そば【蕎=麦】
読み方:そば
1 タデ科の一年草。高さ40〜70センチ。茎は赤みを帯び、葉は心臓形で先がとがる。夏または秋、白色や淡紅色の花びら状の萼(がく)をもつ小花を総状につける。実は三角卵形で緑白色、乾くと黒褐色になり、ひいてそば粉を作る。中央アジアの原産で、古く渡来し栽培される。そばむぎ。くろむぎ。《季 花=秋》「山畠や—の白さもぞっとする/一茶」
2 《「蕎麦切り」の略》蕎麦粉につなぎを加え、水でこねて薄く延ばし、細く切ったもの。ゆでてつけ汁につけたり、汁をかけたりして食べる。
そば‐むぎ【×蕎麦】
そま‐むぎ【×蕎麦】
ソバ
そば (蕎麦)
蕎麦(そば)
蕎麦
蕎麦
蕎麦(そば)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/13 14:01 UTC 版)
江戸時代でも大衆料理。かけそば六文、天そば十六文(約四百円)。
※この「蕎麦(そば)」の解説は、「もののて」の解説の一部です。
「蕎麦(そば)」を含む「もののて」の記事については、「もののて」の概要を参照ください。
蕎麦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 04:11 UTC 版)
蕎麦(蕎麦粉)の製造工程に寒ざらしの手法を用いることがある。秋の新蕎麦を実のままで俵に詰め、清流に寒のうちの30日間、漬けておく。晴天の続いた日を見計らって、よく干し上げる。食べる時は、外皮を取り去り、挽き出すと、色も白く舌ざわりもよい。 『本朝食鑑』では、旧暦12月に、熟した秋蕎麦を粒のままで水に30日間浸した後、立春の日に取り出し日光でよく乾かして、俵に入れ、冷暗所に保管すると、数年を経ても腐ることがない。食する時には必要な量だけ取り出して製粉する、ということが書かれている。 長野県伊那市高遠町は寒冷な土地であり、川もあることから寒ざらしの蕎麦を作るのに適していた。江戸時代には、徳川将軍家への献上品として寒ざらしの蕎麦を送る慣例があった。 山形県では、古文書に基づいて、寒ざらしそばを復活再現している。 岐阜県の高山市荘川でも、荘川そばの店で、寒ざらしそばが期間限定として、毎年6月に出されている。 長野県上水内郡信濃町の郷土料理に、打った蕎麦を寒ざらししてつくる凍り蕎麦がある。
※この「蕎麦」の解説は、「寒ざらし」の解説の一部です。
「蕎麦」を含む「寒ざらし」の記事については、「寒ざらし」の概要を参照ください。
蕎麦
「蕎麦」の例文・使い方・用例・文例
蕎麦と同じ種類の言葉
- >> 「蕎麦」を含む用語の索引
- 蕎麦のページへのリンク