1983年の日本シリーズ 表彰選手

1983年の日本シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 08:16 UTC 版)

表彰選手

  • 最高殊勲選手賞:大田卓司(西武)(第6戦で槙原から本塁打。打率.429(28打数12安打)、2打点)
  • 敢闘賞:西本聖(巨人)(4試合に登板し、2勝1敗、防御率1.73(投球回数26、自責点5)。第2戦で完封勝利、第5戦では2失点(自責点は1)完投勝利)
  • 優秀選手賞:田淵幸一(西武)(第1戦で江川、第5戦で西本聖からそれぞれ本塁打を放つ。打率.364(22打数8安打)、6打点)
  • 優秀選手賞:テリー・ウィットフィールド(西武)(第3戦で槙原から3ラン、第7戦で西本聖から日本一を決める走者一掃の適時二塁打。打率.308(26打数8安打)、6打点)
  • 優秀選手賞:中畑清(巨人)(打率.259(27打数7安打)ながらも第3戦で森繁和からサヨナラヒット、第6戦で杉本から一時は逆転となる適時三塁打を放ち3打点をマーク)

テレビ・ラジオ中継

テレビ中継

視聴率

  • 関東地区では(ビデオリサーチ調べ)、第2戦(TBS系)は41.0%。第5戦(日本テレビ系)は41.8%。第7戦(TBS系)は40.2%だった。
    • 全7戦のうち3戦の視聴率が40%越えした。3戦の視聴率が40%越えしたのは1977年以降ではこの年と1994年だけである。ちなみに1994年も巨人と西武の対戦である。
    • 第7戦は平日昼開催で記録したものである。(雨天順延に伴う日曜開催から月曜開催への変更によるもの。)

ラジオ中継

  • 第1戦:10月29日
  • 第2戦:10月30日
  • 第3戦:11月1日
  • 第4戦:11月2日
    • NHKラジオ第1 解説:広瀬叔功 ゲスト解説:大矢明彦(ヤクルト)
    • TBSラジオ(JRN) 実況:渡辺謙太郎 解説:田宮謙次郎、杉浦忠
    • 文化放送(NRN) 解説:別所毅彦辻佳紀
    • ニッポン放送 実況:瀬戸将男 解説:近藤和彦、金田正一
    • ラジオ日本 実況:島碩弥 解説:有本義明 ゲスト解説:江夏豊
  • 第5戦:11月3日
    • NHKラジオ第1 解説:星野仙一 ゲスト解説:大矢明彦
    • TBSラジオ(JRN) 実況:山田二郎 解説:張本勲、長池徳士
    • 文化放送(NRN) 実況:戸谷真人  解説:別所毅彦 ゲスト解説:若松勉
    • ニッポン放送 実況:深澤弘 解説:土橋正幸 ゲスト解説:遠藤一彦(大洋)
    • ラジオ日本 実況:木島章夫 解説:平田翼 ゲスト解説:落合博満
  • 第6戦:11月5日
    • NHKラジオ第1 解説:加藤進 ゲスト解説:山田久志
    • TBSラジオ(JRN) 実況:渡辺謙太郎 解説:張本勲、皆川睦雄
    • 文化放送(NRN) 実況:中田秀作 解説:別所毅彦 ゲスト解説:梨田昌孝(近鉄)
    • ニッポン放送 実況:宮田統樹 解説:江本孟紀
    • ラジオ日本 実況:内藤幸位 解説:平田翼 ゲスト解説:落合博満
  • 第7戦:11月7日
    • NHKラジオ第1 実況:佐藤隆輔 解説:高田繁 ゲスト解説:山田久志
    • TBSラジオ(JRN) 実況:山田二郎 解説:杉下茂、皆川睦雄
    • 文化放送(NRN) 実況:戸谷真人 解説:別所毅彦 ゲスト解説:落合博満
    • ニッポン放送 実況:深澤弘 解説:金田正一 ゲスト解説:梨田昌孝
    • ラジオ日本 実況:島碩弥 解説:平田翼

脚注


注釈

  1. ^ スポーツニッポンの永瀬郷太郎によれば、この肉離れは第4戦での投球中ではなくシリーズ開幕前の多摩川球場での練習中に起きたものであるという[4]

出典

  1. ^ 広岡達朗『積極思想のすすめ』講談社文庫、1988年、225p
  2. ^ 月刊ホームラン1989年11月号『日本シリーズ40年 激動のドラマ』「立役者たちが明かすドラマの真実 証言 中畑清」p153
  3. ^ 週刊ベースボール2020年12月7日号、隔週コラム、「やれ」という言える信念、廣岡達朗[野球評論家]、私が監督なら今でも森を使う、130頁
  4. ^ “気がつけば40年(9)1983年日本シリーズ 江川は開幕前から右太股を肉離れしていた”. スポニチアネックス. (2020年8月18日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/08/18/kiji/20200817s00001173388000c.html 2021年5月14日閲覧。 
  5. ^ 報知新聞1983年10月28日2面「角やはり救援は絶望」
  6. ^ a b c d e f g h 読売新聞1983年10月30日17面「東尾が反撃断つ」読売新聞縮刷版1983年10月p1255
  7. ^ 読売新聞1983年10月31日17面「河埜、左指骨折」読売新聞縮刷版1983年10月p1287
  8. ^ a b 読売新聞1983年11月3日17面「SBO 暗転の前兆・・江川の異変 突然の肉離れ 大黒柱グラリ」読売新聞縮刷版1983年11月p113
  9. ^ 読売新聞1983年11月3日17面「『必死だった』松沼雅」読売新聞縮刷版1983年11月p113
  10. ^ 読売新聞1983年11月4日16面「アングル "おしん投法"『忍』の一字 ピンチに本領 これぞ西本流」読売新聞縮刷版1983年11月p140
  11. ^ 読売新聞1983年11月4日17面「SBO 9回二死のドラマ再び スミスの二盗に森ぐらり」読売新聞縮刷版1983年11月p141
  12. ^ 読売新聞1983年11月6日16面「10回、松本なぜ強打」読売新聞縮刷版1983年11月p220
  13. ^ 読売新聞1983年11月6日16面「アングル もう無我夢中 塁上でキョトン 殊勲の小兵・金森」読売新聞縮刷版1983年11月p220
  14. ^ a b c d 読売新聞1983年11月8日16面「SBO 王新監督で来年こそは! 興奮の渦、男のドラマ」読売新聞縮刷版1983年11月p266
  15. ^ 広岡、1986年、p54


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