日本国有鉄道とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 社会 > 社会一般 > 公共企業体 > 日本国有鉄道の意味・解説 

にほん‐こくゆうてつどう〔‐コクイウテツダウ〕【日本国有鉄道】


日本国有鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 00:22 UTC 版)

日本国有鉄道(にほんこくゆうてつどう、にっぽんこくゆうてつどう[注釈 1]英語: Japanese National Railways、英略称: JNR)は、日本国有鉄道法に基づき日本国有鉄道を運営していた公共企業体である。略称は国鉄(こくてつ)。


注釈

  1. ^ 鉄道総合技術研究所の提供する 鉄道技術用語辞典 や、高橋政士『詳解 鉄道用語辞典』山海堂 2006年などでは「にほんこくゆうてつどう」で記載されているが、米国特許(US 3865202、US 3822375、US 4134342など)ではNippon Kokuyu Tetsudoで出願されている。
  2. ^ 「国有鉄道(国鉄)」の呼称はもともと日本鉄道などの私設鉄道(私鉄)を国営化し明治政府開設の官設鉄道(官鉄)と統合した1906年(明治39年)「鉄道国有化」以降の国営鉄道網を指していたが[8]、公社化後は企業体である日本国有鉄道の略称としても用いられるようになった。
  3. ^ 「出来上がっても儲けにならない線区を国家の要請によつて国鉄が作るもの(日本国有鉄道諮問委員会 1960, p. 26)」
  4. ^ 昭和34年度の負担額は545億円で、国鉄収入の16%に相当[13]
  5. ^ 1984年実施。
  6. ^ 退職手当・年金など
  7. ^ 1986年1月28日および1988年(昭和63年)1月26日の閣議決定において「自主財源を充ててもなお残る事業団の債務等については最終的には国において処理する」とされた。

出典

  1. ^ 日本国有鉄道法第3条
  2. ^ a b c d e f 「国有鉄道』」第44巻9)(447)、交通協力会、1986年9月、doi:10.11501/2276895 
  3. ^ 日本国有鉄道法 第37条
  4. ^ 日本国有鉄道法 第5条
  5. ^ a b 「日本国有鉄道は、改革法附則第2項の規定の施行の時において、事業団となるものとする」日本国有鉄道清算事業団法附則第2条
  6. ^ 日本国有鉄道法 第2,5条
  7. ^ 日本国有鉄道法 第26,34条。なお国家公務員法は適用されない
  8. ^ 1941年(昭和16年)『日本ニュース』第38号
  9. ^ 『工部省沿革報告』1889年、p.3(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 世相風俗観察会『増補新版 現代世相風俗史年表 昭和20年(1945)-平成20年(2008)』河出書房新社、2003年11月7日、33頁。ISBN 9784309225043 
  11. ^ 「総数四六一名 国鉄の追放」『日本経済新聞』昭和25年11月15日3面
  12. ^ 日本国有鉄道諮問委員会 1960, p. 10.
  13. ^ a b 石山礼助『国有鉄道』第18巻第10-136号、交通協力会、1960年10月、doi:10.11501/2276996 
  14. ^ 日本国有鉄道諮問委員会 1960, p. 5.
  15. ^ 日本国有鉄道諮問委員会 1960, p. 19.
  16. ^ a b c d e 日本国有鉄道監査委員会『日本国有鉄道監査報告書 昭和59年度』(レポート)国立国会図書館デジタルコレクション、1985年8月、230-231頁。doi:10.11501/12066723 
  17. ^ 『昭和60年年次経済報告』経済企画庁、1985年8月15日。
  18. ^ 「国鉄、列車の指令系統変更へ」『朝日新聞』東京本社版朝刊、1986年12月2日付。
  19. ^ 日本国有鉄道監査委員会『日本国有鉄道監査報告書 昭和38年度』(レポート)国立国会図書館デジタルコレクション、1964年、6.統計資料。doi:10.11501/2521882 
  20. ^ 日本国有鉄道事務管理統計部 (1947–1964). 鉄道要覧 昭和34年度 (Report). 国立国会図書館デジタルコレクション. doi:10.11501/8798366
  21. ^ a b 『平成8年度決算検査報告』会計検査院、1998年3月。
  22. ^ 『日本国有鉄道清算事業団の財務調査結果の概要』総務庁行政監察局、1999年12月27日。
  23. ^ 『平成18年度日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律に定める施策の実施の状況に関する報告』国土交通省鉄道局、2008年1月。
  24. ^ 平成23年度日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律に定める施策の実施の状況に関する報告』国土交通省鉄道局、2013年2月。
  25. ^ 平成28年度日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律に定める施策の実施の状況に関する報告』国土交通省鉄道局、2018年2月。
  26. ^ 令和3年度日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律に定める施策の実施の状況に関する報告』国土交通省鉄道局、2023年2月5日。
  27. ^ 日本国有鉄道職員局労働課『日本国有鉄道労働運動史 : 資料 第32集(昭和51年)』(レポート)国立国会図書館デジタルコレクション、1980年。doi:10.11501/12171357 
  28. ^ 日本国有鉄道職員局労働課『日本国有鉄道労働運動史 : 資料』第36集(昭和55年)』(レポート)国立国会図書館デジタルコレクション、1984年。doi:10.11501/12171520 
  29. ^ 衆議院会議録・第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第11号 衆議院、1986年10月24日



日本国有鉄道(国鉄)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:49 UTC 版)

新得駅」の記事における「日本国有鉄道(国鉄)」の解説

根室本線旧線区間内の駅等は廃止

※この「日本国有鉄道(国鉄)」の解説は、「新得駅」の解説の一部です。
「日本国有鉄道(国鉄)」を含む「新得駅」の記事については、「新得駅」の概要を参照ください。


日本国有鉄道(国鉄)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 22:50 UTC 版)

大阪万博の交通」の記事における「日本国有鉄道(国鉄)」の解説

国鉄では、これを機に東海道新幹線「ひかり」編成をすべて16編成増強し「こだま」を主にして臨時列車多く設定した万博旅行の際に初め新幹線乗ったという人は多いといわれ、新幹線は「万国博の動くパビリオン」と呼ばれたまた、東海道本線茨木駅橋上駅舎化して駅前広場整備し会場までバス連絡とした。万博開催中は同駅に「万博東口駅」の副称をつけて快速列車の停車駅とし、万博終了後正式な快速停車駅格上げされた。開催当時大阪駅までの運賃60円だった。 さらに、名古屋駅 - 新大阪駅間快速エキスポ」号を1往復河瀬駅 - 茨木駅間と茨木駅 - 西明石駅網干駅間に快速「万博」号を計3往復設定した快速エキスポ」号は名古屋駅尾張一宮駅岐阜駅大垣駅米原駅彦根駅草津駅下りのみ)・大津駅京都駅茨木駅新大阪駅停車し全車指定席であった快速「万博」号は、河瀬駅 - 京都駅間の各駅・高槻駅茨木駅新大阪駅大阪駅芦屋駅三ノ宮駅元町駅神戸駅兵庫駅明石駅大久保駅 - 網干駅間の各駅に停車し西明石駅発着のみ西明石駅停車した。 この快速「万博」号は113系運用されたが、東京横須賀線使用されていた編成関西転入させたものがあり、車体色湘南色ではなく関西にはないスカであった万博終了後、この転入113系使用して運転を開始したのが「新快速」である。 その他に大阪駅三島駅行きで、三島駅東京駅行き新幹線「こだま」連絡する臨時夜行急行列車エキスポこだま」も設定された。 1969年9月14日から1970年10月13日には、万博出展品の鉄道貨物運賃20%きとした

※この「日本国有鉄道(国鉄)」の解説は、「大阪万博の交通」の解説の一部です。
「日本国有鉄道(国鉄)」を含む「大阪万博の交通」の記事については、「大阪万博の交通」の概要を参照ください。


日本国有鉄道(廃止)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 03:53 UTC 版)

高島町駅」の記事における「日本国有鉄道(廃止)」の解説

1914年国鉄京浜線電車(後の京浜東北線)の運転が開始された際から、翌1915年現在の桜木町駅位置にあった初代)横浜駅高島町移転する1928年再度現在地へ移転)までの間は、電車線の仮終着駅として「高島町駅」が設けられていた。

※この「日本国有鉄道(廃止)」の解説は、「高島町駅」の解説の一部です。
「日本国有鉄道(廃止)」を含む「高島町駅」の記事については、「高島町駅」の概要を参照ください。


日本国有鉄道(国鉄)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 02:02 UTC 版)

鉄道車両のモニタ装置」の記事における「日本国有鉄道(国鉄)」の解説

211系(各車両ドア開閉状況ユニット動作異常などをLEDランプ表示するもの) 213系同上新幹線200系電車(8行×33列のドットマトリクス方式単色PDPカナ英数表示できる新幹線100系電車X編成カラーCRTモニタ1画面) 205系JR東日本時代クハ205-89・クハ204-89以降表示内容211系213系のものとほぼ同一

※この「日本国有鉄道(国鉄)」の解説は、「鉄道車両のモニタ装置」の解説の一部です。
「日本国有鉄道(国鉄)」を含む「鉄道車両のモニタ装置」の記事については、「鉄道車両のモニタ装置」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「日本国有鉄道」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「日本国有鉄道」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



日本国有鉄道と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本国有鉄道」の関連用語

日本国有鉄道のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本国有鉄道のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日本国有鉄道 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの新得駅 (改訂履歴)、大阪万博の交通 (改訂履歴)、高島町駅 (改訂履歴)、鉄道車両のモニタ装置 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS