M11Xシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 08:19 UTC 版)
成型色が透明ではなくなり、メッキパーツのミクロブレストは体内に内蔵されたという設定によりなくなった。全体にメカニックな印象でシャープであり、極端に細くデザインされたウェストが特徴。ボディの成型色は(A)胴体・腕・大腿・足、(B)腰部・脛の2色で構成され、手首は白で共通。メンバーは名前のイニシャルがBで統一されている。M111ボブソン (A)青 (B)白 カプセルのベッドの成型色はオレンジ。 M112バーンズ (A)白 (B)水色 カプセルのベッドの成型色は朱。 M113ボビー (A)赤 (B)白 カプセルのベッドの成型色はアイボリー。 M114ブラッキー (A)黒 (B)黄 カプセルのベッドの成型色はレモンイエロー。 M12Xシリーズ 顔つきや上腕などM11Xに比べややマッシブで、脛パーツが当時(1970年代)流行だったパンタロン風にデザインされているのが特徴。ボディの成型色は(A)胴体・腕・大腿・足、(B)腰部・脛の2色の色分けで構成され、M11Xでは各人異なっていた(B)および手首は白で統一されている。イニシャルはM。M121メイスン (A)赤 (B)白 カプセルのベッドの成型色は薄青。 M122マイケル (A)水色 (B)白 カプセルのベットの成型色は濃いピンク。 M123ミラー (A)クリアーグリーン ※ただし足首パーツは軟質樹脂のため透明度が低い (B)白 カプセルのベッドの成型色は白。 M124マックス (A)黄 (B)白 カプセルのベッドの成型色は赤。 ※以上2シリーズには胸・手首・脛に貼りつけるシールが付属。また、テレビマガジン版コミカライズへの登場は無いものの、1980年の商品カタログに「ミクロマンたんじょうの年表」として森藤よしひろによるイラストが掲載されていた。 M20Xシリーズ M10Xシリーズを再設計し、トミカなどのミニカーやポピーの「超合金」のような重量感あふれるダイキャスト製にしたもので、スーパーミクロマンと言う名称が与えられた。シリーズでも類を見ないロングブーツを履いているようなデザインが特徴。販売形式はM11Xから共通のカプセル内同梱の上に外箱封入というデラックスタイプ。背中のジョイント穴がないため、ビークルや基地などのシートに固定する場合は、輪ゴムで固定するよう説明書きされていた。胴体およびブーツは個別色の焼付塗装、腕・脚部は下地メッキ、ミクロブレストはライトゴールドメッキ、手首は白に統一。イニシャルはR。M201ロビン 個別色は赤、ミクロブレストはM103タイプ。カプセルのベッドの成型色は黒。 M202ロバート 個別色はメタリックグリーン、ミクロブレストはM101タイプ。カプセルのベッドの成型色は朱。 M203ロッキー 個別色はメタリックブルー、ミクロブレストはM104タイプ。カプセルのベッドの成型色はレモンイエロー。 M21Xシリーズ M11Xシリーズをアレンジしたような精悍なボディーが特徴のスーパーミクロマン第2弾。ミクロブレストはM11Xシリーズ・M12Xシリーズ同様に廃止されている。飛行能力を持つという設定で、背中に装備された5mmジョイントに装着するワンタッチ開閉式のウィング・バックパック「ダッシュウィング」と着脱可能な軟質素材の青いヘルメットが付属する。販売形式はM20Xシリーズ同様だが、化粧箱は「ダッシュウイング」梱包部分を含めた横2層構造で幅広のデザインとなっており(ただし仕切り板などはない)、「ダッシュウイング」は発泡ウレタンで包んで封入されていた。他のシリーズではほぼシルバーに統一されている頭部パーツのメッキがクリアーカラーでコーティングされ個別色になっている。胴体および脛・足首は個別色の焼付塗装、腕・脚部は下地メッキ、手首は白。イニシャルはK。M211ケン 個別色はメタリックゴールド、ダッシュウイングはクリアーイエロー。カプセルのベッドの成型色は白か黒。 M212カリー 個別色はメタリックイエローグリーン、ダッシュウイングはクリアーグリーン。カプセルのベッドの成型色は白か黒。 M213キム 個別色はメタリックブルー、ダッシュウイングはクリアーブルー。カプセルのベッドの成型色は白か黒。 M22Xシリーズ スーパーミクロマン第3弾。M20Xシリーズの上半身パーツをM10Xシリーズ第4期の仕様へ変更し、さらにブレストを外して装着する「ハンドバズーカ」を付属させたもの。番号が新規扱いになっているが、M20Xシリーズと名前は同じである。バズーカは背中の5mmジョイント穴にもセット可能で、ロケットブースターのようにしても遊べた。販売形式はM21Xシリーズと同じ。イニシャルはM20Xシリーズと名前は同じなのでR。M221ロビン 色はM201と同様。ハンドバズーカはクリアーレッド。カプセルのベットの成型色は黒。 M222ロバート 色はM202と同様。ハンドバズーカはクリアーグリーン。カプセルのベットの成型色は赤。 M223ロッキー 色はM203と同様。ハンドバズーカはクリアーブルー。カプセルのベットの成型色は黄。 M13Xシリーズ スパイマジシャンと呼ばれMCIAの諜報員と言う設定である。このシリーズでは他と異なり共通のカプセルは付属せず販売形式はアクロイヤーと同様のブリスター封入(外箱入り)だった。メッキのスティックとブレスレットが追加パーツとして付属。胴体にもメッキパーツが復活している(ただし取り外し不可)。厳密にはシリーズ全員がスパイマジシャンチームのリーダーとなる立場。頭部の形状はM12Xシリーズと共通、腕・腰部・脛の形状はM11Xタイプと共通である。このため厳密には新規金型は胴体のみと言える。ボディの成型色は(A)胴体・腕・大腿・足、(B)腰部・脛の2色の色分けで構成され、胴体のシルバーメッキパーツおよび手首は共通。手首に関しては通常の白でなく黒を採用しているのが特徴。イニシャルはD。M131ディック (A)青 (B)黒 ブリスターの緩衝材の色はライトグリーン。 M132ダン (A)赤 (B)白 ブリスターの緩衝材の色は黄。 M133ダニー (A)黒 (B)朱 ブリスターの緩衝材の色は水色。 M134デビット (A)深緑 (B)白 ブリスターの緩衝材の色はオレンジイエロー。 M14Xシリーズ スパイマジシャン。メッキのスティックとブレスレットが追加パーツとして付属。頭部の形状こそM11Xシリーズと共通だが、流用の多いM13Xシリーズと違い、他は新規設計で胴体には筋肉を模したパーツがついている、脛パーツが上下二重構造になっている、配色パターンがそれまでと異なり複雑で4体共通ではないなど、かなり特別な印象を与える。ボディの成型色の配色は(A)胴体、(B)腹部パーツ、(C)腕、(D)、腰部・脚部・脛の上半分、(E)脛の下半分、(F)足で以下の通り。手首は白。イニシャルはH。M141ヘンリー (A・F)白 (B)クリアーレッド (C・D・E)青 ブリスターの緩衝材の色はオレンジイエロー。 M142ハドソン (A・D・F)クリアーグリーン (B)クリーム色 (C・E)黒 ブリスターの緩衝材の色は水色。 M143ホームズ (A・F)黄 (B)クリアーブルー (C・D)群青 (E)白 ブリスターの緩衝材の色はライトグリーン。 M144ハワード (A・D・F)黒 (B)水色 (C・E)黄 ブリスターの緩衝材の色は黄。 M15Xシリーズ ミクロマンコマンドと呼ばれる(ミクロマンコマンド1号)。腹に蓄光素材が使われ、太腿には側面に3mmのジョイント穴が設けられ、翼型のメッキの追加パーツ「反重力ジャンパー」を装備出来、飛行能力を持つという設定(以下コマンドシリーズは全て同じ仕様)。古代遺跡をモチーフとしており、モアイ像型のカプセルに入り、腹にはナスカの地上絵を模したゴールドのメッキパーツを持つ。顔も含め、流用はない新規設計。ボディの成型色はM11XシリーズおよびM13Xシリーズを一部踏襲し(A)胴体・大腿(B)腰部・脛の基本2色で構成、手首は白、足首は黒で統一され、以降のシリーズの標準フォーマットといえる。また、それぞれのカプセルの形状は共通であるが、(A)の胴体と同一の色で成型され、透明なM153エルダを除き、中身を見ることができないものになっている。イニシャルはE。M151イースト (A)水色 (B)黒 M152エリック (A)赤 (B)白 M153エルダ (A)クリアーブルー (B)白 M154エバンス (A)黒 (B)黄 M16Xシリーズ ミクロマンコマンド(ミクロマンコマンド2号)。腹に蓄光素材が使われ、ファラオ像の髪の部分を模したと思われるデザインの「反重力ジャンパー」が付属。古代遺跡をモチーフとしており、ツタンカーメン像型のカプセルに入り、腹の五角形の蓄光パーツの表面には薄くヒエログリフ風のレリーフが設けられている。ボディの成型色は(A)胴体・大腿、(B)腰部・脛の色分けで構成され手首は白、足首はM15Xシリーズ同様黒で統一。カプセルに関してはM15Xシリーズ同様、(A)の胴体と同一色でM163スミス以外は不可視である。イニシャルはS。M161シェリフ (A)青 (B)白 M162サンダー (A)朱 (B)黒 M163スミス (A)クリアーグリーン (B)黄 M164サミー (A)シルバー ※塗装ではなく微細金属粉末混入成型による(B)黒 M17Xシリーズ ミクロマンコマンド(ミクロマンコマンド3号)。胸に蓄光素材が使われ、太腿にはブースター型のメッキの追加パーツ「反重力ジェット」がある。古代遺跡をモチーフとしており、遮光器土偶のカプセルに入り、胸の蓄光パーツは遮光器そのものである。両手首にもメッキパーツ「ディスカッター」が追加されている。ボディの成型色は全身同一色のM122テツヤ以外は(A)胴体・大腿(B)腰部・脛の2色で構成される。手首と足首に関しては、M152テツヤも含めM15XシリーズおよびM16Xシリーズ同様に手首=白と足首=黒で統一。「日本で誕生した」という設定から名前もそれまでの英語名なものから和風なものになった。カプセルが(A)の胴体と同一の成型色なのはM15Xシリーズ・M16Xシリーズと同様で、クリアー成型のいないこのシリーズでは全員不可視である。イニシャルはT。M171タクマ (A)赤 (B)黒 M172テツヤ (A)ガンメタル (B)ガンメタル ※M154サミー同様、塗装ではなく微細金属粉末混入成型による M173タツヤ (A)白 (B)青 M174ツヨシ (A)青 (B)黄 M18Xシリーズ レディコマンド。ミクロマンシリーズ初の女性型で、腰パーツが一回り小さく作られ、その上にスカートパーツをはいていた。ミクロマンコマンドシリーズの中で唯一、いわゆる古代遺跡をデザインモチーフとしていない。他の差異といえば、胴体にも蓄光パーツが使用されておらず、代わりに腹部に太陽をイメージさせるバックル状のデザインがある点があげられる。また「反重力ウィング」のデザインは、シャープな印象のM14Xシリーズの翼に比べ、より柔らかな印象の曲線を用いた羽根を採用、ミクロマンコマンドシリーズ共通の太腿側面に加え、3mmジョイント穴を設けた背中にも装着でき、その場合はまるで「天使」のような外見になる。アメリカで蘇生したという設定で、自由の女神像を模したカプセルに入っている。ボディの成型色は(A)胴体・大腿、(B)スカート・脛・足首の色分けで構成され手首は白。ミクロマンコマンドシリーズの「足首を黒で統一」というフォーマットは採用されておらず、スカートや脛と同色になっている。カプセルは(A)の胴体と同一の成型色という点は同じである。イニシャルはA。M181アン (A)赤 (B)白 M182アリス (A)水色 (B)濃赤 M183アニー (A)緑 (B)オレンジ M184アイ (A)ピンク (B)黒 M23Xシリーズ ポリスキーパー。これ以降のMナンバーに関しては、190番台を飛ばしてスーパーミクロマンシリーズの続きの230番台からつけられている。「パルサーショット」というバックパック付の銃が付属している。このシリーズおよびミクロナイトとフードマンでは台座部分が追加装備された新デザインの共通カプセルに梱包されるようになる。これは、カプセルを寝かせた状態で、2つ並んだ5mmジョイントに足裏の穴に挿して立たせ「台座」とすることができるという物で、成型色は白、カバー(蓋)はクリアーで統一されている。ボディの成型色は(A)胴体・大腿、(B)腰部・脛の色分けの2色、手首は白、足首は黒で統一と、以降のシリーズはミクロマンコマンドの配色構成を踏襲している。イニシャルはA。M231アーノルド (A)赤 (B)白 M232アーサー (A)青 (B)白 M233アレックス (A)クリアーグリーン (B)黄 M234アントニー (A)黒 (B)黄 M235アーロン (A)クリアーオレンジ (B)白 M236アラン (A)白 (B)青 MCXシリーズ ミクロナイトと呼ばれる、ポリスキーパーをサポートするロボットで、各単体には名前がない。3ユニット毎2期に亘って発売された。デザインは中世の騎士の甲冑そのもので非常に精密な装飾モールドが施されている。また腹部にある楕円形のモールドを優先し、腰部パーツが分割されていないため従来よりも可動範囲は制限されている。全体に単一色のメッキ処理がされていて、体色と同じメッキパーツの盾を持つ。武器はポリスキーパーと同じ「パルサーショット」で、成形色の黒も共通している。後年の復刻時には新規設計された専用の「槍(ランス)」と「剣(ソード)」が添付された。手首は白、足首は黒で統一。販売形式は、ポリスキーパーと共通形状のカプセルへの梱包型単体販売。カプセルの成型色はポリスキーパーの白に対して、ラメ混入のクリアーブルーとなっている(カバー部のクリアー成型は変更無し)。MC13のみ復刻時の色がオリジナルと色合いが異なる(浪漫堂による復刻版「ミクロマン21」発売時と同色)。また、同復刻時に真紅のメッキバージョンがカラーバリエーションの「MC7・フレイムハイパー」として「アーデンA350ルキファー」とセットで『ハイパーホビー』誌上にて限定通販されている。MC8(シルバー) 通常の頭部同様の無色のシルバーメッキ。 MC9(ゴールド) クリアーオレンジイエローがコーティングされたゴールドメッキ。 MC10(アイアン) クリアーダークブラウンでコーティングされている。「焼鉄色」に近似(再現性の問題で浪漫堂復刻版「ミクロマン21」では発売されなかった) MC11(ブルー) M103ジェシーと同様のクリアーブルーがコーティングされたブルーメッキ。 MC12(カッパー) クリアーオレンジがコーティングされたカッパーメッキ。 MC13(グリーン) クリアーイエローグリーンがコーティングされている。復刻版(タカラ・浪漫堂共)ではより青みが強く少々薄いグリーンになっている。 M25Xシリーズ シリーズ名はレスキュー隊員だがレスキューコマンドとも呼ばれる。災害やアクロイヤーの攻撃から人々を救う。ポリスキーパーと同じ「パルサーショット」を装備。Mナンバーはポリスキーパー直後にもかかわらず240番台を飛ばし、250番台から始まっている。M251の名前「ロビン」がスーパーミクロマンM201・M221と重複しており、シリーズ毎のイニシャル統一の原則も無くなり、商品としての位置づけの変化を示している。カプセルは台座部分をレスキュー基地のシルエットを模したデザインに、さらに板ばね式で弾くとジャンプする透明チューブに入った蓄光のマイクロフィギュアのギミックが追加された新デザインのものに変更された。カプセルの成型色が白、カバー部のクリアーはポリスキーパーを踏襲している。ミクロマン自体のボディの成型色は(A)胴体・大腿、(B)腰部・脛の2色構成、手首は白、足首は黒で統一と標準フォーマットに準ずる。この時期は商品全般の配色に中間色でなく原色が多用されたり、後述のCMにおける演出バッシングの影響をもろに受けたシリーズであり、最初の「ミクロマン離れ」が起きたシリーズでもある。M251ロビン (A)オレンジ (B)黒 M252ウィリアム (A)青 (B)白 M253リチャード (A)薄青 (B)白 M26Xシリーズ M25Xシリーズと同時に発売されたシリーズで、ディテールの違いはあるが、独自の特徴はない。ボディの成形色は(A)胴体・大腿、(B)腰部・脛の色分けで構成され手首は白、足首は黒で統一という標準フォーマット。カプセルの色はM25Xシリーズと同じ白である。M261クレス (A)赤 (B)白 M262アダム (A)黄 (B)黒 M263ジェームス (A)緑 (B)白 M27Xシリーズ このシリーズから「パルサーショット」がメッキ処理された「パルスガン」に変更されている。単体発売はM271レイクとM272レオンのみで、M273レオナード以降はマシーン付属として販売された。M275の名前「リチャード」がレスキュー隊員M253と重複している。久々にイニシャルがLで統一されそうだが、M274カールトン、M275リチャードの存在で統一ではなくなっている(リチャードはLではなくR)。ボディの成形色は(A)胴体・大腿、(B)腰部・脛の色分けで構成され手首は白、足首は黒で統一という標準フォーマット。カプセルの色もM25Xシリーズ、M26Xシリーズと同様、白である。M271レイク (A)青 (B)白 M272レオン (A)緑 (B)白 M273レオナード (A)オレンジ (B)黒 M274カールトン (A)黄 (B)黒 M275リチャード (A)緑 (B)黒 M28Xシリーズ M283とM284がマシーン付属として単体発売されなかったことが原因からか、M281とM283で「クラーク」という名前が同時期発売シリーズにも関わらず重複している。ニューミクロマンにおける商品毎の同一ナンバーの色違いではなく、Mナンバーが違うことから「別人」として設定されていることも、より混乱を招いている。ボディの成形色は(A)胴体・大腿、(B)腰部・脛の色分けで構成され手首は白、足首は黒で統一という標準フォーマット。カプセルの色もそれまでのレスキュー隊員シリーズと同じ白である。M281クラーク (A)赤(B)白 M282ライアン (A)黄(B)黒 M283クラーク (A)青(B)白 ※「ミクロマンジャイロ」に付属 M284フォスター (A)赤(B)黒 ※「レスキューマシン3・4・5号セット」に付属 レスキューサーボマン レスキュー隊員のサポートロボット。単体では発売されていない。分析系ロボットのデイターと攻撃系ロボットのミサイラーとの2体がいる。販売形式は発泡スチロール梱包のうえ、正面に透明窓を設けたブリスター形式で、カプセルは同梱されていない。ミサイラー(M252ウィリアムとセット) 赤いボディのロボットで、シルバーメッキのドリル状の頭部・腕・脚(足底がキャタピラ)を持つ。 デイター(M262アダムとセット) 青いボディのロボットで、丸いドーム型の頭部・キャタピラの脚部、シルバーメッキの腕を持つ。 ミクロマンブリザード 商品としての最大の変化を物語るシリーズ。10cmから二回り以上サイズが大型化、両手に巨大なモーターユニットを持たせ、背中に電池ボックス、ブーツを兼ねた台座の底はブラシとなっておりバイブレーション駆動するモーターの力で変則的に前進し、モーターユニット前面と台座のファン部分が回転するギミックを有する。左右に開かず一定の角度で固定された腕や分離不可能な両脚など、もはや「自由に可動するフィギュア」としての存在はほぼなくなっており、玩具的なフィギュア単体としてのギミックとしては後述のタイタンスペースナイトに非常に近く、前述の「搭載ギミックによるアクション」に重点が置かれている。販売形式は全品発泡スチロール梱包でカプセルは同梱されていない。 ファンクラブ会報やミニブックの解説によると、ガウス星へ移住したミクロマンの進化形と設定されている。 単体での武装は両手に持った-270℃の超冷凍光線を放つ「ブリザーストーム」。先端の小型プロペラがモーターで回転し、ユニットを付け変えると大型プロペラを射出することもできる。また、単体中ではシリーズ最大のサイズの商品でもある。B1、B2は単品販売、B3、B4は専用マシンとのセット販売。メンバーの名前は太陽系内の小惑星に由来する。ボディの成形色は(A)胴体・腕・大腿・脚部台座ファン、(B)ヘルメット・腰部・脛・脚部台座・ブリザーストーム前部、(C)背中の電池ボックス・ブリザーストーム後部=モーターユニット、(D)軟質樹脂製コードカバーおよびプロペラ類の4色で配色構成され、顔とブリザーストーム前面にはシルバーメッキが施されている。B1パレス (A)緑 (B)黒 (C)青 (D)赤 B2ジュノー (A)赤 (B)黒 (C)黄 (D)青 B3ベスタ (A)オレンジ (B)黒 (C)水色 (D)黄 ※「ミステリージェット スコーピオ」とセット B4セレス (A)青 (B)黄 (C)赤 (D)緑 ※「ミステリーバイク アクエリアス」とセット ミクロマンパンチ ブリザード同様ギミック重視の新ミクロマン。名前の通り、内蔵のスプリングで腕が動いてパンチを放つ。そのため胴体部はナイトと同じ一体成型。胸と足に磁石が組み込まれ、付属のアーマーパーツを脱着可能で、同梱の鉄板入りスタンドに立たせられる。前述のファンクラブ会報によると、星間帝王デスキングの侵攻を偵察に向かったレスキュー隊員「リチャード、ジェームス、レオナード、クラーク」の4人が戦死してしまい、ミクロマンブリザードたちの協力によってサイボーグとして蘇生されたという設定を持つ。パンチを振り下ろす「ハンマータイプ(脛の色が青)」と振り上げる「アッパータイプ(脛の色が赤)」の2種があり、槍状の個人武器・ヘルメット・アーマーが異なる。この時期の製品は既に刷新が決定していたのか、パンチ・ブリザード共に「詰め込めるだけのギミックを詰め込んだもの」となっており、玩具の出来としてだけ見れば完成度は高いが、人気的には今一つで「第2期ミクロマン離れ」を起こしたシリーズでもある。結果的にはこのシリーズを最後にその世界観ごとリニューアルされ、ニューミクロマンとなる。ボディの配色はミクロナイトシリーズと同じメッキパーツの(A)胴体・腕・大腿部とパンチのタイプに対応した単色プラ成型の(B)脛・アーマーという構成で、ヘルメットのみ赤なら青、青なら赤と逆の色が採用されている。グローブ状の手と磁石内臓の足首、武器や動力パイプ等は黒鉄色の軟質素材で共通している。名前はパンチから連想されるボクサーのキャラ名のみならず、強く逞しいイメージの男性キャラ名が当てられた。P01ジョー (A)オレンジメッキ (B)青=ハンマータイプ 改造前はM253リチャード P02ロッキー (A)ブルーメッキ (B)赤=アッパータイプ 改造前はM273レオナード ※M203/M223と重複する名前だが、映画「ロッキー」からの命名。 P03シルバー (A)シルバーメッキ (B)青=ハンマータイプ 改造前はM263ジェームス P04マグナム (A)アイアンメッキ ※ミクロナイトMC10アイアンと同色 (B)赤=アッパータイプ 改造前はM283クラーク P05アントニオ (A)ゴールドメッキ (B)青=ハンマータイプ ※「パンチロボ」とセット 改造前はM112バーンズで志願してパンチに。 P06ハルク (A)メタリックグリーン (B)赤=アッパータイプ ※「パンチジェット」とセット 改造前はM111ボブソンで志願してパンチに。
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