くない‐ちょう〔‐チヤウ〕【宮内庁】
宮内庁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 01:58 UTC 版)
宮内庁(くないちょう、英語: Imperial Household Agency)は、日本の行政機関のひとつ。皇室関係の国家事務、天皇の国事行為である外国大使・公使の接受に関する事務、皇室の儀式に係る事務および御璽・国璽の保管等を所管する内閣府の機関である。
注釈
- ^ 宮内庁長官、侍従長、上皇侍従長、皇嗣職大夫、式部官長、侍従次長及び上皇侍従次長を含まない。行政機関の職員の定員に関する法律第2条第2項第2号。宮内庁法附則第2条第8項及び附則第3条第6項。
- ^ 上皇職及び皇嗣職の設置は、天皇の退位等に関する皇室典範特例法附則(上皇職及び皇嗣職の設置を規定した宮内庁法の一部改正)により追加された宮内庁法附則第2条及び同法附則第3条による。
- ^ 東宮職は皇位継承によって皇太子が空席となったため、設置されていない。
- ^ 宮内庁法附則第2条第8項及び附則第3条第6項による場合を含む。
- ^ 皇室経済法第4条第2項、第6条第8項。
- ^ 宮内府次長についても、宮内府に1人置くこととされ(宮内府法2条1項)、宮内庁次長と同様の職掌を定めていた(同法5条)。
- ^ 定年退職のため4月1日付でない[27]。
出典
- ^ 行政機関職員定員令(昭和44年5月16日政令第121号)(最終改正、令和6年3月29日政令第87号) - e-Gov法令検索
- ^ a b 令和6年度一般会計予算 (PDF) 財務省
- ^ 山本淳, 小幡純子 & 橋本博之 2003, p. 23-24.
- ^ 宮内庁. “宮内庁”. 宮内庁(公式サイト). 2023年4月10日閲覧。
- ^ 宮内庁. “組織・所掌事務”. 宮内庁(公式サイト). 2023年4月10日閲覧。
- ^ 宮内庁. “沿革”. 宮内庁(公式サイト). 2013年3月閲覧。
- ^ 印刷局, ed (1947) (preview). 各庁職員抄録. 印刷局. pp. 12-13. NDLJP:1078939
- ^ 「宮内庁 SNS活用し皇室情報を発信へ 広報体制も整備」『NHK News Web』2022-8-30
- ^ テレ東BIZ. “宮内庁がSNS活用めぐり軌道修正”. 2022年9月8日閲覧。
- ^ 宮内庁組織規則の一部を改正する内閣府令(令和5年内閣府令第29号)2023年3月30日付官報特別号外第23号49頁
- ^ 「宮内庁「広報室」民間も登用 室長に藤原氏、きょう発足」『産経新聞』、2023年4月1日。2023年4月1日閲覧。
- ^ 「宮内庁 新設の広報室 初代室長に警察庁の藤原麻衣子氏」『NHK News Web』2023-4-1
- ^ 高清水氏は「対処」が具体的にはどのようなものであるかについては明言は避けているが、該当者に対し今後、油断を怠らないようにアドバイスしている。高清水氏の発言のスクリプトは以下の通りである。「そういうこと(誹謗・中傷記事)を書き込んでいる皆さん、宮内庁の調査力ということは馬鹿にしないほうがいいです。あなたたちのことはちゃんと宮内庁ではつかんでいます。どういう人物がどういう発信をしているかという、この宮内庁の広報室はちゃんと掴んでいますし、その情報を集めた中で今後何らかの対処をしていくと思いますので、あの、油断しないでくださいね。」(※( )内は補筆。)「【Front Japan 桜】秋篠宮家バッシングは皇統破壊-誹謗中傷を論破する![桜R5/12/1」『新日本文化チャンネル』2023-12-1(00:34:17~00:34:40)
- ^ a b “宮内庁が4月からインスタグラムで皇室情報発信、初のSNS運用…まずは両陛下の画像・動画から”. 読売新聞 (2024年3月25日). 2024年3月26日閲覧。
- ^ “宮内庁「インスタ」公式アカ公開 フォロワー30万人超”. 共同通信 (2024年4月1日). 2024年4月12日閲覧。
- ^ フジテレビ (2024年4月11日). “【速報】宮内庁「インスタグラム」をオランダ王室のアカウントがフォロー 外国王室のフォローは初”. FNNプライムオンライン. 2024年4月12日閲覧。
- ^ TBSテレビ (2024年4月11日). “宮内庁インスタが初フォロー 第一号はオランダ王室公式アカウント 相互フォローに”. TBS NEWS DIG. 2024年4月12日閲覧。
- ^ 新設「上皇職」は65人程度、退位後の両陛下補佐 - 日本経済新聞、2017年12月25日配信。
- ^ 宮内庁も新体制=上皇職・皇嗣職が発足-皇位継承 - 時事通信2019年5月1日[リンク切れ]
- ^ 宮内庁職員 宮内庁
- ^ 宮内庁組織令の一部を改正する政令(平成31年政令第158号)2019年4月24日付官報本紙第7495号
- ^ 主な特別職の職員の給与 (PDF)
- ^ a b “宮内庁長官に山本氏 閣議決定”. 日本経済新聞. (2016年9月23日) 2016年9月27日閲覧。
- ^ 宮内庁長官に西村氏就任 令和の皇室支える
- ^ 天皇の退位等に関する皇室典範特例法 - e-Gov法令検索
- ^ 特別職の職員の給与に関する法律 別表1
- ^ 平成6年4月1日付『官報』本紙第1371号13ページ第1段より。
- ^ 平成12年4月4日付『官報』本紙第2842号11ページ第1段より。
- ^ “宮内庁次長に黒田武一郎氏”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2023年12月15日) 2023年12月24日閲覧。
- ^ “宮内庁幹部名簿(令和5年12月20日現在)”. 宮内庁. 2023年12月24日閲覧。
宮内庁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 05:28 UTC 版)
詳細は「宮内庁」を参照 宮内庁(くないちょう、英語: Imperial Household Agency)は、日本の行政機関の一つである。皇室関係の国家事務、天皇の国事行為にあたる外国の大使・公使の接受に関する事務、皇室の儀式に係る事務をつかさどり、御璽・国璽を保管する内閣府の機関である。所在地は東京都千代田区千代田1番1(皇居内・坂下門の北側)。 なお、宮内庁はかつて総理府の外局であったが、現在は内閣府の外局(内閣府設置法第49条・第64条)ではなく内閣府に置かれる独自の位置づけの機関とされている(内閣府設置法48条)。官報の掲載では内閣府については「外局」ではなく「外局等」として宮内庁を含めている。 明治2年(1869年)7月8日、古代の太政官制にならって、いわゆる「二官八省」からなる政府が組織されたが、この際、かつての大宝令に規定された宮内省(くないしょう/みやのうちのつかさ)の名称のみを受け継ぐ宮内省が設置された。1947年には宮内府となり、さらに1949年に宮内府は宮内庁となって総理府の外局となり、宮内庁長官の下に宮内庁次長が置かれ、1官房3職2部と京都事務所が設置された。2001年(平成13年)1月6日には、中央省庁改革の一環として内閣府設置法が施行され、宮内庁は内閣府に置かれる機関となった。
※この「宮内庁」の解説は、「天皇」の解説の一部です。
「宮内庁」を含む「天皇」の記事については、「天皇」の概要を参照ください。
宮内庁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 13:42 UTC 版)
外局ではなく、内閣府に置かれ、内閣総理大臣の所管に属する機関。天皇や皇太子、皇族の公務の管理、皇室の財産、皇居、天皇陵の管理などを担当する。戦前は独立した宮内省として存在していたが、戦後縮小され総理府の外局の宮内庁となった。中央省庁再編で内閣府に置かれる機関となる。国家行政組織法第8条の3に基づく特別の機関ではない。慣例的に内閣府に属する他の機関と併記する場合は一番上に記される。 宮内庁 Imperial Household Agency宮内庁長官 Grand Steward 長官官房 Grand Steward's Secretariat宮内庁病院 Imperial Household Hospital 宮務主管 Supervisor of the Imperial Princes' Household Affairs 皇室経済主管 Treasurer of the Imperial Household 皇室医務主管 Medical Supervisor of the Imperial Household 侍従職 Board of the Chamberlains侍従長 Grand Chamberlain 女官長 Chief Lady-in-Waiting 侍医長 Chief Court Physician 東宮職 Board of the Crown Prince's Household東宮大夫 Grand Master 東宮侍従長 Chief Chamberlain 東宮女官長 Chief Lady-in-Waiting 東宮侍医長 Chief Physician 式部職 Board of the Ceremonies式部官長 Grand Master of the Ceremonies 楽部 Board's Music Department 書陵部 Archives and Mausolea Department陵墓監区事務所 Regional Office to Imperial Mausolea and Tombs 管理部 Maintenance and Works Department 正倉院事務所 Shosoin Treasure House Office 御料牧場 Imperial Stock Farm 京都事務所 Kyoto Office
※この「宮内庁」の解説は、「日本国政府用語一覧」の解説の一部です。
「宮内庁」を含む「日本国政府用語一覧」の記事については、「日本国政府用語一覧」の概要を参照ください。
宮内庁
「宮内庁」の例文・使い方・用例・文例
- 宮内庁所属の雅楽を演奏する職業
- 宮内庁式部職の楽師の長
- 楽部という,音楽を扱う宮内庁の部署
- 宮内庁という行政機関
- 明治時代において,宮内庁で雑役に従事した役職
- 書陵部という,宮内庁の部局
- 侍従職という,宮内庁の部局
- 宮内庁の侍従長という役職
- 宮内庁の侍従長という役職の人
- 内舎人という,宮内庁の役職
- 内舎人という,宮内庁の役職の人
- 宮内官という,旧宮内庁の官職にあった人
- それで,高校卒業後,僕は宮内庁楽部で雅楽を学びました。
- 宮内庁によると,典子さまは2007年4月に久子さまと一緒に出雲大社を訪れた際,千家さんと初めて出会った。
固有名詞の分類
- 宮内庁のページへのリンク