陵墓参考地とは? わかりやすく解説

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りょうぼ‐さんこうち〔‐サンカウチ〕【陵墓参考地】

読み方:りょうぼさんこうち

天皇皇族埋葬した可能性はあるが、特定に至る資料存在しない墳墓宮内庁指定・管理する。


陵墓参考地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/09 03:18 UTC 版)

陵墓参考地(りょうぼさんこうち)とは、広義の陵墓のうち、被葬者が特定出来ないが陵墓である可能性が高いため、宮内庁により管理されている墳墓等のこと[1]。1882年にできた「御陵墓見込地」に始まり[2]、様々な変遷を経て1993年3月現在で46基を数える[3]。狭義の陵墓と同様に立ち入りなどは認められていないが、祭祀の対象とはなっていない[2]


注釈

  1. ^ これが現在の須佐陵墓参考地と同一か明らかではない[8]

出典

  1. ^ 外池昇 2005, pp. 71–72.
  2. ^ a b c 外池昇 2005, pp. 62–69.
  3. ^ a b 外池昇 2005, pp. 70–71.
  4. ^ 外池昇 2005, pp. 75–156.
  5. ^ 外池昇 2005, pp. 156–167.
  6. ^ 外池昇 2005, pp. 167–174.
  7. ^ 外池昇 1985, pp. 76–77.
  8. ^ a b 外池昇 2005, p. 14.
  9. ^ 外池昇 2005, pp. 14–16.
  10. ^ a b c 外池昇 2005, pp. 16–19.
  11. ^ 外池昇 2005, pp. 110–113.
  12. ^ a b 外池昇 2005, pp. 19–21.
  13. ^ 外池昇 2005, pp. 21–22.
  14. ^ a b 外池昇 2005, pp. 22–23.
  15. ^ a b 外池昇 2005, pp. 23–25.
  16. ^ 外池昇 2005, pp. 25–27.
  17. ^ 外池昇 2005, pp. 27–30.
  18. ^ 外池昇 2005, pp. 30–32.
  19. ^ a b 外池昇 2005, pp. 33–35.
  20. ^ a b 外池昇 2005, pp. 35–42.
  21. ^ a b c d 外池昇 2005, pp. 42–53.
  22. ^ a b c 外池昇 2005, pp. 53–58.
  23. ^ 外池昇 2005, pp. 69–71.
  24. ^ 外池昇 2005, pp. 174–178.
  25. ^ 外池昇 2005, pp. 178–179.



陵墓参考地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 02:22 UTC 版)

可愛山陵」の記事における「陵墓参考地」の解説

上記治定に強い反論があり、宮崎県日南市宮浦には鵜戸神宮もあることなどから、明治29年1896年)、宮内省宮崎県北川町俵野可愛を「御陵伝承地」、西都市西都原を「御陵墓参考地」と定めた日向の埃の山陵日向国臼杵郡長井村野門(かど)にある。「可愛山陵」は神代ニニギノミコト崩御で、筑紫日向可愛可愛は埃(え)と読む)の山陵葬ったもので、「諸陵式」には日向国にあって陵戸(墓を守る人)はない、とある。日向人々より日向国臼杵郡長井村野門1つ古墳があって、これが御陵に「射当(あたる)」と反論があった。 この塚から約550メートル北に1516戸の集落がある。以前可愛村といい、産土神うぶすなかみ)である可愛神社ニニギノミコトを祭る。可愛村今は野門合併して存在しない地勢をみると、可愛山東面から3筋の尾根延び中央の地は字で「可愛良」、山は可愛山とも、「エン嶽(えんだけ)」とも呼んでいる。「エン」は、可愛地方なまりである。 このことは、日本書紀延喜式見える「可愛(え)」地名明らかに存在していたことを示し諸書記述とも符合する

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「陵墓参考地」を含む「可愛山陵」の記事については、「可愛山陵」の概要を参照ください。


陵墓参考地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 23:12 UTC 版)

宮内庁治定陵墓の一覧」の記事における「陵墓参考地」の解説

1949年昭和24年10月の『陵墓参考地一覧』による陵墓参考地の一覧(ただし鵺塚陵墓参考地・秘塚陵墓参考地は、その後指定解除のため不記載)。 参考地名所在地被葬候補者該当御方陪冢備考西三川陵墓参考地 新潟県 佐渡市西三川 順徳天皇皇子彦成王 宇治山田陵墓参考地 三重県 伊勢市倭町 垂仁天皇皇女倭姫 遺跡名:尾部古墳 安曇陵墓参考地 滋賀県 高島市安曇川町田中 応神天皇玄孫宇非王王子彦主人王継体天皇御父 飛地い号飛地ろ号飛地は号域内陪冢 遺跡名:田中王塚古墳 下坂本陵墓参考地 大津市木の岡町 天智天皇皇后倭姫 飛地い号飛地ろ号飛地は号飛地に号飛地ほ号 遺跡名:木の岡本塚古墳飛地い号:木の岡御前塚古墳)(飛地ろ号:木の岡首塚古墳)(飛地は号:木の岡茶臼山古墳)(飛地に号:木の岡車塚古墳)(飛地ほ号:木の岡新塚古墳) 沓塚陵墓参考地 京都府 京都市伏見区深草田谷町 天智天皇(七)皇孫聖宝醍醐寺開基)(皇族ニ非ズ) 大亀谷陵墓参考地 京都市伏見区深草大亀谷古御香町 桓武天皇 浄菩提院塚陵墓参考地 京都市伏見区竹田小屋内町 後鳥羽天皇皇女尊称皇后昇子内親王春華門院 後宮塚陵墓参考地 京都市伏見区竹田東小屋ノ内町 未詳 中宮塚陵墓参考地 京都市伏見区竹田東小屋ノ内町 未詳 東山本町陵墓参考地 京都市東山区本町16丁目 仲恭天皇 天王塚陵墓参考地 京都市左京区岡崎入江町 後三条天皇火葬塚 御室陵墓参考地 京都市右京区御室大内 光孝天皇 円山陵墓参考地 京都市右京区嵯峨大覚寺門前登リ町 淳和天皇皇后正子内親王 遺跡名:大覚寺円山古墳 入道塚陵墓参考地 京都市右京区嵯峨大沢柳井手町 淳和天皇皇子恒貞親王 遺跡名:入道塚古墳 大塚陵墓参考地 大阪府 松原市西大塚1丁目 雄略天皇 遺跡名:河内大塚山古墳 藤井寺陵墓参考地 藤井寺市津堂 允恭天皇 遺跡名:津堂城山古墳百舌鳥陵墓参考地 堺市北区百舌鳥西之町 反正天皇 遺跡名:ニサンザイ古墳 百舌鳥陵墓参考地 堺市北区百舌鳥本町 応神天皇 遺跡名:御廟山古墳 檜尾塚陵墓参考地 河内長野市寺元 後醍醐天皇女御尊称皇太后藤原廉子 コウボ坂陵墓参考地 河内長野市寺元 後醍醐天皇女御尊称皇太后藤原廉子 玉津陵墓参考地 兵庫県 神戸市西区玉津町吉田 用明天皇皇子当麻皇子舎人姫王 飛地い号飛地ろ号 遺跡名:王塚古墳 市陵墓参考地 南あわじ市市十一ケ所 淳仁天皇葬地 部陵墓参考地 丹波篠山市東本荘 開化天皇皇孫彦坐王王子丹波道主命 飛地い号飛地ろ号 遺跡名:雲部車塚古墳 畝傍陵墓参考地 奈良県 橿原市五条野町 天武天皇持統天皇 遺跡名:丸山古墳 宇和奈辺陵墓参考地 奈良市法蓮町 仁徳天皇皇后八田皇女 飛地い号 遺跡名:ウワナベ古墳奈辺陵墓参考地 奈良市法蓮町 仁徳天皇皇后磐之媛命 飛地い号飛地ろ号飛地は号飛地に号飛地ほ号飛地へ号飛地と号 遺跡名:コナベ古墳 黄金塚陵墓参考地 奈良市田中町 天武天皇皇子崇道尽敬皇帝舎人親王 遺跡名:帯解黄金塚古墳 郡山陵墓参考地 大和郡山市新木町 桓武天皇尚蔵阿倍古美奈 遺跡名:郡山新木山古墳 富郷陵墓参考地 生駒郡斑鳩町三井 聖徳太子王子山大兄遺跡名:三井岡原古墳 磐園陵墓参考地 大和高田市築山 顕宗天皇 飛地い号 遺跡名:築山古墳飛地い号:茶臼山古墳陵西陵墓参考地 大和高田市池田 顕宗天皇皇后難波小野女王 飛地い号飛地ろ号飛地は号飛地に号飛地ほ号 遺跡名:狐井塚古墳飛地ほ号:領家1号墳大塚陵墓参考地 北葛城郡広陵町大塚 武天皇 遺跡名:新山古墳 三吉陵墓参考地 北葛城郡広陵町三吉 敏達天皇皇子押坂彦人大兄皇子舒明天皇御父 遺跡名:新木山古墳 川上陵墓参考地 吉野郡川上村高原 後醍醐天皇女御尊称皇太后藤原廉子 宇倍野陵墓参考地 鳥取県 鳥取市国府町岡益 安徳天皇 遺跡名:岡益の石堂 岩坂陵墓参考地 島根県 松江市八雲町日吉 伊弉冉尊 西市陵墓参考地 山口県 下関市豊田町地吉 安徳天皇 大井陵墓参考地 愛媛県 今治市大西町宮脇 後醍醐天皇皇子尊真親王 妻鳥陵墓参考地 四国中央市妻鳥町 允恭天皇皇子木梨軽皇子 遺跡名:東宮山古墳 越智陵墓参考地 高知県 高岡郡越知町越知 安徳天皇 勾金陵墓参考地 福岡県 田川郡香春町鏡山 天武天皇皇孫長親王王子河内王 遺跡名:外輪古墳 佐須陵墓参考地 長崎県 対馬市厳原町久根田舎 安徳天皇 花園陵墓参考地 熊本県 宇土市立岡町 安徳天皇 北川陵墓参考地 宮崎県 延岡市北川町長井 瓊瓊杵尊 男狭穂塚陵墓参考地 西都市三宅 瓊瓊杵尊 遺跡名:男狭穂塚古墳 女狭穂塚陵墓参考地 西都市三宅 木花開耶姫 遺跡名:女狭穂塚古墳 戸陵墓参考地 日南市宮浦 鸕鷀草葺不合尊

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