河越館跡とは? わかりやすく解説

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河越館跡

名称: 河越館跡
ふりがな かわごえやかたあと
種別 史跡
種別2:
都道府県 埼玉県
市区町村 川越市上戸
管理団体 川越市(平1・731)
指定年月日 1984.12.06(昭和59.12.06)
指定基準 史2
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: S50-12-031[[河越館]かわごえやかた]跡.txt: 鎌倉時代関東武士のなかで、とりわけて重鎮位置占めた河越氏館跡である。遺跡は、現在の川越市北西入間川西岸接す平坦地にあり、その東南部占め常楽寺境内はさんで東西150メートル南北200メートル方形区画思わせる高さ1~3メートル土塁及びその外側の堀が一部遺存している。
 川越市教育委員会が、昭和46年50年実施した発掘調査により、平安時代末期から戦国時代にかけての堀や井戸住居など遺構検出され、『新編武蔵風土記稿』が上戸村常楽寺挿絵として描く河越館跡の姿が、現地においてほぼ確認される至った
 河越氏は、秩父氏一族で、平安時代河越荘の開発領主として勢力があり、その私領後白河院寄進している。重頼のとき源頼朝重用され、その娘が義経の妻となったが、義経没落の際、縁坐して重頼は誅された。しかしその後河越氏依然として御家人の上位に位置し室町時代に至るまで、有力武将として活躍したこの間河越館河越氏居館として継続したものと思われ、本史跡は、鎌倉時代から室町時代にかけての関東武士の館跡考察しうる遺跡として重要なのである
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史跡:  沢庵墓  河内寺廃寺跡  河後森城跡  河越館跡  油島千本松締切堤  沼津貝塚  泉崎横穴



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