かんようくとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 和歌 > > かんようくの意味・解説 

慣用句

読み方:かんようく

慣用句とは、特定の文化言語圏一般的に用いられる固定的な表現フレーズを指す。これらは、文字通りの意味ではなく特定の状況感情を表すために用いられる例えば、「猫の手も借りたい」は、非常に忙し状況を表す日本の慣用句である。また、石橋を叩いて渡る」は、慎重さを示す表現として用いられる

慣用句

読み方:かんようく

慣用句(かんようく)とは、複数単語組み合わせて一個定型的な表現として用いられる言い回しのこと。広義には、「舌が回る」「歯を食いしばる」のように、もっぱらこの組み合わせでのみ用いられるという言葉組み合わせを指す。狭義には、その組み合わせ中でも雀の涙」や「足を洗う」「爪に火をともす」のように、字面から推し量ることの難しい独特の意味含蓄表現する言葉として定着した言い回しを指す。

広義の「この組み合わせでしか使われないという言葉組み合わせ」における慣用句は、「靴を履く」「ズボンを穿く」「太刀佩く」というように、使われる言葉対応関係決まっている。組み合わせ違えると(たとえば「靴を着る」などと言うと)、誤用みなされる表現趣旨相手通じるかもしれないが、強烈な違和感覚えさることになる。

狭義の「特定の意味を表現する言葉として定着した言い回し」における慣用句は、その多く比喩的表現であり、ときに字面からはかけ離れた意味合いを示す。たとえば「揚げ足を取る」「馬車馬のように働く」「耳にたこができる」「舌鼓を打つ」「手のひらを返すなどのような言い回しは、言葉組み合わせを少しでも違えると意味が崩壊してしまい、趣旨相手通じ余地がない

慣用句と同様に複数単語構成され特定の意味を示す」表現であり、しかも世の常人生訓といった含蓄持った表現を、諺(ことわざ)という。たとえば「覆水盆に返らず」「可愛い子には旅をさせよ」などのように教訓得られる言葉が諺である。とはいえ諺と慣用句は、必ずしも厳密に区別できるわけではなく実際にさほど厳密に区別せず扱われる場合も多い。

かんよう‐く〔クワンヨウ‐〕【慣用句】

読み方:かんようく

二語以上の単語結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。「油を売る」「あごを出す」の類。イディオム慣用語




かんようくと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「かんようく」の関連用語

1
慣用句 デジタル大辞泉
76% |||||


3
6% |||||

かんようくのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



かんようくのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館

©2025 GRAS Group, Inc.RSS