『第三の眼』出版とは? わかりやすく解説

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『第三の眼』出版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 07:45 UTC 版)

ロブサン・ランパ」の記事における「『第三の眼』出版」の解説

1955年夏、ロブサン・ランパ名乗る剃髪姿の人物ロンドンのセッカー&ワーバーク社に姿を現し、自らの生い立ち執筆したので出版させて欲しいと重慶大学の(英文書かれた)紹介状携えて話を持ちかけた。彼は、日本軍中国共産党軍迫害され英国脱出してきたチベット高位ラマ僧との触れ込み身の上紹介し、以下の様な経歴主張した1938年中国空軍軍医として日中戦争に従軍中、撃墜され捕虜となるが脱走1944年ビルマ日本軍捕虜となり、広島収容所拷問を受けるが、原爆投下どさくさまぎれて脱走漁船盗んで朝鮮半島渡りシベリア鉄道大陸横断企てるモスクワソ連兵逮捕される監禁投獄国外追放された後、ポーランドドイツ、フランスアメリカ放浪1951年イギリス亡命するランパ持ち込んだ原稿には、当時秘密のベール包まれていたチベット異国的な様々な習俗紹介されていた。例えば「大きな凧に乗って空を飛ぶ」、あるいは「額に開孔手術をうけ、銀色木片挿入された。それにより神秘的な第三の眼開いた」などである。しかし原稿が英語(それも庶民が使う様なスラング交じりの英語)で書かれていた上に、編集者チベット語について幾つか質問してランパは全く答えられなかった。だが『第三の眼』は、「チベットラマ僧生い立ちを語る」の副題をつけて、1956年にセッカー&ワーバーク社から出版され世界中でベストセラーになった

※この「『第三の眼』出版」の解説は、「ロブサン・ランパ」の解説の一部です。
「『第三の眼』出版」を含む「ロブサン・ランパ」の記事については、「ロブサン・ランパ」の概要を参照ください。

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