『トランスフォーマー ザ・ムービー』での活躍
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「ユニクロン」の記事における「『トランスフォーマー ザ・ムービー』での活躍」の解説
声は鈴木瑞穂、原語版は本作が遺作となったオーソン・ウェルズ。 2005年、ユニクロンは冒頭にて惑星リゾンなどの天体を喰らいながら宇宙を彷徨っていた。星の捕食プロセスは、近づいた星に二本の牙(角)を食い込ませ、その牙の間に開く口腔の超吸引力でその星の表面を吸い込みつつ、最後には直接噛み付いて飲み込んでしまう。喰われた星は内部のミキサーやプレス機で建物や住民ごと細かく砕かれ、ユニクロンのエネルギーに変換吸収される。生き残った者や体内への侵入者は爪のついた触手で捕獲し、溶鉱炉のような器官で消化してしまう。ある日、地球でサイバトロンとデストロンの大規模な戦闘が起こる。ユニクロンはその千里眼で瀕死のコンボイから取り出されるマトリクスを発見、自らにとって脅威となることを知った。セイバートロン星への退却途中で瀕死の状態のまま遺棄されていたデストロン破壊大帝メガトロンを回収し、ガルバトロンとして再生。共に遺棄されていた他のトランスフォーマーも再生し、ガルバトロンに部下として与え、マトリクスを破壊させるべく使役する。しかし、マトリクスを手中にしたガルバトロンはユニクロンを脅迫。ユニクロンはその報いとして巨人形態に変形しセイバートロン星に侵攻する。目から光線、口からプラズマ火炎を放ち、なによりその巨大な体躯の防御力と超質量攻撃はセイバートロン星のデストロン守備隊や駆けつけたサイバトロン戦士たちの攻撃をものともしない。だが最後はサイバトロンの若者ホットロディマスがマトリクスを奪回、発動させユニクロンは爆散した。残った頭部のみ、セイバートロン星の周りを不吉な衛星のように周回するようになった。 『ザ・ムービー』のサウンドトラックに収録されている『The Transformers』の日本語訳詞では、「ユニコーン」と翻訳されている。
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