日向国とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 日向国の意味・解説 

ひゅうが‐の‐くに〔ひうが‐〕【日向国】

読み方:ひゅうがのくに

日向[一]


日向国

読み方:ヒュウガノクニ(hyuuganokuni), ヒムカ(himuka)

旧国名現在の宮崎県


日向国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 17:43 UTC 版)

日向国(ひゅうがのくに、ひむかのくに、旧字体日向國)は、かつて日本の地方行政区分だった国。律令制ののちは、西海道に属し、現在の宮崎県に属する令制国


  1. ^ 成立当初の領域は、鹿児島県の本土部分も含む。
  2. ^ 『古事記』神代記。「久士比泥」は、くじひね、くしひね、と読む。日向の扱いには肥国説と熊曽国説がある。肥国説では、肥国の名「建日向日豊久士比泥別」に基づいて日向を含むと見る(西宮秀紀「記紀神話における日向」(『日本の神話 3 天孫降臨』(ぎょうせい)pp. 136-137)等)。
    一方熊曽国説では、筑紫国(筑前国・筑後国)、豊国(豊前国・豊後国)、肥国(肥前国・肥後国)として、残った日向・大隅・薩摩3国を熊曽国と見る(『日本歴史地名大系 宮崎県の地名』(平凡社)p. 27等)
  3. ^ 天照大神から十種の神宝を授かり天磐船で河内国(大阪府交野市)に天降って近畿地方に稲作を伝えたとされている、天孫であり瓊瓊杵尊の弟が、邇芸速日の名を持っている。
  4. ^ 日向国風土記は高千穂郷の項は、「この地、すなわち槵日千穂の峯あり。皇孫の神、始めてこの国、天降りたまうの所なり。高千穂者、貴く豊かに富むの辭なり」としている。槵日千穂の峯(くしひ ちほのみね)は、槵日高千穂之峯(くしひの たかちほのたけ)、槵觸之峯(久士布流多気、くしふるのたけ)とも書かれ、高千穂神社槵觸神社(くしふる じんじゃ)、健男霜凝日子神社(たけおしもごおりひこ じんじゃ)などが関連神社。
  5. ^ 日向国風土記には、檍原郷が住吉神社の発祥地である旨が記載されている。
  1. ^ 『日本書紀』景行天皇17年3月12日条(訓は『宮崎県の歴史』(山川出版社)p. 54による)。
  2. ^ a b c d e f 日本歴史地名大系 宮崎県の地名』(平凡社)p.56。
  3. ^ 古事記日本書紀国生み比較表
  4. ^ 『先代旧事本紀』神代本紀
  5. ^ 『続日本紀』巻第2、大宝2年8月丙申(1日)条、10月丁酉(3日)条。新日本古典文学大系『続日本紀』一の58-61頁。
  6. ^ 『続日本紀』巻二 大寶二年八月丙申条。「薩摩多褹。隔化逆命。於是發兵征討。遂校戸置吏焉」。
  7. ^ 日向国コトバンクhttps://kotobank.jp/word/%E6%97%A5%E5%90%91%E5%9B%BD-121039 
  8. ^ 日向国風土記
  9. ^ 遺跡で見る宮崎の歩み(旧石器~弥生)』。宮崎県埋蔵文化財センター。
  10. ^ 塚原遺跡(宮崎市国富町)』。宮崎県埋蔵文化財センター。
  11. ^ 『宮崎県の地名』(山川出版社)p. 30。
  12. ^ a b 宮崎県埋蔵文化財センター
  13. ^ a b c d 日本歴史地名大系 宮崎県の地名』(平凡社)p. 27。
  14. ^ 『国史大辞典』(吉川弘文館)日向国項。
  15. ^ a b c 日本歴史地名大系 宮崎県の地名』p. 57。
  16. ^ 日本歴史地名大系 宮崎県の地名』(平凡社)p. 28。
  17. ^ 「旧高旧領取調帳」では明治5年に肥後国球磨郡から所属郡が変更された14村も児湯郡として記載されている。


「日向国」の続きの解説一覧

日向国(ひゅうがのくに)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 00:28 UTC 版)

GOD WARS 〜時をこえて〜」の記事における「日向国(ひゅうがのくに)」の解説

モモタロウ 声 - 石川界人 日向女王アマテラス長男にして嫡男文武両道長け覇気満ちた一代英傑集権的な支配理想とし、理想国家建設向けて邁進する。なまじ一人なにもかも出来るため、自分以外の人間軽んじる傾向にある。そのため、出雲への潜入も自らこなし、オオクニヌシたちと出会うことになる。 アマテラス 声 - 園崎未恵 日向国の女王三大国の君主の中では最も若くて気力満ちている。噴火被害にあった国土では民の生活成り立たないため、豊穣出雲富士領域への進出狙っている。次世代の王となるべき二人の息子養育にも熱心。そこには母親らしい愛情もあるのだが、ウラシマにはうまく伝わっていない。 ウラシマ 声 - 柿原徹也 日向国の第二王子。兄のモモタロウが優秀すぎるため、世をすねて僻みっぽくなっているが、根は思いやりのある素直な青年日向宮廷居心地が悪いため、龍宮逃げ出している。 カメ 声 - 麦穂あんな 龍宮仕え眷属一人人型をしたカメ人間感覚ではかなりの高齢だが、カメとしてはまだまだひよっこであり、海神眷属だけあって海に強く一行の足を務めることも。

※この「日向国(ひゅうがのくに)」の解説は、「GOD WARS 〜時をこえて〜」の解説の一部です。
「日向国(ひゅうがのくに)」を含む「GOD WARS 〜時をこえて〜」の記事については、「GOD WARS 〜時をこえて〜」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「日向国」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

日向国

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 10:12 UTC 版)

固有名詞

ひゅうがのくに

  1. 日本旧国令制国)のひとつ。現在宮崎県にあたる。

関連語



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日向国」の関連用語

日向国のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日向国のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日向国 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのGOD WARS 〜時をこえて〜 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの日向国 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS