東京駅とは?

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とうきょう-えき とうきやう― 【東京駅】



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東京駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/08 02:53 UTC 版)

東京駅
丸の内側駅舎遠景(2006年3月26日)
丸の内側駅舎遠景(2006年3月26日)
とうきょう - Tōkyō
所在地 東京都千代田区丸の内一丁目
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
東海旅客鉄道(JR東海・駅詳細
東京地下鉄(東京メトロ・駅詳細
ホーム遠景(2004年4月22日)

東京駅(とうきょうえき)は、東京都千代田区丸の内一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・東京地下鉄(東京メトロ)のである。

※以下、JR東日本とJR東海を総称する場合は「JR」と呼ぶ。

目次

概要

東京の表玄関とも言うべきターミナル駅で、プラットホームの数は日本一多く、在来線が地上5面10線と地下4面8線の合計9面18線、新幹線が地上5面10線、地下鉄は地下1面2線を有しており、面積は東京ドーム約3.6個分に相当する。赤レンガ造りの丸の内口駅舎は1914年竣工で、国の重要文化財に指定されている。「関東の駅百選」認定駅でもある。現在、北海道[※ 1]北陸地方新潟県を除く)[※ 2]、離島でレールが繋がっていない沖縄地方以外の各地方へ(から)の列車が発着している。

乗り入れ路線

当駅周辺のJR在来線の線路名称と運転系統

当駅にはJRの新幹線と在来線各線(後述)、東京メトロの丸ノ内線が乗り入れている。丸ノ内線の駅には「M 17」の駅番号が与えられている。また、当駅を発着するJR線と東京メトロ大手町駅間との連絡運輸東西線のみ行われている[1]

JRの駅に乗り入れている路線は、正式な路線名称上は、新幹線が東海道新幹線東北新幹線の2路線、在来線が東海道本線東北本線総武本線京葉線の4路線であり(詳細は路線記事および「鉄道路線の名称」を参照)、東海道本線を当駅の在来線における所属線としている[2]。管轄会社は東海道新幹線がJR東海、それ以外の路線がJR東日本となっている。これら各路線はすべて当駅を起点としており、当駅構内にはこれら各線の0キロポストが設置されている。ただし旅客案内では後述の運転系統名称が使用される。「東北(本)線」は案内上では上野駅発着の長・中距離列車を意味するため、当駅では現在用いられていない。なお中央本線についてもかつては当駅が正式な起点であったが、当駅 - 神田間における東北本線との二重戸籍区間を解消するため、JRへの移行に伴い中央本線は神田駅が起点とされた。ただし、現在でも0キロポストは設置されている。

運転系統では、JR東日本の新幹線ホームには、以下の路線の列車が乗り入れている。

また在来線に関しても多岐にわたる運転系統が発着する。これらの在来線各線のうち、京葉線と武蔵野線が同一の線路を共有している以外は、各系統ごとに専用の線路が割り当てられている。

JRでは当駅を「中央駅」と位置付けており、前身である日本国有鉄道(国鉄)の時代から列車の進行方向を示す「上り・下り」の基点となっていた。現在、中央本線は当駅 - 神田間は戸籍上東北本線となっているが、起点であった当駅へ向かう列車が引き続き上りとされている。なお、「中央駅」である当駅は東京都区内および東京山手線内各駅を発着するJR線長距離乗車券運賃を算出するためのキロ数基準駅ともなっている(前者:201km以上、後者:101 - 200km)。

中央駅としての位置付け

1889年に国鉄東海道本線の新橋 - 神戸間が全通し、私鉄の日本鉄道が上野を始発駅として青森に向けて線路を建設していた。そこで、新橋と上野を結ぶ高架鉄道の建設が東京市区改正計画によって立案され、1896年の第9回帝国議会でこの新線の途中に中央停車場を建設することが可決された。実際の建設は日清戦争日露戦争の影響で遅れ、建設工事は戦争終了後の1908年から本格化し、1914年12月18日に完成し、同時に「東京駅」と命名された。

建設当時の東京駅

当駅の位置は、江戸時代からの繁華街である京橋側ではなく、建設当時はまだ野原だった丸の内側に建設された。皇居の正面に設定され、丸の内口の中央に皇室専用貴賓出入口が造られたことから分かるように、国家の象徴的な位置付けであった。なお、現在の行幸通りはまだ皇居前広場まで開通していなかった。

駅本屋は、辰野金吾葛西萬司が設計した深谷市産の鉄筋レンガ造り3階建て総建坪9,545m²・長さ330mの豪壮華麗な洋式建築である。1914年の開業年は第一次世界大戦の開戦の年でもあり、中国青島周辺のドイツ租借地を占領した陸軍の司令官神尾光臣中将が凱旋して皇居に参内するイベントに合わせて開業式を行った。アムステルダム中央駅は当駅を建設する際のモデルになったという俗説があるが根拠は薄弱であり、1988年以降に藤森照信らを始めとする西洋建築研究者により設計者の系譜や建築様式の両面から、現在ではほぼ否定されている。当時は南北にドーム状の屋根があり、また丸の内南口が乗車口、丸の内北口が降車口と分かれていた。(以降は歴史年表を参照のこと)

将来の計画

2008年現在、東北縦貫線以外の路線についてはすべて計画段階であり、正式な決定には至っていない。

  • 東北新幹線の当駅延伸の際に撤去された東北本線列車線の秋葉原 - 当駅間を再建させ、宇都宮線(東北本線)・高崎線常磐線(快速)の各列車が当駅へ乗り入れるとともに、一部列車が東海道本線と直通運転する計画があると発表されている(東北縦貫線計画)。当初は2009年度の完成を予定していたが、計画より遅れ、2013年度の完成を予定している。実現すれば、1973年以来の南北直通列車の復活となる。
  • 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス大深度地下を利用して秋葉原駅から当駅に乗り入れる計画がある。駅は丸の内ビルディング直下に建設される予定である。同線は1985年に当時の運輸省運輸政策審議会答申第7号が当駅起点での整備を求めながらも、採算面の問題で秋葉原駅始発へ変更された経緯がある。
  • 大深度地下利用による京葉線の新宿駅経由三鷹駅までの延伸を行い、中央線と直通運転させる延長線をともに2015年までに整備着手するのが適当であるとした。
  • 京成押上線と京急線をつなぐ浅草線短絡新線により、成田空港から30分台、羽田空港から20分台のアクセスを実現させる構想がある。この計画では京急と京成の通勤電車も乗り入れる予定である。

駅構造

かつて、現在のJR東日本とJR東海の駅は同じ国鉄の駅であったが、1987年国鉄分割民営化を機に、東海道新幹線はJR東海、それ以外はJR東日本の管轄へと分離された。ここでは会社別に解説する。

JR東日本

JR東日本 東京駅
とうきょう - Tōkyō
所在地 東京都千代田区丸の内一丁目9-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 トウ
駅構造 高架駅地下駅
ホーム 2面4線(新幹線)
5面10線(在来線・高架)
2面4線(在来線・総武地下)
2面4線(在来線・京葉地下)
乗車人員
-統計年度-
381,704人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1914年大正3年)12月20日
乗入路線 13 (5*) 路線
所属路線 東北新幹線**
山形新幹線**
秋田新幹線**
上越新幹線**
長野新幹線北陸新幹線)**
キロ程 0.0km(東京起点)
(3.6km) 上野
所属路線 東海道線**
キロ程 0.0km(東京起点)
(1.9km) 新橋
所属路線 中央線**
キロ程 0.0km(東京起点)
(1.3km) 神田
所属路線 山手線**
京浜東北線**
キロ程 0.0km(東京起点)
大宮から30.3km
神田 (1.3km)
(0.8km) 有楽町
所属路線 総武線(快速)**・横須賀線**
キロ程 0.0km(東京起点)
新日本橋 (1.3km)
(1.9km) 新橋
所属路線 京葉線
武蔵野線直通含む)
キロ程 0.0km(東京起点)
(1.2km) 八丁堀
備考 みどりの窓口
山区 東京山手線内東京都区内駅(中心駅)
* 書類上の乗り入れ路線数
** 正式な路線名称
- 新幹線は全て東北新幹線
- 有楽町・新橋方面は東海道本線
- 神田方面は東北本線
- 新日本橋方面は総武本線
総武線(快速)・横須賀線は直通運転実施

JR東日本の駅は各路線の線路とホームが南北方向に伸びているが、地下の京葉線ホームのみ東西方向に伸びている。出入口は東西南北に設けられており、西側を丸の内口、東側を八重洲口、北側を日本橋口、南側を京葉地下出口と称している。

東西の駅舎を連絡する改札内通路は北・中央・南の3本があり、それぞれの通路に対応して丸の内側・八重洲側それぞれの地上に3か所の改札口がある。丸の内側の地下3か所と八重洲中央口の地下にも改札口があり、丸の内側は東京メトロ丸ノ内線や丸ビル新丸ビル方面へ、八重洲側は八重洲地下街方面へ通じる。

このほか、新幹線の日本橋改札などがある。また、改札内通路の他に北口通路に隣接し東西の駅舎をつなぐ自由通路(1階・地下1階)がある。なお、南口にも東西の駅舎をつなぐ通路があるが、こちらは通行する人が限られている。

在来線の構内は非常に広い。1階は商業施設(駅ナカ)が充実している。長年、地下1階はコインロッカーが多く商業施設が少なかったが、2007年10月25日にJR東日本の駅ナカ「グランスタ」がオープンしたことにより人通りが爆発的に増えた。これに併せて待ち合わせ場所として有名なスポットであった「銀の鈴」のリニューアルが行われ、1階と地下1階を結ぶエスカレータが新設された。

対して、新幹線の構内はあまり広くなく、商業施設はホーム上にほぼ限られている。方面案内は以前は在来各線のフォーマットと同様の路線色(緑)バックに「番線数字・路線名・方面」が表記されたものだったが、2005年12月10日のダイヤ改正で行先に関わらず20 - 23番線を柔軟に用いるようになると番線数字のみに交換され、同時に改札・ホームともにお知らせ表示機はフルカラーLED式に到着案内は液晶ディスプレイ式に発車標は全面的にフルカラーLED(一部は液晶ディスプレイ)による「列車名・発車時刻・行先・次の列車・停車駅と現在時刻(LEDとアナログ混在)」を表示するものに置き換えられた[※ 4]

駅コンコースにはJR東日本の管轄エリアも多く、それらの店舗やレストランなどでは電子マネーとして、Suicaおよびこれと相互利用可能なICカードが利用できる。

のりば

在来線地上ホーム(1 - 10番線
島式5面10線の高架ホームで、丸の内側から1・2・3…と順に振られている。中央線の1・2番線は3・4番線のさらに上、3階相当の高さにあり、2番線の直下に3番線がある。1・2番線はホームの両端は階段、それ以外は長いエスカレータとホーム中央にあるエレベーターコンコースと結んでいるが9・10番線のエレベーターのみ地下1階まで結んでいる。エレベーターは南側にも設置されているが、こちらは業務用のエレベーターで係員の付き添いがないと利用することができない。9・10番線は南側のエレベーターが2つ設置されている。
5・6番線には、開業当時からの面影を残す柱が設置されている。
山手線ホームの階段付近には2006年末頃から方面案内が設置され、同時に出口・乗り換え案内も設置された。
1・2番線の発車標路線図(停車駅案内)と一体化したものが使用されている。
1・2番線には中央ライナー・青梅ライナーライナー券特急あずさ」号・特急「かいじ」号の自由席特急券自動券売機が設置され、7 - 10番線と総武地下ホーム1 - 4番線にはSuicaグリーン券と特急「踊り子」号の自由席特急券(9・10番線のみ)の自動券売機が設置され、9・10番線には湘南ライナー普通車のライナー券の自動券売機が設置されている。このライナー券の自動券売機は品川駅などと同様、500円以上の現金を投入すると自動で発券し、また、発車1分前に販売を終了する。ライナー券の自動券売機はSuica等のICカードは使えない。
新幹線ホーム(20 - 23番線
島式2面4線の高架ホームである。このうち20番線は10番線のすぐ東にある。当初、東北・上越新幹線が当駅に延伸した際は現22・23番線(当時12・13番線)の島式1面2線のみで発着し、一部の定期列車と臨時列車上野駅発着を原則としていた。しかし、1997年の長野新幹線開業に伴い1・2番線を高架化した上で3 - 10番線を丸の内側にスライドする工事を行い、当時9・10番線(東海道線)だったホームを20・21番線とし、現在の2面4線の構造になるとともに定期列車の全列車と臨時列車の大半が当駅発着になった。なお、臨時列車は2005年12月10日のダイヤ改正からすべて当駅発着に変更されている。1日300本を超える列車をこの2面4線ホームで扱っている。
各ホームに中央改札と各ホームを結ぶエレベーターが8号車付近に設置されている。またホームの中央には荷物運搬用のエレベーター(リフト)も設置されている。
10番線の隣りに20 - 23番線と変則的な番線数になってしまったのは、東海道新幹線(14 - 19番線)がJR東海の管轄であることにより、通し番号にするのが困難であったためである。
直接改札内に入れる改札口は八重洲北側の日本橋口改札口のみ。
前述のとおり発車標は2005年に交換され、それと同時に液晶ディスプレイ式の編成案内が改札前などに設置された。その他各ホームに乗車案内として、東京延伸開業時からLED式乗車位置案内表示器が設置され現在は全て薄型のものに交換されている。
総武地下ホーム(総武地下1 - 4番線)(地図
島式2面4線の地下ホームで、地下5階に位置する。中央通路を丸の内側へずっと向かった階段の先にのりばがあり、東京メトロ丸ノ内線との乗り換えは比較的近いが、京葉線との改札内乗り換えは非常に遠い。このホームと下記の京葉地下ホームは地上・高架ホームとは番線番号が通しではない。ホームへはエレベーターまたは長いエスカレーターを使用することになる。客用エレベーターは1・2番線には枕木方向に2台、3・4番線には線路方向に1台のみ設置されているが3・4番線のエレベーターは地下4階(総武地下通路)までしか行かないため地下1階まで行く場合は地下4階で1・2番線のエレベーターまたはエスカレーターに乗り換える必要がある。また、各ホームの両端に業務用のエレベーターがある。
ホームがある東京トンネルの区間の保安設備は2004年2月29日ATC-5型からATS-Pに更新されている。ATS-P対応車両であればこの地下ホームへの発着が可能である。
このホームは構造上、#地下水上昇問題がある。
京葉地下ホーム(京葉地下1 - 4番線)(地図
島式2面4線の地下ホームで、地下4階に位置する。新幹線八重洲南乗り換え口脇から南に約500mの所、鍛冶橋通りの地下(有楽町駅との中間点)にあり、ホームは東西に伸びる。地下3階には総武地下通路のように通路があり、皇居よりの都道402号地下では横須賀線シールドトンネルが駅躯体を横断する。エレベーターは1・2番線と3・4番線にそれぞれ1台設置されている。総武地下ホームのエレベーターとは異なり両方ともホームまで直通する。また両方とも地下3階でも乗降が可能。
ここは当初成田新幹線用の駅として計画され、日本鉄道建設公団(現・鉄道建設・運輸施設整備支援機構)により建設が開始された[3]。その後、同路線の建設が中止された後、JR東日本の施工により京葉線の駅として完成した[4]。他のホームとの長い連絡通路には、成田新幹線が建設された際に検問所が設けられる予定だった。
他のホームから離れていることから八重洲口側にオートウォーク(動く歩道)が設置され、その両端にエスカレータとエレベーターが設置されている。

以上のように、高架、地上、地下の全ホームを合わせて11面22線のホームがあり、JR東日本の駅では最多のホーム数である。

JR東日本東京駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
在来線 地上ホーム
1・2 中央線 御茶ノ水新宿高尾方面
特急「あずさ」「かいじ
3 京浜東北線 上野赤羽大宮方面
4 山手線 上野・田端池袋方面
5 山手線 品川目黒渋谷方面
6 京浜東北線・根岸線 品川・横浜大船方面
7 - 10 東海道線 藤沢平塚小田原熱海方面
特急「(スーパービュー)踊り子
寝台特急「サンライズ出雲サンライズ瀬戸
JR東日本 新幹線ホーム
20 - 23 ■ 東北・山形・秋田新幹線 宇都宮福島仙台盛岡新青森山形新庄秋田方面
■ 上越・長野新幹線 高崎新潟長野方面
総武地下ホーム
1・2 横須賀線・総武線(快速) 横浜・大船・鎌倉横須賀久里浜方面
特急「あやめ」「しおさい
3・4 錦糸町船橋千葉成田空港方面
特急「成田エクスプレス
京葉地下ホーム
1 - 4 京葉線・武蔵野線 舞浜海浜幕張蘇我西船橋方面
特急「さざなみ」「わかしお」は1・2番線発着)


配線図

JR東日本 東京駅総武地下ホーム 鉄道配線略図

錦糸町千葉
成田空港
蘇我 方面
JR東日本 東京駅総武地下ホーム 鉄道配線略図
横浜大船
久里浜 方面
凡例
出典:
* 以下を参考に作成。
** 祖田圭介、「特集 旅客ターミナル構内配線図鑑」、電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』、第60巻1号(通巻第828号)
2010年1月号「【特集】旅客ターミナル」、 20頁、「図1-1 東京駅の配線」。



JR東海

JR東海 東京駅
八重洲中央口改札口
八重洲中央口改札口
とうきょう - Tōkyō
(6.8km) 品川
所在地 東京都千代田区丸の内一丁目9-1
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 東海道新幹線
キロ程 0.0km(東京起点)
電報略号 トウ
駅構造 高架駅
ホーム 3面6線
乗車人員
-統計年度-
92,205人/日(降車客含まず)
-2006年-
開業年月日 1964年昭和39年)10月1日
備考 駅長配置駅管理駅
みどりの窓口
山区 東京山手線内東京都区内駅(中心駅)
JR東海駅名標

JR東海が管轄する東海道新幹線はJR東日本の新幹線の隣の東側(八重洲寄り)にあり、その部分は自社管理区域であり、標識のフォーマット、各種宣伝や広告などもJR東海のものである。

JR東海直営のみどりの窓口はJR東日本のそれとは違い「新幹線・JR全線きっぷうりば」と大書され、相互に発売可能なJR東日本のみどりの窓口と乗車券発売競争している。JR東海系列の東海キヨスクの店舗もある。

専用改札口は八重洲改札と、JR東日本新幹線と並んで設置されている日本橋改札他全部で5か所がある。丸の内側からはJR東日本の在来線改札内経由(中間改札)で改札内に入れる。八重洲口を含めた出口・駅舎はJR東日本と共用で同社の所有である。また一部の改札口には自動改札機が設置されていない。

商業施設はホーム上にほぼ限られているが、2006年2月22日のJR東海社長の定例会見で「新幹線改札口を5か所から6か所に増やす」「内装や外装を全面的にリニューアルする」などの旨を明らかにしている。総事業費は228億円余りで、2012年春の完成を目指して工事中である。

以前は各ホームエレベーターは南に業務用のエレベーターが2台のみ設置され利用する際は係員の付き添いがないと利用できなかったが、現在は新たにホームの中央に客用のエレベーターが1台設置されたため係員の付き添いがなくても利用できる。

のりば

新幹線ホーム(14 - 19番線
島式3面6線の高架ホームである。このうち14番線は23番線のすぐ東にある。14・15番線は神田寄りが丸の内側へ湾曲している。前述したが、コンコースでは改良工事が行われている。
14・15番線の神田寄りが大きくカーブしているのは東北・上越新幹線との直通を想定したためであったとされている[5]
14・15番線では2008年9月17日より、16 - 19番線では2008年12月12日より、「のぞみ」で2003年まで使用されていた車内始発・終着用チャイムが発車メロディとして使用されるようになった。発車メロディの導入はJR東海の駅としてはこれが初の事例である。
18・19番線の南側には新幹線の鉄道建設碑があり、第4代国鉄総裁である十河信二のレリーフと「一花開天下春」の座右の銘が飾られている。
各改札・ホームとも発車標とお知らせ表示機はフルカラーLED式のものが使用されその他フルカラーLED式の乗車位置案内も各ホームに設置されている。改札口上部に掲げてある発車標は、3種別の本数の割合を考慮した「のぞみ」単独の発車案内と「ひかり・こだま」を合わせた発車案内の2台となっている[※ 5]
JR東海東京駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
14 - 19 ■ 東海道新幹線 名古屋新大阪博多方面

どの種別がどのホームから発車するかはランダムであるが、「のぞみ」「こだま」に関しては下記のような傾向がある。

  • 山陽新幹線直通「のぞみ」:主に16番線。ただし早朝は18番線、日中12・13時台は17番線、夕方は19番線が多い。
  • 新大阪行「のぞみ」:午前中15番線、午後14番線、夕方17番線が中心。
  • 「こだま」:朝方17番線、日中14・18番線、夕方15・16番線が中心。

国鉄・JR線地上ホームの変遷

以下の表は当駅地上ホームの変遷を記したものである。なお、下表に示す以外に工事等によりホームが一時的に撤去されている場合もある。

時期 第01ホーム 第1ホーム 回送線 第2ホーム 第3ホーム 第4ホーム 第5ホーム 回送線 第6ホーム 第7ホーム 回送線 第8ホーム 第9ホーム
1914年
12月18日 -
未設置 1・2番線
電車線
回送線 3・4番線
電車線
5・6番線
列車線
7・8番線
列車線
未設置 未設置 未設置 未設置 未設置 未設置 未設置
1919年
3月1日 -
1・2番線
中央本線
京浜線
3・4番線
中央本線
山手線
5・6番線
列車線
7・8番線
列車線
1925年
11月1日 -
1・2番線
中央本線
3・4番線
京浜線
山手線
5・6番線
東北本線
7・8番線
東海道本線
1930年
3月15日 -
5・6番線
東北本線
7・8番線
東海道本線
横須賀線
1942年
9月25日 -
7・8番線
東北本線
東海道本線
横須賀線
9・10番線
東海道本線
横須賀線
11・12番線
回送線
1953年
7月1日 -
14・15番線
遠距離列車線
16番線
回送線
1953年
9月1日 -
11番線
回送線
12・13番線
東海道本線
横須賀線
1954年
3月30日 -
3番線
京浜東北線北行
山手線内回り
6番線
京浜東北線南行
山手線外回り
7・8番線
東北本線
高崎線
常磐線
到着列車
9・10番線
近距離列車線
1956年
5月4日 -
5番線
京浜東北線南行
山手線外回り
1956年
11月19日 -
3番線
京浜東北線北行
4番線
山手線内回り
5番線
山手線外回り
6番線
京浜東北線南行
1957年
7月14日 -
(廃止)
1964年
10月1日 -
17番線
東海道新幹線
18・19番線
東海道新幹線
1967年
3月10日 -
(廃止) 16・17番線
東海道新幹線
1972年
3月15日 -
16・17番線
東海道・
山陽新幹線
18・19番線
東海道・
山陽新幹線
1973年
4月1日 -
7・8番線
東海道本線
横須賀線
9・10番線
東海道本線
横須賀線
(廃止)
1975年
7月18日 -
15番線
東海道・
山陽新幹線
1979年
12月11日 -
14・15番線
東海道・
山陽新幹線
1980年
10月1日 -
7・8番線
東海道本線
9・10番線
東海道本線
12・13番線
東海道本線
1991年
6月20日 -
(廃止) 12・13番線
東北・上越新幹線
1992年
7月1日 -
12・13番線
東北・山形・
上越新幹線
1995年
7月2日 -
1・2番線
中央本線
3番線
京浜東北線北行
4番線
山手線内回り
5番線
山手線外回り
6番線
京浜東北線南行
7・8番線
東海道本線
9・10番線
東海道本線
(廃止)
1997年
3月22日 -
22・23番線
東北・山形・秋田・
上越新幹線
1997年
10月1日 -
20・21番線
上越・北陸新幹線
22・23番線
東北・山形・
秋田新幹線
2005年
12月1日 -
20・21番線
東北・山形・秋田・
上越・北陸新幹線
22・23番線
東北・山形・秋田・
上越・北陸新幹線

なお、現在のJRのホーム数合計は14面28線となり、単一の駅としてのホーム数では日本一である。

その他

  • かつては、中央線2番線(現:山手線内回り4番線)と京浜東北線北行3番線(現:山手線外回り5番線)の間には線路が1本あったが、中央線ホームの拡張により、この線路が2番線(現:4番線)となり、旧2番線は撤去された。この線路は同じく線路のみ存在していた東海道本線の11・16番線とは異なり、番線に数えられていなかった。
  • 長野新幹線開業に伴い、ホームの移転が行われた。まず1995年7月に中央線ホームを高架ホームに移転し、その後10月 - 12月に山手線・京浜東北線ホームを、1996年6月 - 1997年7月に東海道線ホームをそれぞれ1面ずつ丸の内側に移設した。なお、東海道線ホームの移設の際は、1線を撤去して2面3線化したほか、一時期に9番線が仮設ホームだったことがある。
    • 東海道線ホームが2面3線になってからは、大垣行き夜行普通列車(列車番号375M)が下りに限って品川駅始発に改められた。1996年3月に運行開始した「ムーンライトながら」(373系による定期列車)については、当駅始発・終着とされた。
    • 現在の中央線ホームは、丸の内口駅舎と旧中央線ホーム(現在の京浜東北線北行3番線および山手線内回り4番線)の間のやや狭い敷地内に設置されている。結果的には丸の内駅舎を取り壊さずに保存できる形となった。
  • 当駅にはJR東日本とJR東海の窓口のほか、丸の内地下中央改札前に北海道旅客鉄道(JR北海道)が運営する「JR北海道プラザ東京支店」がある。一般の乗車券特急券のほか、各社のトクトクきっぷを購入することができる。株主優待などJR各社の窓口のみで扱う切符類が発券できない(「沿線の旅行会社」扱いとなる)反面、JR北海道のみで購入可能な切符類を一部を除いて取り扱う。かつては同店においてJR北海道のオレンジカードも販売されていた。
  • 山陽新幹線が博多駅まで延伸してホームを増設するまでは、7・8番線が東北本線・高崎線・常磐線用ホーム、9・10番線が近距離列車用ホーム、11番線が回送線、12・13番線が東海道本線・横須賀線用ホーム、14・15番線が遠距離列車用ホーム、16番線が回送線(後に東海道新幹線に転用)であった。新幹線の開業までは4線ともひっきりなしに列車が発着しており、13番線から15番線を見通すことができなかった。これが重要なトリックとして出てくるのが松本清張の「点と線」である。1960年後半 - 1973年3月31日までは東北本線・高崎線・常磐線の列車は7 - 15番線のうち、どのホームからも発車していた。
  • 上記の通り、在来線は15番線まで存在していたが、1973年4月に第7ホーム(14・15番線)を、1980年に13番線を、1988年3月回送線だった11番線と第6ホームの12番線を、1995年に第5ホーム(9・10番線)をそれぞれ使用停止し、後に新幹線のホーム増設や新設を行った。
  • 2010年度後半を目処に、東海道線ホームに太陽光発電システムを導入させ、現在のホームの屋根を置き換えて屋根上に太陽電池パネルを設置し、駅構内の照明空調設備の電力源の一部として使用する。将来的にはほかのホームにも設置を検討する。
  • 戦前、鉄道省では品川 - 東京間に複線を増設し、京浜東北線の一部と横須賀線を走らせる「京浜急行線計画」が存在していた。その計画では、1・2番線が中央線、3番線が京浜東北線北行・山手線内回り、4番線が京浜急行線終着、5・6番線が横須賀線、7番線が京浜急行線始発、8番線が京浜東北線南行・山手線外回り、9 - 12番線が東北本線、13 - 15番線が東海道本線となる予定だった。この計画は対米戦により未成に終ったが、その一部は、京浜東北線と山手線の分離運転(「東京縦貫複々線工事」という)に活用された。

地下水上昇問題

当駅は、もともと海に近いこともあり、地下水位が相対的に高く、地下水上昇によるホームの浮上問題にさらされている。特に地下総武線ホームは、丸の内側ロータリー直下にあり、上に建物などの構造物がない(地下水浮力による地下駅部分の浮き上がりを押さえ付けるおもりがない)という構造上の条件から、特に浮上の影響が顕著である。かつての相次ぐ地盤沈下により地下水の汲み上げが条例により禁止されており、このことも地下水位上昇の理由となっている。地下総武ホームではホームが地下5階なのに対し、地下水は地下3階付近まで達している。1999年9月には、浮上防止策として、ホーム階に鉄製おもりを置いたり、アンカーを打ち込む工事が行われた。その後、当駅から品川区立会川まで導水管が敷設されている。湧出地下水をそのまま下水に流すと下水道料金が課金されるため、支払料金を軽減したいJR東日本と、典型的都市型中小河川で通常は水量が少なく悪臭などを発生する立会川の問題を解決したい東京都の思惑が一致した。東京駅から立会川上流部までの導水管建設費用をJRが負担する代わりに、湧出地下水を立会川に放水することで下水道料金負担がなくなり、結果として水量の増加と悪臭の発生防止が図れるという仕組みである。同様に、上野駅新幹線地下ホームの湧出地下水が、不忍池への導水管により放流されている。

東京メトロ

東京メトロ 東京駅
とうきょう - Tokyo
M 16 銀座 (1.1km)
(0.6km) 大手町 M 18
所在地 東京都千代田区丸の内一丁目6-5
駅番号 M 17
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
所属路線 ○ 丸ノ内線
キロ程 8.7km(池袋起点)
電報略号 トウ
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
156,008人/日
-2010年-
開業年月日 1956年昭和31年)7月20日

丸の内側に位置する島式ホーム1面2線を有する地下駅である。比較的地下浅い所にある。八重洲に出るためには北側自由通路を通ってJR構内を大きく迂回する必要がある。1990年12月半ばに本格的な自動改札機を導入した。1993年11月には、御茶ノ水駅から定期券うりばが移転した。

2008年春に、ホームの側壁に女子美術大学の非常勤講師2名によるデザインのアートウォール「自由に走る丸ノ内線」が設置された。コンセプトは「歴史と自然とトレンドの融合」で、営団500形電車で使われていた銀色のサインウェーブを下部に再現するとともに自由に飛ぶ鳥を随所に設置した。

東京メトロ東京駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 M 丸ノ内線 銀座新宿荻窪方南町方面
2 M 丸ノ内線 大手町池袋方面
ホーム(2007年10月)



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  1. ^ 2015年度に北海道新幹線新青森駅 - 新函館駅間開業(東北新幹線と直通運転することが前提)により解消予定。
  2. ^ 2014年度末に北陸新幹線 長野駅 - 金沢駅間開業により解消予定。
  3. ^ 当駅を発着する中央線の列車は早朝と深夜を除きすべて快速電車(一部、ライナー・特急)である。この時間帯に快速電車の停車しない水道橋駅信濃町駅大久保駅などへ向かう利用客は御茶ノ水駅などで中央・総武線各駅停車への乗り換えを必要とする。早朝と深夜は当駅始発の中央線各駅停車が運行されるため、乗り換えを必要としない。
  4. ^ 後に上野・大宮両駅も当駅と同型のフルカラーLED式発車標に置き換えられた。
  5. ^ 他の「のぞみ」停車駅は「のぞみ」「ひかり」の案内と「こだま」の案内という2台に分けている。
  6. ^ JR東日本では「現存する建造物について、後世の修理で改造された部分を原型に戻す」という意味で「復元」ではなく「復原」を用いている。
  7. ^ その材質はアルミ合金ジュラルミンで、終戦となって製造中止となった戦闘機の余剰品を活用した。


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