JR貨物チキ100形貨車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/18 08:13 UTC 版)
運用の変遷
本系列は運用コストや専用トラックの汎用性などの問題、着発線荷役方式(E&S方式)の普及、荷役方式が類似し、コンテナ車に積載できるスワップボディコンテナの登場などにより、スライドバンボディシステムの存在意義は薄れ実用化には至らず、6両で製作が打ち切られた。チキ900形は試作車であるため、試験終了後は定期運用には使用されなかったが、チキ100形は苫小牧駅 - 相模貨物駅間で自動車部品輸送に運用された。1996年(平成8年)に通常のコンテナ輸送に切り替えられ運用離脱し休車となり、チキ900形・チキ100形共に2000年(平成12年)9月に廃車となった。
脚注
参考文献
- 鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』
- 1989年2月号 No.268 「日本貨物鉄道の現状と今後」
- 電気車研究会『鉄道ピクトリアル』
- 1990年2月号 No.523 特集:貨車
- 1991年3月号 No.540 特集:コンテナ貨車
- 1994年4月号 No.589 特集:貨車の魅力
- 日本の鉄道貨物輸送 新技術 - ウェイバックマシン(2001年5月7日アーカイブ分)
関連項目
|
|
|
- JR貨物チキ100形貨車のページへのリンク