『デストラクションドッジボール』編(7巻~9巻)
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『PECO』の発売後、しずくは次回作の構想を数年掛けて練ることとなり、青葉達のチームは他チームのヘルプがメインとなっていた。『PECO』から企画の仕事にも携わるようになったはじめは数々の新企画を持ち込むも、ボツをもらう日々が続いていた。業を煮やしたはじめは青葉達と共に会社には無断で、自分の企画のひとつであるドッジボールゲームを作り始める。やがてりんからも正式にゲーム試作が認められ、ドッジボールゲームのテスト版は完成する。そして、最終的にはクリスティーナの了承も得ることに成功し、はじめがディレクターを務める新作『デストラクションドッジボール』(以下『DDB』)の開発が決定する。青葉、ゆん、紅葉の3人は『DDB』のキャラコンペに参加し、その結果、紅葉が『DDB』のキャラクターデザイナーに決定する。一方、コンペに敗れたゆんはADに就任し、青葉は先輩として紅葉のサポートをしつつ、モデリングの仕事やねねと共にUIの開発に携わるようになる。 その頃、渡仏したコウはクリスティーナの妹である大和・カトリーヌ・十和と大和・ソフィー・和音の家にホームステイしつつ、フランスのゲーム会社「ブルーローズ」でカトリーヌの下で働いていた。そして先生になるか絵のお仕事をするか迷っていたほたるも大学を休学して、コウと共にカトリーヌの家で暮らしつつブルーローズで働くことになる。そしてコウとほたるはブルーローズの新作ゲーム『ユートピア』の最重要モンスター「キングズハンド」のデザインを巡って競い合うことになる。そんな時、コウはカトリーヌから正式にブルーローズに入社することを要請される。イーグルジャンプを辞めるか否か迷うコウだったが、ほたるやソフィーとの会話の中で自分が本当にやりたいことを自覚し、イーグルジャンプに戻ることを決意する。日本への旅立ちの日、コウの部屋には自らが描き上げたキングズハンドの完成画が置かれ、最終的にはコウのデザインが採用されることになった。 一方、『DDB』は開発も終盤に差し掛かった頃、現状のクオリティに納得がいかなかったはじめは大規模な仕様変更を行う。その結果、ゲームそのものは面白くなったものの、開発状況は炎上状態に突入。キャラ班と企画班の負担が圧迫すると共に、外注会社に頼んだキャラモデルの品質も著しく低下してしまい、青葉達は仕様変更を諦めるか否かの決断を迫られることになってしまう。しかし、イーグルジャンプに戻ってきたコウによって2か月のマスターアップ延期が決定し、問題視された外注の品質もコウのサポートによって大きく改善したことで、『DDB』は無事にマスターアップを迎えることが出来たのだった。
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