Dining carとは? わかりやすく解説

食堂車

(Dining car から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 01:44 UTC 版)

食堂車(しょくどうしゃ)とは、鉄道客車鉄道車両)の一種。広義には車内に調理を含む供食設備を設置する車両であることから本項ではビュッフェ車などについて、また日本国内とそれ以外の各国についてはそれぞれ分けて解説を行う。


注釈

  1. ^ サービス電源発電用ディーゼルエンジンを床下搭載するものの走行用ではないため形式はキクシとされた。
  2. ^ カフェカウンター車クシ718形の「クシ」は国鉄時代から通じても初めての形式記号である。
  3. ^ 運行開始当初は選択可能だったが、2018年4月以降はどちらかを季節限定販売へ変更。
  4. ^ 改造前に種車は一度廃車しており、落成に際して車籍復活の手続きが取られた。
  5. ^ キロシは国鉄時代を通じても初の形式記号である。
  6. ^ 後に登場したあそぼーい!ではカフェスペースを、A列車で行こうではバーを、それぞれ設置するもののこれらはビュフェとは呼称していない。
  7. ^ 製造直後にクイシニ551 - 560へ改番され、以降は格下げ改造などにより1932年までに食堂設備を撤去。
  8. ^ 23000系でも4号車に「シーサイドカフェ」と称する軽食を提供できる設備があり、電子レンジで温めたパエリアなどを提供したが早期に休止。2000年代後半以降は土休日にワゴンサービスが実施されていたが、2020年の新型コロナウィルス流行に伴う緊急事態宣言で休止となり、その後も復活することはなかった。
  9. ^ 国鉄・JR各社の用語では「ビュフェ」と表記されるが、車内の案内放送では車掌や食堂会社従業員が「ビュッフェ」と発音することもある。
  10. ^ それ以前に青函連絡船においては1947年に登場した洞爺丸型客載渡船で既に食堂調理室の完全電化を達成していた。
  11. ^ 現在のロビーカーに相当する扱い(当時は「サロンカー」と称した)で、夜間提供メニューは後の北斗星等の「パブタイム」のメニューに近いものであった。
  12. ^ 最初から冷房付で落成した理由は、ビュッフェ利用者に夏季でも快適な食事空間の提供をする目的や食材の腐乱防止の観点によるものであるほか、当時の列車トイレは垂れ流し式であったためビュッフェ部分の窓を固定窓にした上で汚物の飛沫がビュッフェ室内にまで飛散するのを防止する衛生面からの配慮もあった。
  13. ^ 松本運転所(現・松本車両センター)のサハシ165形は、電源供給の問題から1976年の営業休止後も1982年新前橋電車区(現・高崎車両センター)からクハ165形余剰車が転入するまで編成から外されなかった例がある。また583系電車では、編成全体の圧縮空気容量の関係からサシ581形の空気圧縮機(CP)も必要であった事情で編成から外すことができなかった。
  14. ^ 東海道新幹線開業に伴って151系電車が山陽本線の特急に転用された当初は東海道時代と同じだったが、その後クロ151形がクロハ181形に改造されたことで、「食堂車を境に等級が分かれる」形ではなくなった。
  15. ^ 2000年代においては在来線でも環境面の問題から循環式の汚水処理装置などを利用する例がほとんどである。
  16. ^ 新幹線のビュフェ車でも開業当初は汚水を走行中に外へ垂れ流していたが、沿線住民から苦情が多かったため床下タンクに溜めて駅で排出する方式に改善された。
  17. ^ 循環式汚物処理装置と呼ばれ、既にジェット航空機において採用されていたシステムを鉄道車両用に応用したものである。循環式は洗浄水の臭気などの問題もあり、後に真空式や清水空圧式などの汚物処理システムが実用化されるようになってからはそれらにとって代わった。
  18. ^ 急勾配区間である国府津駅 - 沼津駅間と馬場駅(現・膳所駅) - 京都駅間は非連結。
  19. ^ この他国有化された鉄道では関西鉄道讃岐鉄道成田鉄道の例がある。
  20. ^ それは1934年に東北本線常磐線函館本線の急行列車から一等車が廃止され、洋食堂車も和食堂車に変更されたものの、それらの線区では北海道樺太連絡の使命もあり、それらの地域に赴任する高級軍人や高級官僚などの利用もあったため、一等寝台の代わりに二等寝台特別室を設置した車両が連結された他、和食堂車に変更されたものの洋食堂車の時代に扱っていた高級な洋食も扱う必要もあったという事情もある。
  21. ^ 戦前の「櫻」→急行7・8列車、のちの「霧島
  22. ^ ビュフェの一角に冷蔵ネタケースや電気酒燗器を設置して寿司コーナーとしていた[55]。新幹線開業後の山陽線転出後に料理人(特に寿司職人)の確保が困難となり、次第に営業休止となり1972年3月すべての寿司営業が中止されるとともにサハシ153形の営業列車はなくなった。
  23. ^ これらはあくまで各列車におけるメニューの中核をなすものであり、列車・運転時期によって多少異なるがそれ以外にカレーライスやスパゲティなども提供されていた。
  24. ^ 営業開始を前に、乗務員をホテル内から募集したところ、30名程度の募集に対して、300名以上の応募者があったという。
  25. ^ 近鉄グループホールディングス傘下の都ホテルズ&リゾーツに所属。
  26. ^ 中華料理新潟県の郷土料理もあるユニークなメニュー提供が特徴であった。
  27. ^ 1999年に日本食堂と共同出資で設立。
  28. ^ 後の検証で出火原因は電気暖房関連の施工不良による電気配線からの漏電と判明した。
  29. ^ 1976年、高校生アルバイトとして日本食堂に採用され、食堂車で勤務。
  30. ^ JR北海道移行後は「おおとり」を最後に車内調理を中止している。
  31. ^ 「白山」は北陸新幹線長野暫定開業1997年10月に廃止。その後ラウンジカーを組込編成が昼行特急で運用される場合は、コンビニエンスコーナー部は車販基地として使用された。
  32. ^ 1984年(昭和59年)から「みずほ」については「簡易営業」としたため、時刻表上の表記も「ビュフェ」とした。
  33. ^ 「出雲」は1998年(平成10年)8月中旬に「サンライズ出雲」運転開始による下り列車のダイヤ繰り下がりで売店営業を終了。
  34. ^ 24系客車で運行していた列車(京都から山陰本線経由)。285系電車を使用する「サンライズ出雲」(岡山から伯備線経由)は運行を継続。
  35. ^ 廃止後もツアー専用列車として2016年(平成28年)3月22日の大阪駅着まで運転された。
  36. ^ 食堂車の利用は不可だが持ち込みによるサロンカーでの食事は可能。
  37. ^ 以前提供していた「プレヤデス弁当」やホットディッシュ・コールドディッシュなどが添えられた「ルームセット」については食堂車の厨房で調製していたが、特製2段重は事前に神戸淡路屋で製造されたものを大阪駅で搭載していた。
  38. ^ 「北斗星」でも遅延等の理由により札幌到着が夕方になる状況が見込まれる場合に限り、カレーライス限定でランチ営業が行われる場合がある。専用のメニューも用意されているが、提供されるカレーはパブタイムで提供されるものと同じであるほか、サラダは基本的に付かず、ライスとカレーはあらかじめ皿に盛りつけられた状態での提供となる。
  39. ^ JR北海道所属車は2008年(平成20年)3月で運用離脱。
  40. ^ 特に和定食は積込数が少なく早めに売切れることが多発した。
  41. ^ 勝田車両センター配置時はクハ650-12+モハ650-12+モハ651-12+クハ651-106のK206編成。2014年の大宮総合車両センター転出時に交流機器使用停止措置など直流化専用改造を施工し同所OM301編成になった。
  42. ^ 2016年4月に特化改造を施工し国府津車両センターへ転出。編成番号IR01を付与。
  43. ^ 36形食堂車が連結される以前は、ビュフェ車においてもセルフサービスではなくウェイトレスによる接客サービスを行っていた。
  44. ^ 輸送力増強以外にもこだまのビュフェの利用率が低く2両運営では採算性などで問題が多かったこと原因の一つだった。また「こだま」全編成の組み換えまでには至らず1973年8月以降もこだま用K編成47本中17本がビュフェ2両組み込みのまま1両は営業休止で売店扱いのままとされた。後に17本中10本は1975年から1976年にかけて編成中の1両を売店車に差し替えたが(差し替えられたビュフェ車については増備された「ひかり」編成に転用)、残り7本は1980年9月までビュフェ車2両組み込みのままとされた。
  45. ^ 1976年の22次車では狭窓に設計変更された1000番台が3両追加増備されており、36形は計99両が製造されている。
  46. ^ 当初は通り抜ける客に食事を見られないように、食堂と通路を隔てる壁に窓を設けていなかったが、利用客から「食事しながら富士山を見られない」というクレームが多かったことを受け、1979年以降に通路側壁面に窓(通称:マウント富士)を設置する改造を施工。
  47. ^ 36形の登場後は、ビュフェ車は売店・車内販売の基地としての機能をメインに飲物などの簡易なメニューもセルフサービスで行うと位置付けられたため。
  48. ^ 1978年11月よりおもに東京 - 博多間「ひかり」9本のグリーン車で試行。1979年5月より20本に拡大。料理長がメニューを持参して注文を受け付け、希望時間に座席まで届けるという形であったが、メニューは1000円以上の3 - 4品に限定されていた。
  49. ^ 当初は3月のダイヤ改正で終了予定であったが、1月17日早朝に兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)が発生し、新大阪 - 姫路間が不通になったのを受け営業停止。そのままダイヤ改正まで復旧しなかったため、結果的に1月16日の「ひかり」45号が最終営業列車となった。
  50. ^ 「ウエストひかり」用R62編成に組み込まれていた37-7302は、その後も営業運転に投入されて2008年3月14日に運用を離脱し、新幹線最後のビュフェ車となった。
  51. ^ もとは1961年9月に設立された「東海車販」を前身とする会社。この会社は各地で駅弁事業者や鉄道弘済会が出資して設立された駅弁車内販売業者のうちの一つで、東海道新幹線開業により新幹線の車内駅弁販売に進出した。当初、駅弁販売は東海車販、雑貨販売はビュフェ営業会社(日本食堂と帝国ホテル)が担当と1つの列車内で別々になっていたが、所要時間短縮による売上減少で赤字となったことから、1965年10月から1つの列車内における車内販売とビュフェ営業(のち食堂も)は同じ業者が行うことになり、1965年6月に東海車販から社名を改めたビュフェとうきょうもビュフェ営業に参入する[62]
  52. ^ 1973年に都ホテル本体から分社化[64]
  53. ^ 各社ともにメニューが異なっており(市販の大型時刻表には巻末のピンク色のページに各社の特徴的なメニューが記載されていた)、乗客の中にはわざわざ好みの会社が営業している列車に乗るというケースや、車内販売を兼ねていることから販売態度のよろしくない従業員が多いとされる会社を避けるといったことも見られた。
  54. ^ 帝国ホテル列車食堂は列車食堂からの撤退後、帝国ホテルエンタープライズに吸収合併された。
  55. ^ 定期旅客営業用の完全な新造客車食堂車としてはオシ24形以来26年ぶり。
  56. ^ スウェーデン語デンマーク語などの北欧言語で「乾杯」を意味するスコールにちなむ。また日本交通公社時刻表1967年10月号には伊豆急行のページに「スコールカー連結」の表示がある。
  57. ^ 6号車の個室からインターホンで注文できるシステムも備えていた。
  58. ^ 小田急3000形「SSE」が「あさぎり」として国鉄御殿場線に乗り入れていた際には、御殿場線の時刻表にはビュフェのマークが配されていた。
  59. ^ ドーム展望車の2階展望室直下に位置、隣に連結された食堂車厨房から料理をサーブ。
  60. ^ 食器としての質も高く鉄道会社独自のデザインが反映されたことから「レイルウェイ・チャイナ」と総称し、コレクションする趣味がアメリカでは盛んである。
  61. ^ 同社は当時の雑誌広告において自動販売機での軽食供給を「ソフトドリンクから温かい食事まで何でも安価で買える」「いつでも待たずに手軽に軽食が手に入るので家族連れに最適」と宣伝していた。[73]
  62. ^ 投入先が青蔵鉄道であり、気圧が低く車内を与圧して酸素濃度を引き上げるほどの高地では燃焼を伴う石炭コンロが不向きなため。
  63. ^ 気動車による特急列車には食堂車はないが、基本的に食事付きであり、途中で軽食が配られる(長距離列車においては複数回提供される)。

出典

  1. ^ 列車は人気レストラン 郷土料理・地元食材で歓迎 日本経済新聞、2016年5月28日
  2. ^ 2021年6月改正食品衛生法「営業許可制度の見直し」スタート- 株式会社内田ITソリューションズ 2021年1月21日
  3. ^ 食品衛生法への対応について- いすみ鉄道 2021年5月31日
  4. ^ カシオペア紀行 - びゅうトラベルサービス
  5. ^ 「JR電車編成表2014冬」ISBN 9784330424132 p.360。
  6. ^ 福島県にオリジナルスイーツとくつろぎの時間が楽しめる新しい列車がデビューします〜走るカフェ「フルーティア」〜” (PDF). 東日本旅客鉄道仙台支社 (2014年11月27日). 2015年3月4日閲覧。
  7. ^ クルーズトレインの新造について - 東日本旅客鉄道
  8. ^ カフェテリアのご案内 - 東日本旅客鉄道 サフィール踊り子公式HP
  9. ^ 七尾線観光列車 花嫁のれん - JR西日本
  10. ^ 新たな寝台列車の導入について - 西日本旅客鉄道
  11. ^ 観光列車「伊予灘ものがたり」の運行について - 四国旅客鉄道プレスリリース(2014年4月30日)
  12. ^ “JR四国、2代目「伊予灘ものがたり」デビューを前に沿線地域試乗会”. マイナビニュース. (2022年3月28日). https://news.mynavi.jp/article/20220328-2306084/ 2025年5月16日閲覧。 
  13. ^ “2代目「伊予灘ものがたり」お披露目 キハ185系ベースの観光列車 3号車「陽華の章」グリーン個室は必見! (3/4ページ)”. 鉄道チャンネル. (2022年2月21日). https://tetsudo-ch.com/12189442.html/3 2022年5月16日閲覧。 
  14. ^ “愛媛の観光列車 2代目「伊予灘ものがたり」運行開始”. 日本放送協会. (2022年4月3日). https://web.archive.org/web/20220402215648/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220403/k10013564931000.html 2022年5月16日閲覧。 
  15. ^ 四国まんなか千年ものがたり公式HP - 四国旅客鉄道
  16. ^ a b 鉄道ファン』第672巻第57号、交友社、2017年4月、72-73頁。 
  17. ^ 志国土佐 時代の夜明けのものがたり公式HP - 四国旅客鉄道
  18. ^ “西武の観光電車「52席の至福」が初運行 活性化へ非日常感を演出”. 東京新聞. (2016年4月18日). http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201604/CK2016041902000190.html 2016年4月30日閲覧。 
  19. ^ “旅するレストランが出発 西武鉄道初の観光電車、秩父路へ”. 埼玉新聞. (2016年4月18日). http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/04/18/07.html 2016年4月30日閲覧。 
  20. ^ 食事について - 旅するレストラン 52席の至福(西武鉄道)
  21. ^ よくあるご質問 - 旅するレストラン 52席の至福(西武鉄道)
  22. ^ カフェ車両 - 観光特急「しまかぜ」車両案内 近畿日本鉄道
  23. ^ 『鉄道ジャーナル』第578号 鉄道ジャーナル社 2014年12月 p110
  24. ^ a b “近鉄の新観光特急「あをによし」デビュー……種車「12200系」はどのような存在だったのか【コラム】”. 鉄道チャンネル. (2022年5月4日). https://tetsudo-ch.com/11966660.html 2022年5月16日閲覧。 
  25. ^ あをによし 車内メニュー - 近畿日本鉄道(2022年5月16日閲覧)
  26. ^ 西鉄初の本格的な観光列車 ネーミング・車両概要・デザイン決定! (PDF) - 西日本鉄道プレスリリース、2018年1月25日
  27. ^ a b “「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」が営業運転を開始”. 鉄道ファン. (2019年3月24日). https://railf.jp/news/2019/03/24/203000.html 2019年4月13日閲覧。 
  28. ^ 小佐野景寿 (2019年4月18日). “JR九州とは違う、西鉄「レストラン列車」の勝算 秘密兵器は車内の「窯」で焼く出来たてピザ”. 東洋経済オンライン. https://toyokeizai.net/articles/-/277227 2019年4月29日閲覧。 
  29. ^ 伊豆急行「THE ROYAL EXPRESS」アルファ・リゾート21が"水戸岡デザイン"に マイナビニュース 2016年11月17日
  30. ^ 恵知仁 (2017年7月17日). “伊豆観光列車「ザ ロイヤルエクスプレス」登場 その特徴は? 「ほんとに車内?」多数”. 乗りものニュース. https://trafficnews.jp/post/76435/ 2017年8月29日閲覧。 
  31. ^ 観光列車「一万三千尺物語」19年春から運行 あいの風とやま鉄道 日本経済新聞 2018年6月14日
  32. ^ “「一万三千尺物語」の営業運転開始”. 鉄道ファン. (2019年4月7日). https://railf.jp/news/2019/04/07/203000.html 2019年4月13日閲覧。 
  33. ^ ゆったりコース - のと里山里海号(のと鉄道)
  34. ^ 『海の京都』食と風景に出会う列車 「丹後くろまつ号」5月25日運行開始!”. 北近畿タンゴ鉄道. 2014年7月6日閲覧。
  35. ^ 広島電鉄、車内で食事できる路面電車「TRAIN ROUGE」公開…元大阪市電768号を改造
  36. ^ a b “平成筑豊鉄道で「ことこと列車」の営業運転開始”. 鉄道ファン. (2019年3月22日). https://railf.jp/news/2019/03/22/150000.html 2019年4月13日閲覧。 
  37. ^ 車内のご案内 - おれんじ食堂(肥薩おれんじ鉄道ウェブサイト)
  38. ^ いすみ鉄道公式ウェブサイト. “いすみ鉄道”. 2016年5月3日閲覧。
  39. ^ レストラン列車終了のお知らせ - いすみ鉄道(2022年11月23日閲覧)
  40. ^ ビュッフェ車 - トレたび 2010年9月1日
  41. ^ 鉄道友の会客車気動車研究会『日本の食堂車』ネコパブリッシング、2012年、24頁
  42. ^ a b c d e f 国内食堂車誕生111周年 - トレたび 2010年5月21日
  43. ^ 『客車略図 下巻』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  44. ^ 長船友則『山陽鉄道物語―先駆的な営業施策を数多く導入した輝しい足跡』、JTBパブリッシング、2008年、P.144。なお同所載の図によれば当初は長手方向に置かれた大テーブルの両側の席に旅客が着席する形だったようである。鉄道友の会客車気動車研究会『日本の食堂車』ネコパブリッシング、2012年、5頁には大型テーブルを配した車内写真が掲載
  45. ^ 長船、P.146。
  46. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』No.761 P.9。
  47. ^ 長船、P.143。
  48. ^ 『大正8年度鉄道院年報』1921(大正10)年、P.33。
  49. ^ 『鉄道省年報. 昭和9年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  50. ^ a b 昭和館特別企画展「世は旅につれ~昭和旅紀行」について”. 昭和館. 2020年8月23日閲覧。
  51. ^ 「鉄道旅行は不要不急だ」「機関士が運転台で撃たれて死んだ」戦争中、鉄道マンはいかに列車を走らせた?”. 文春オンライン (2020年8月17日). 2020年8月16日閲覧。
  52. ^ 決戦に備えて旅行を大幅制限(昭和19年3月15日 毎日新聞(東京) 『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p783 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  53. ^ 「特急つばめ 食堂車」No.CFSK-0059 中日映画社
  54. ^ 平石大貴「153系電車のプロフィール」『鉄道ピクトリアル』No. 944特集・153系電車、電気車研究会、2018年4月、pp. 22。 
  55. ^ 平石大貴「153系電車のプロフィール」『鉄道ピクトリアル』No. 944特集・153系電車、電気車研究会、2018年4月、pp. 16 - 17。 
  56. ^ 鉄道ピクトリアル』 1972年6月号 p.66
  57. ^ 鳥塚亮 (2019年5月25日). “国鉄(JR)から食堂車が消えた本当の理由”. Yahoo!ニュース エキスパート. 2024年4月27日閲覧。
  58. ^ “ブルトレ食堂車も廃止”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年3月18日) 
  59. ^ 伊豆クレイルに乗ろう - えきねっと
  60. ^ 食堂車が消えた理由は? 変わったそのあり方”. 乗り物ニュース(メディア・ヴァーグ) (2016年9月18日). 2020年11月9日閲覧。
  61. ^ 5月に死去したJR東海の葛西敬之氏、社長時代に明かしていた「新幹線食堂車を廃止した理由」 - 47NEWS・2022年7月6日
  62. ^ 『鉄道ピクトリアル』2014年10月号 通算895号 P.64-66
  63. ^ a b c d e 『鉄道ピクトリアル』 2014年10月号 通算895号 P.69-70
  64. ^ 『鉄道ピクトリアル』 2014年10月号 通算895号 P.67
  65. ^ 藤井信夫 『車両発達史シリーズ5 南海電気鉄道 上巻』 関西鉄道研究会、pp.93-94
  66. ^ 『小田急物語』 p.19
  67. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻405号 p.166
  68. ^ 『車両と駅の60年』 p.91
  69. ^ http://www.tt-museum.jp/growing_0200_oda1963.html
  70. ^ 『小田急電鉄のひみつ』p.160
  71. ^ 『鉄道ダイヤ情報』通巻145号 p.29
  72. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻829号 p.30
  73. ^ Southern Pacific (August 1963). “Quick lunch for families”. Trains: P.7. 
  74. ^ Bob johnston (July 2015). “Amtrak drops 'Silver Star' diner”. Trains. 
  75. ^ “さよなら「線路上のバー」 NY、通勤客に惜しまれ”. 産経新聞. (2014年5月10日). http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2014/05/10train/ 2014年5月16日閲覧。 
  76. ^ JOSEPH DE AVILA (2016年9月13日). “「客車バー」、米メトロノース鉄道で復活へ”. ウォール・ストリート・ジャーナル. http://jp.wsj.com/articles/SB12260954658240904189704582310453360733354 2016年12月13日閲覧。 
  77. ^ ナパバレー・ワイントレイン日本語版公式ウェブサイト. “ダイニング情報”. 2016年12月13日閲覧。
  78. ^ “23. Dezember 2014 – Einsatz der Rheinbahn-Speisewagen endet” (ドイツ語). Linie-D(デュッセルドルフ歴史交通ワーキンググループ). (2014年12月23日). http://www.linied.net/aktuelles_2014/2014_bistro.html 2020年12月26日閲覧。 
  79. ^ “Rheinbahn stellt Bistrowagen endgültig aufs Abstellgleis” (ドイツ語). RP Online. (2016年9月21日). https://rp-online.de/nrw/staedte/duesseldorf/rheinbahn-stellt-bistrowagen-endgueltig-aufs-abstellgleis_aid-18603139 2020年12月26日閲覧。 
  80. ^ a b c d e 阿部、岡田 p174-p176
  81. ^ a b 下川 pp134-135
  82. ^ “タイ国鉄の中国製新車両、12日に引き渡し”. newsclip.be. (2016年6月7日). http://www.newsclip.be/article/2016/06/07/29464.html 2016年6月21日閲覧。 
  83. ^ 40-chair plush dining car of iconic Deccan Queen is ready - ヒンドゥスタン・タイムズ - 2022年3月25日作成、2022年9月25日閲覧


「食堂車」の続きの解説一覧

Dining Car(食堂車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 04:01 UTC 版)

連合軍専用客車」の記事における「Dining Car(食堂車)」の解説

食堂車。軍番号2200番台。 2201 - ALBANY - スシ3757(スハシ4812) - 1946年6月番号指定 - 1949年12月解除 2202 - BLOOMINGTON - スシ383 - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2203 - HUDSON - スシ381 - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2204 - URBANABELTON - スシ1111号御料車) - 1946年6月番号指定 - 1951年4月解除 2205 - CEDAR RAPIDS - スシ386 - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2206 - ELMHURST - スシ3773(スハシ4828) - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2207 - OMAHA - スシ3770(スハシ4825) - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2208 - KIMBERLY - スシ384 - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2209 - PLATTSBURGH - スシ3752(スハシ487) - 1946年6月番号指定 - 1949年11月解除 2210 - MAYO - スシ3771 - 1945年12月改造 OY - 1946年6月番号指定 - 1949年3月解除 2211 - MATTOON - スシ3753(スハシ488) - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2212 - READING - スシ3769 - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2213 - MONTPELLIER - スシ3772(スハシ4827) - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2214 - ELKHART - コヤ6600(スシ6600) - 1946年1月改造 NB - 1946年6月番号指定 - 1946年7月解除 2215 - RAWLINS - スシ3749(スハシ484) - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2216 - SAVANNAH - スシ3758(スハシ4813) - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2217 - EAU CLAIRE - スシ3746(スハシ481) - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2218 - HURON - スシ3778(スハシ4833) - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2219 - CLARKSBURG - スシ3775(スハシ4835) - 1946年6月番号指定 - 1949年11月解除 2220 - NEWARK - スシ382 - 1945年10月改造 OY - 1946年6月番号指定 - 1952年4月解除 2221 - SALEM - スシ3868(スハシ4823) - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2222 - SHOREWOOD - スシ3751(スハシ486) - 1946年6月番号指定 - 1952年3月解除 2223 - SACRAMENTO - オシ3011(スハ32670) - 1945年11月改造 MO - 1946年6月番号指定 - 1951年10月解除 2224 - ANN ARBOR - スシ3776(スハシ4831) - 1946年12月指定 - 1952年3月解除 2225 - SANTA MONICA - スシ3756(スハシ4811) - 指定時期不明 - 1952年3月解除 2226 - HOT SPRINGS - スシ3754(スハシ489) - 1951年9月改造 MT - 1951年9月指定 - 1952年3月解除 2227 - CLIFTON FORGE - スシ3760(スハシ4815) - 1951年9月改造 MT - 1951年9月指定 - 1952年3月解除 2228 - STAUNTON - スシ3755(スハシ4810) - 1951年9月改造 TZ - 1951年9月指定 - 1952年3月解除

※この「Dining Car(食堂車)」の解説は、「連合軍専用客車」の解説の一部です。
「Dining Car(食堂車)」を含む「連合軍専用客車」の記事については、「連合軍専用客車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「Dining car」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「Dining car」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Dining car」の関連用語

Dining carのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Dining carのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの食堂車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの連合軍専用客車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS