「刀」設立以降
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2017年1月USJを退任したのち、2017年10月18日、株式会社刀を設立。マーケティング力の注入による企業成長や事業創造に事業として取り組み、「マーケティングとエンターテイメントで日本を元気に」を掲げる。「刀」には、日本企業の国際戦略上の「1つの武器」になりたいという意味と、現代の日本企業の武器となるマーケティングを使ってほしいという意味が込められているという。森岡毅はインタビューの中で「大変革の時代に覚悟を決めた企業がマーケティング能力を獲得するための、武器になりたい」と語っている。「刀」の立ち上げには、市場構造の解析および需要予測モデル開発・運用のプロフェッショナルでもあり、森岡の長年にわたる盟友でもある今西聖貴、ファイナンスのプロフェッショナルである立見信之が創業メンバーとして参画しており、また様々な分野の突出した能力を持つプロフェッショナルが多数在籍している。「刀」では、マーケティングノウハウを移植する世界初のマーケティングノウハウのライセンシングに挑戦、企業をマーケティングができる会社に変えることを目指している。 2018年7月、沖縄におけるテーマパーク事業構想を発表。2019年6月には丸亀製麺を展開するトリドールホールディングスとの取組を発表した。2019年8月には農林中金バリューインベストメンツとの協業を発表。 2019年9月西武ホールディングス代表取締役社長、後藤高志からの依頼を受けて西武園ゆうえんちリニューアルに着手。2021年5月にリニューアルオープン。リニューアル後の好調を受け、後藤からは「発想が非常にパワフルで他とはまったく次元が違う。西武園ゆうえんちが成功を皮切りに、日本全体を元気にするような1つのモデルケースになってほしい」と評価を受けた。 2020年1月、大和証券グループ本社から140億円の出資を受け、中小企業への投資に充て主に地方のレジャー施設や飲食店、ホテルなどの株式を取得し、役員を派遣して経営を立て直す事業を開始。
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