ご‐みょう〔‐ミヤウ〕【五明】
読み方:ごみょう
古代インドで用いられた学問の分類法。仏教では、仏教徒の学ぶ内(ない)と、世俗一般の外(げ)とに分ける。内の五明は、声明(しょうみょう)(文法・文学)・工巧明(くぎょうみょう)(工芸・技術・暦数)・医方明(医学)・因明(論理学)・内明(哲学・教義学)、外の五明は、ふつう、声明・工巧明・医方明・呪術明・符印明とする。
ご‐めい【五明】
五明
五明
五明
五明
五明
五明
五明
姓 | 読み方 |
---|---|
五明 | いつあけ |
五明 | いつとも |
五明 | ごあき |
五明 | ごあけ |
五明 | ごみょう |
五明 | ごめい |
五明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 05:10 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動五明(ごみょう、pañcavidyā)とは、古代インドの学問の分類。仏教を通じて日本にも影響を与えた。
内容
仏教においては、仏教内における「内(ない)の五明」と、世俗一般の「外(げ)の五明」とが区別される[1]。
「内の五明」は、
- 声明(しょうみょう、śabda): 文法・文学
- 因明(いんみょう、hetu): 論理学
- 内明(ないみょう、adhyātma): 教理学
- 工巧明(くぎょうみょう、śilpakarmasthāna): 工芸・数学・暦学
- 医方明(いほうみょう、cikitsā): 医学・薬学・呪法
の5つ。
「外の五明」は、因明、内明の代わりに、
- 呪術明(じゅじゅつみょう): 呪術
- 符印明(ふいんみょう): 呪符・呪印
の2つが入る。
脚注
関連項目
「五明」の例文・使い方・用例・文例
五明と同じ種類の言葉
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