【遺産】
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 10:22 UTC 版)
かつて存在したエイオン達の遺した、現在の人間達の力を遥かに凌駕したマジックアイテム。 かつては強大な力を持つ【遺産】を追い求める者が後を絶たなかったが、角笛戦争の再来を防ぐため現在では東天王国の情報管理や秘匿作業により人々からは文献さえも遠ざけられ、ほとんどの人間にはおとぎ話程度にしか思われていない。 ブック・オブ・コスモス 東天王国に伝わる国宝の遺産。変な形状の本の形をしている。遺産の中では比較的低級の部類ではあるが、強力かつ自在な魔力を持ち、その力で東天王国に繁栄をもたらした。 「コスモス(kosmos)」の名の通り、ブックの内奥には宇宙が広がっており、ブックの作り手にしてブックと融合したエイオン・アタナシウスが存在する。 デュープリズム 最強のエイオン・ヴァレンが作り出した最強の遺産。宇宙を満たす数多の力の源から滴り落ちる純粋な力の雫を最高純度に凝縮し結晶化させた、宇宙の諸力の根源を支配する至高の魔宝。 生命・意志・理性・時空・真理・虚無を含めたあらゆる事象の光(エネルギー)、あらゆる物に存在する光を操り、あらゆる物を光へと還元し変容させる。その力は全てを滅ぼすことも全てを新生させることも可能。肉体無き者には使えないが、ただ存在してるだけでも透過した光に強大な魔力を付加する。 ヘブンズホルン 角笛の形をした遺産。異界への扉を開き、魔物を喚ぶ力を持つ。 「ヘブン」の名を持つものの、角笛に宿る力は妖力と例えられ、氷山からこの遺産を発見した皇帝はヘブンズホルンに狂わされた結果、角笛戦争を引き起こし世界を滅ぼしかけてしまう。 ランス・オブ・ケイオス 「天の高き風をまとい、若き竜と魔女を従えた竜騎士」が携えていたと言われる遺産。遺産の魔力で護られた狂った皇帝を打ち破りヘブンズホルンを封印したが、詳細は不明。
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