JR貨物チキ100形貨車 形式別概説

JR貨物チキ100形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/18 08:13 UTC 版)

形式別概説

チキ900形

JR貨物チキ900形貨車
チキ900形、チキ900-1
1993年5月16日、新興駅
基本情報
車種 長物車
運用者 日本貨物鉄道
所有者 日本貨物鉄道
種車 コキ50000形
改造所 広島車両所
改造年 1988年(昭和63年)
改造数 1両
消滅 2000年(平成12年)
主要諸元
車体色 青22号
軌間 1,067 mm
全長 20,400 mm
全幅 2,640 mm
全高 2,098 mm
荷重 27 t
自重 20.5 t
換算両数 積車 5.0
換算両数 空車 2.0
台車 TR223
台車中心間距離 14,200 mm
最高速度 95 km/h
テンプレートを表示

27t積SVS方式の試作車1988年(昭和63年)3月31日に、コキ50000形から1両が広島車両所で改造された。日本国有鉄道時代に製作したチキ900形[3]とは別の形式である。積荷は、30ftのスライドバンボディ2個で1個積は考慮されていない。

番号の新旧対照は、次のとおり。

  • コキ52074 → チキ900-1

チキ100形

33t積SVS方式の量産車で、1989年(平成元年)にコキ50000形から5両が輪西車両所郡山車両所新小岩車両所で改造製作された。国鉄時代に製作されたチキ100形[4]とは別の形式である。積荷は、20ftのスライドバンボディ(U30S形コンテナ)3個である。種車にあったコンテナ緊締装置は撤去されたが、バンボディの脱落防止のため、バンボディを固定する緊締装置が外れると非常ブレーキが作動する機能を装備している。

番号の新旧対照は、次のとおり。

  • コキ51006 → チキ100-1
  • コキ52673 → チキ100-2
  • コキ50983 → チキ100-3
  • コキ52516 → チキ100-4
  • コキ50053 → チキ100-5



  1. ^ ピギーバック方式の場合、トラックがそのまま貨車に載るため、運転室(キャブ)までも運ぶので無駄なスペースが発生し、積載効率が劣る。
  2. ^ ただし、バンボディはコンテナとして扱われた。
  3. ^ 1968年(昭和43年)に製作した50t積3軸ボギーの長物車である。
  4. ^ 1969年(昭和44年)から1970年(昭和45年)にかけてトキ15000形を改造製作したラワン材専用の長物車である。


「JR貨物チキ100形貨車」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「JR貨物チキ100形貨車」の関連用語

JR貨物チキ100形貨車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



JR貨物チキ100形貨車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのJR貨物チキ100形貨車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS