堺市立ビッグバン 大阪府施設時代

堺市立ビッグバン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 08:10 UTC 版)

大阪府施設時代

前身の大阪府立大型児童館ビッグバンは、一般財団法人大阪府地域福祉推進財団(ファイン財団)が指定管理者として受託運営していた。

総工費約171億円をかけて1999年6月に開設。本体建物の特徴と言える、メタリックカラーの宇宙船の形をした外観は、松本零士によるイメージデザインを基本モチーフにしたもので、建築設計を府建築都市部公共建築室、(株)坂倉建築研究所大阪事務所、(株)設備技研が手がけた。その後、2008年2月に大阪府知事となった橋下徹が、危機に瀕した財政を建て直すために公共施設の廃止や売却を軒並み提起した際には、ビッグバンの存続についても議論となった[7]。なお、この頃の大型施設存続をめぐる攻防については、「大阪府立国際児童文学館」の記事が詳しい。ビッグバンは、橋下知事が自ら現地を視察した折、当時の館長であった松本零士が直接応対したことなどを経て、施設が存続したことにより、大阪府施設としての運営は20年超に及んだ。

交通アクセス

料金

  • 大人1000円
  • 小・中学生800円
  • 幼児(3歳以上)600円
  • 幼児(3歳未満)無料
団体は上記料金の2割引。

脚注

関連項目

外部リンク


  1. ^ 児童館の施設数推移、法令、種別等」(PDF)『令和元年社会福祉施設等調査』、厚生労働省、2019年10月1日、2021年8月3日閲覧 [リンク切れ]
  2. ^ a b c 『堺市立ビッグバン指定管理者業務仕様書』堺市、2020年11月、2頁。 
  3. ^ a b c d e f g 建物概要”. 屋内遊び場 堺市立ビッグバン. 指定管理者:株式会社丹青社 (2021年4月). 2021年8月3日閲覧。
  4. ^ 山本, 裕「松本零士氏が名誉館長辞任」(PDF)『泉北コミュニティ』第2160号、有限会社コミュニティ、大阪府堺市、2021年11月11日、2頁、2022年8月13日閲覧“松本零士氏が6月で、名誉館長を辞任していたことがわかった。他府県の施設でも、同時期に役職を辞任していたという。” 
  5. ^ “ビッグバン、堺市がリニューアルし再開 トリック写真が撮れる階段も”. 泉北金剛コミュニティ (有限会社コミュニティ). (2021年7月2日). https://sencomi.com/communication/townnews/20210708-senboku-kongou-3/ 2022年8月13日閲覧. "府立としての歴史に3月末で幕を下ろした後、リニューアル工事を実施。ゴールデンウィークに合わせて堺市立としてお披露目する予定だった" 
  6. ^ 堺市立ビッグバン」『堺観光ガイド』、(公社)堺観光コンベンション協会、2021年7月、2021年8月3日閲覧 
  7. ^ “橋下知事「費用対効果は?」 松本零士氏と意見交換”. 朝日新聞com. (2008年2月24日). http://www.asahi.com/special/08002/OSK200802230094.html 2021年8月3日閲覧。 


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