『ウルトラマンマックス』に登場するアントラー
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「アントラー (ウルトラ怪獣)」の記事における「『ウルトラマンマックス』に登場するアントラー」の解説
『ウルトラマンマックス』第11話「バラージの預言」に登場。 初代と比較してやや大きい体躯を持つ。同様に磁力光線と大顎が武器で、磁力光線は広範囲の機器類を使用不能にするほか、マクシウムカノンの「溜め」を消滅させることも可能。巨大なアリジゴクを大地に発生させ、敵をその中に引き込んで襲う。紀元前2000年に中東の幻の王国「バラージ」を滅ぼしたとされる。ウルトラマンマックスを苦戦させるが、「バラージの青い石」をレンズとして放ったダッシュデリンジャーの光線を浴びた途端に動きが鈍くなり、大顎の片方をマクシウムソードで切断され、続けてマクシウムカノンで倒される。 スーツアクター:末永博志 スーツはほぼ初代のままにするという意向により、当時のスチール写真を参考に制作された。角は付け替え式になっており、アクション用・ギミック用・折れた角など5、6本が作られた。造形物はスーツのほか、遠景用人形も用意された。 この回のみ、オープニングや提供クレジットにアントラーのシルエットが登場している。 出現時のシーンでは操演部制作の砂を吹き上げる装置が用いられている。この装置は後に『ウルトラマンギンガ』でも使用されているが、アントラーの出現シーン以外には使い道がないという。 撮影ではアントラーの作った穴にマックスが落ちるシーンがあったが、うまくいかずにカットとなった。シーンの一部はマックスが地上に降りた時に地面がめりこむ描写として流用されている。
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