『ウルトラマンマックス』に登場するエレキング
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特撮テレビ番組『ウルトラマンマックス』第2話「怪獣を飼う女」、第27話「奪われたマックススパーク」に登場。体色は白で、両手には2本ずつ爪が生えている。 第2話 OLの葉山美宇の住むマンションの一室内に置かれた水槽で飼われているように見せかけ、陰では逆に彼女の意思を操る。夜の東京の電気を大量に吸い取り、さらにはDASH本部の電気まで吸い取る。電気を吸収すると全身を発光させ、透明化する保護色能力を持つ。口状部分から発する黄色の光弾・電子ビームや尻尾での放電攻撃を武器にウルトラマンマックスを苦しめるが、最後は角を切られ、マクシウムカノンで倒される。卵を産むが、親が倒されるとそれと連動するかのように消滅する。 ヒジカタ隊長は美宇がペットがいなくなった際の悲しみに着け込み、操ったものだと推測する。後に、ピット星人の手下の怪獣であることが判明する。 第27話 電気ではなく頭部のアンテナを回転させて人間の脳波を吸収して成長し、人間の脳活動を低下させる。口からの円弧状のプラズマ光弾の色が黄色ではなく青色になっている。ピット星人によって複数の幼体が地球に持ち込まれており、そのうち2匹が巨大化して街を破壊するが、1匹は両方の角をコバ、ショーン、ミズキのダッシュバード3機の攻撃で破壊されて敗れ、後から出現してダッシュマザーと交戦していたもう1匹はマックスによって宇宙空間に投げ飛ばされた後に分身マクシウムソードによって裁断され、爆発する。また、幼体も吸っていた脳波を逆流されて全滅する(大半はカイトが脳波を逆流させて倒すが、冒頭で1体が死んだ状態で見つかり、事態が発覚する)。 スーツアクター:山本諭 デザイン画は描かれていないが、酉澤安施がアレンジを加えている。爪は原典より攻撃的にしたいという特技監督の鈴木健二の要望によるもの。 幼体のデザインは丸山浩。初稿では、イルカのようなデザインも描かれていた。 第2話は当初別の怪獣が登場する予定であった。また、第27話での再登場については、プロデューサーの八木毅が「予算の都合」と述べている。 湖のイメージが強い原典との差別化として、市街地に出現するという展開となった。また、女性を操るという設定は原典と逆の構図となっている。
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