地頭とは? わかりやすく解説

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地頭


じ‐あたま〔ヂ‐〕【地頭】

読み方:じあたま

大学などでの教育与えられたのでない、その人本来の頭のよさ。一般に知識多寡でなく、論理的思考力コミュニケーション能力などをいう。「—がいい」「—を鍛える」

かつらなどをかぶらないそのままの髪の頭。地髪(じがみ)。


じ‐がしら〔ヂ‐〕【地頭】

読み方:じがしら

能で、地謡(じうたい)の統率者。横2列に並んだ後列中央位置する狂言地謡にもある。

能の大鼓小鼓特殊な手配りの名称。舞の中で、テンポ速めるために用いられる


じ‐とう〔ヂ‐〕【地頭】


地頭 (じとう)

平安時代末から鎌倉時代末に荘園しょうえん]や国司[こくし]の土地支配するために置かれた職です。税の取り立て治安維持などが主な仕事でした。


地頭

読み方:ジトウ(jitou)

鎌倉・室町時代職名年貢徴収検断下地管理などを行った


地頭

読み方:ジトウ(jitou)

所在 京都府舞鶴市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

地頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 13:47 UTC 版)

地頭(じとう)は、鎌倉幕府室町幕府荘園国衙領公領)を管理支配するために設置した職。地頭職という。守護とともに設置された。


注釈

  1. ^ この「尼にしてしまうぞ」は、女性の頭を剃ってしまう、つまり坊主頭にするという意味であって、出家させるという意味ではない。
  2. ^ a b 1段(反)は概ね米1の収穫が上げられる田の面積とされていたので、想定される収穫の約5%が徴収されることとなる。
  3. ^ 小笠原氏は、後鳥羽上皇方に付いた佐々木氏に代わって、阿波国守護にも任じられている。阿波へ移住した一族の中から、後に三好氏が出る。
  4. ^ 西日本ではないが、三河国の守護職と荘園の地頭職を獲得した足利氏も、吉良氏をはじめとする支流が、この時期に三河へ多数移住している。

出典

  1. ^ 荘園公領の秩序と安定をもたらしたなどの功績により、朝廷源頼朝へ高い官位や大功田などを授けた。
  2. ^ 島津家文書元暦二年八月十七日源頼朝下文』より。なお、元暦2年は8月14日までであるが、鎌倉まで伝わるのが遅れたことによるものか。
  3. ^ 菱沼一憲『中世地域社会と将軍権力』(汲古書院、2011年)P140-147
  4. ^ 健治元年10月28日付紀伊国阿弖河荘上村百姓等申状「高野山文書」
  5. ^ 上横手雅敬「地頭概念の変遷」『日本中世政治史研究』塙書房、1970年
  6. ^ 保立道久「平安時代の国家と荘園制」『中世の国土高権と天皇・武家』校倉書房、2015年(原報告:1992年)
  7. ^ 古賀登「唐の青苗銭・地頭銭について」(『両税法成立史の研究』雄山閣、2012年)
  8. ^ 平家没官領に対しても朝廷の巻き返しがあり、後白河法皇は3月に平家没官領の丹波国五箇荘を院領にするよう命じている(『吾妻鏡』文治2年3月8日条)。
  9. ^ 公事方御定書第三条『御料一地頭地頭違出入並びに跡式出入取捌之事』
  10. ^ a b 参照:野田敏夫校訂「飫肥藩分限帳」(昭和49年12月3日、日向文化談話会発行)所収
  11. ^ a b 黒龍会 編『西南記伝』 下巻二、黒龍会本部、1911年4月。NDLJP:773389 


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