「不易流行」レストランウェディングへの業態転換とは? わかりやすく解説

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「不易流行」レストラン・ウェディングへの業態転換

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 09:54 UTC 版)

藤屋 (長野市)」の記事における「「不易流行」レストラン・ウェディングへの業態転換」の解説

皇族のほか伊能忠敬伊藤博文福沢諭吉渋沢栄一など各時代名士通った長野屈指の名門旅館も、1998年平成10年)の長野オリンピック閉幕とともに転機迎える。五輪特需後の宿泊施設供給過剰や、北陸新幹線高速道路開通に伴う日帰り客の増加は、藤屋にとっても大きな打撃となっていた。 その中で17代目当主となった藤井大史郎は、京都東京実例をもとに、旅館業休業レストラン・ウェディングへの業態転換決断歴史ある旅館閉じることに女将周囲反対したが2年かけ納得を得、2006年平成18年)に旅館業休業してレストラン・ウェディング業に特化し、「THE FUJIYA GOHONJIN」に改称した藤屋理念である「不易流行」の「不易」に当たるものとして古くからの建物・庭園極力残し、「流行」に当たるものとして今まで希薄だった地元客の利用業態転換により増やし、若い従業員採用新たなサービスの提供図っている。 2012年平成24年)には、藤屋向かいにあり、同じく善光寺宿の老舗ありながら前年廃業した五明館を改装パティスリー&カフェ藤屋別館「平五郎(HEIGORO)」として復活させた。この平五郎は、将来藤屋旅館業再開した時にアメニティスイーツショップとして展開することを考えたのである。なお、「平五郎」は藤屋当主代々襲名する名である。

※この「「不易流行」レストラン・ウェディングへの業態転換」の解説は、「藤屋 (長野市)」の解説の一部です。
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