年に引退、海外売船された。
脚注
参考文献
- 船舶技術協会『船の科学』1971年7月号 第24巻第7号
- 海人社『世界の艦船』1989年11月号 No.414
外部リンク
- 船の科学館 収蔵資料検索システム - 船舶模型 貨客船「ふりいじあ丸」 - 東海汽船が寄贈した本船の模型が船の科学館に収蔵されている。
- ふりいじあ丸のページへのリンク