【農薬】
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 11:43 UTC 版)
殺菌剤 イソプロチオラン(フジワン®) - 稲用殺菌剤ではあるが、活着促進・登熟歩合向上などの植調剤的な効果もあり、またリンゴの野ネズミに対する忌避効果もある。 塩基性硫酸銅(Zボルドー) - 旧トモノアグリカからの導入品 フルオルイミド(ストライド®) - 旧名スパットサイド フルトラニル(モンカット®) フェノキサニル(アチーブ®) チアジニル(ブイゲット®、アプライ®) 殺虫剤・殺ダニ剤 ブプロフェジン(アプロード®) - 家庭園芸用エアゾル剤「ベニカ®DX」も同社が製造(販売は住友化学園芸) イソプロカルブ(ミプシン®) フェノブカルブ(バッサ®) フェンピロキシメート(ダニトロン®) テブフェンピラド(ピラニカ®) トルフェンピラド(ハチハチ®) フルベンジアミド(フェニックス®、スティンガー®) メタフルミゾン(アクセル®、クロスガード®、コロニーバスター®) ピリフルキナゾン(コルト®) 除草剤 クロルフタリム(ダイヤメート®) - 旧ローヌ・プーラン油化アグロ(現・バイエルクロップサイエンス)からの導入品。元々、同原体は旧三菱油化(現・三菱化学)が創生したものである。このため、ローヌ・プーラン油化アグロから製剤が発売されていた時期には、その商品名の頭に「三菱油化」と入っていた。(ローヌ・プーラン油化アグロの“油化”は、三菱油化のことである。) ピラフルフェンエチル(エコパート®、デシカン®、サンダーボルト®) - プロトックス阻害剤。単味剤は接触剤であり(浸透移行性ほぼ無し)、植物の緑色部にのみ作用し、噴霧のかかった部分のみ枯れる。それぞれ、ムギ用除草剤、バレイショ用枯調剤、園芸・緑地管理用非選択性除草剤である。うち、サンダーボルト®は、ゼネカ(現・シンジェンタ)との共同開発品で、グリホサートとの混合剤であり、グリホサート単味剤よりも夏場の効果発現が早く、かつ各単味剤より有効成分含量が少ない為、作物に対する(ドリフト飛散による)薬害や、環境への悪影響が少ない。いずれの薬剤も土壌に落ちると不活化、分解され、また噴霧が水田や河川、池などに流入しても速やかに薄まるので、魚毒性が少ない。種子には作用しない為、本剤では種子からの発芽は抑制できない。 インダノファン(ダイナマン®、マサカリ®、トレビエース®、ライジンパワー®) イソウロン(イソキシール®) - 塩野義製薬からの導入品
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