『BLEACH』の連載
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前作の連載終了から1年後、『赤マルジャンプ』(集英社)2001 WINTERに『BLEACH』のプロトタイプとなる読切版を掲載。同作は読者アンケートで1位を獲り、満場一致で連載会議を通過する。担当編集者として同作を立ち上げた浅田は、久保の描くキャラクターや世界観について「その当時の少年誌の中では圧倒的に新しかった」と評している。 『BLEACH』は『WJ』2001年36・37合併号から2016年38号まで15年に渡り連載された。同作は2004年(平成16年)に『WJ』史上初となる2週連続の表紙&巻頭カラー、2005年(平成17年)に巻頭オールカラー19頁を獲得するなど、同誌の看板タイトルの1つになった。また、2004年(平成16年)からテレビ東京系列で放送されたTVアニメを始め、4度に渡る劇場映画化、ノベライズ化、ロック・ミュージカル化のほか、数多のグッズやゲームが発売されるなど、多種多様なメディアミックスが展開され、シリーズ累計発行部数が国内で9000万部、全世界で1億2000万部を突破する大ヒット作となった。2005年(平成17年)に同作で第50回小学館漫画賞少年向け部門を受賞した。 また、『BLEACH』の連載と並行し、同作のスピンオフである『カラブリ』を『Vジャンプ』(集英社)2005年01号から2007年09号まで連載した。 2008年(平成20年)7月24日からカリフォルニア州サンディエゴにて開催された、世界最大規模のコミック・コンベンションである「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」(Comic-Con International 2008)にゲスト参加。インクポット賞を受賞した。現地のファンと交流した際には、イベント開始2時間以上前から会場前に行列ができ入場できなかったファンもいたほどであり、久保はそこで初めてアメリカでの人気の高さを知ったという。
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