ねん‐ぐ【年貢】
年貢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/11 15:38 UTC 版)
年貢(ねんぐ)は、日本史上の租税の一形態。律令制における田租が、平安時代初期 - 中期に律令制が崩壊・形骸化したことにともなって、年貢へと変質したが、貢租(こうそ)という別称に名残が見られる。その後、中世・近世を通じて、領主が百姓(農民でなく普通の民を指す)を始めとする民衆に課する租税として存続した。主に、米で納めるため、その米を年貢米(ねんぐまい)と呼ばれた。
- ^ “2.中世(鎌倉時代〜戦国時代):中国四国農政局”. www.maff.go.jp. 2021年5月17日閲覧。
- ^ a b c 新田一郎『日本の歴史11 太平記の時代』講談社、2001年、231頁、ISBN 4-06-268911-1。
年貢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 08:12 UTC 版)
年貢率は江戸前期で四公六民、後期で五公五民であった。他に畑作の大豆による現物納もあった。
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「年貢」の例文・使い方・用例・文例
- 統治者に年貢を納める
- ついに年貢の納め時が来たか。
- 年貢の納めどきがきた.
- 年貢を納める
- 年貢を取り立てる
- 年貢米
- これが年貢の納めじまいだ
- もう年貢の納め時だ
- 中世,名主や地頭が納める年貢
- 年貢米に対する通行税としての上米
- 上納するための年貢物を運ぶこと
- 年貢として納める米
- 昔の荘園制という制度下で,荘園の事務を取り扱い,年貢を徴収する役職
- 昔の荘園制という制度下で,荘園事務を取り扱い,年貢を徴収する人
- 江戸時代,大阪の蔵屋敷という,諸大名が年貢米などを販売するたの倉庫兼取引所に諸藩の新米が運ばれること
- 江戸時代,大名の蔵屋敷という倉庫兼取引所に出入りして,年貢米の出し入れや販売を行った商人
- 江戸時代,藩が,蔵屋敷という倉庫兼取引所に貯蔵し販売した年貢米や国産物
- 江戸時代,大名や寺社が,年貢米や特産物を保管し販売するために設けた屋敷
- 小手形という年貢に対する領収書
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