堀江メール問題
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類似事件
この問題と類似した問題として、当時の衆議院議員楢崎弥之助が1983年に衆議院予算委員会で喧伝した自衛隊クーデター計画問題がある。こちらは楢崎に情報提供した自称自衛官は自衛官ではなく、詐欺で当時全国に指名手配されていた人物だと判り、自衛隊クーデター計画自体が存在していないことが判明。楢崎は国会を混乱させたとして新聞に謝罪広告を掲載し、この影響で同年の総選挙で落選した。なお、楢崎は堀江メール問題に対しては民主党の対応に苦言を呈しており、2006年3月4日放送の『ブロードキャスター』では、永田と比べて楢崎の国会発言は的確であったような報道がされていた。
その他
後に民主党の政治資金収支報告書によると、2007年5月28日に上述の永田議員が5日間入院した八幡厚生病院(北九州市八幡西区)に対して、政治活動費から渉外費と言う名目で1千万円(1日当り2百万円)が支払われた事が判明している。
脚注
関連項目
外部リンク
- 「メール」問題についてのお詫び(民主党web-site)
- 自民党からの公開質問状に対する回答(民主党web-site)
- 民主党 「メール」問題検証チーム報告書(民主党web-site)
- 平野総合調整局長、「メール」問題の外部調査報告書を発表
- 「Dumontのフリージャーナリストの件」( 民主党 藤末健三 公式ウェブサイト)
- 「雑誌デュモンについて」( 民主党 松本大輔 ブログ 2006/03/07)
- 「政策空間」内「題材:メール騒動の黒幕にされる」(2006年09月10日 大西健介)[リンク切れ]
- 「まぶちすみおの「不易塾」日記」内「題材:メール問題のその後」(2006/3/08 馬淵澄夫)
- 「民主党と遂に和解。そして来年の参院選」(2009/12/29 元ライブドア社長 堀江貴文)
- ^ 国会会議録検索システム「衆議院会議 第164回国会 予算委員会 第13号」
- ^ 朝日新聞 2月18日社説「メール疑惑 民主党の信用が問われる」
- ^ “前原代表ら民主執行部「偽メール問題」で総退陣”. J-CASTニュース. (2006年3月31日) 2021年11月30日閲覧。
- ^ 前原誠司「民主党:「メール」問題についてのお詫び」民主党 WEBサイト、2006年3月2日。謝罪の対象は「国民のみなさま、自民党・武部幹事長と同氏のご次男をはじめ、関係者のみなさま」とある。
- ^ 堀江のTwitterにおける2009年9月27日の発言。
- ^ 「民主党と遂に和解。そして来年の参院選」(2009/12/29 元ライブドア社長 堀江貴文)
- ^ a b 「2ちゃん」削除名目で詐欺容疑=男逮捕、国会偽メール仲介者-警視庁
- ^ 大鹿靖明『ヒルズ黙示録・最終章』(初版)朝日新聞社〈朝日新書〉(原著2006年11月30日)、p. 171頁。ISBN 4022731133。
- ^ 藤末健三 (2006年3月6日). “Dumontのフリージャーナリストの件”. 民主党参議院議員 ふじすえ健三. 2008年11月19日閲覧。
- ^ 「雑誌デュモンについて」( 民主党 松本大輔 ブログ 2006/03/07)
- ^ 「馬淵澄夫 ブログ」(2006/3/08)
- ^ 「政策空間」 2006年09月10日 大西健介[リンク切れ]
固有名詞の分類
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