連載開始以前(1994年度まで)
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「ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん」の記事における「連載開始以前(1994年度まで)」の解説
マツイ(松井秀喜) 外野手。主人公。 クワタ(桑田真澄) 投手。名脇役。ベロベロベースボールでも脇役キャラクター。 詳細は主要人物を参照。 ハラ(原辰徳)→ パラダヅノリ 内野手。自称「永遠の若大将」。この漫画で現役、コーチ、監督を全て経験した唯一の人物。涙もろい性格。前作では「頼りない4番」だったが、監督就任後も頼りないキャラクターは相変わらずだった。元4番なため、一応4番候補に入っているが、実際は年齢的な衰えと怪我の影響で、出番は削られていた。1995年の現役引退時に記念のストーリーが作られた。 1999年は初詣からコーチで登場し、ノムラのインチキ占いでは「早く監督になりたい」と願いを言うも、後ろにいたナガシマに「キサマ、オレにやめろと言うのか?」と木槌で殴られた。 2002年監督に就任。真面目一辺倒で就任当初は目を輝かせ、張り切っていた。しかし元々控えめな性格だったためかマツイの被害、キヨハラの横暴を抑制できなかった。ホシノ、ナガシマ、とるしえ、ワタナベオーナーなど、他のキャラクターに散々振り回された。FA宣言したマツイの残留交渉に失敗。そのショックは大きく『モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん』の第1話まで引きずっていた。コーチ時代はナガシマの側近だった。 キヨハラほどではないが、上述のように悲惨な役回りを受けることが多い(ナガシマの魔法でヒモに変身させられてしまったことがあり、マツイにも滅茶苦茶に切られてしまう)。 ノムラの魔法で猿、ナガシマの魔法でハリネズミに変身したことがある。 2001年頃から、目の下のシワが目立つようになった。 モットーの「カイアンツ愛」(現実の原も、当初はジャイアンツ愛を唱えていた)と書かれた掛け軸を、常日頃から持ち歩いている。 引退直後、「覆面野球評論家」の名目で覆面をしてテレビに出演していた時期がある(引退試合でマツイに祝福(頭突き)を喰らい、顔が凹んでしまった為)。 1998年、オールスター冬季オリンピックの司会進行役として、ナカハタと共に登場した(本作では2年ぶりに登場)。 苗字のハラを掛けて、腹にまつわるネタが多い(腹踊り、負けたら腹切りなど)。 2003年1月、おみくじで大凶を引く(おみくじの内容は「待ち人来ず 望み叶わず ただひたすら耐えるべし」だった。もっとも、これはクワタの嫌がらせであったが)。 最終回では、ホシノによって火だるまにされて大怪我をさせられて悲惨な目にあった。 『コロコロアニキ』版では、2019年の冬号からカイアンツの監督に復帰(現実の原もこの年のオフに巨人の監督に復帰している)し、カイアンツ愛を唱える人物像も健在だった。自身はこれが三度目(二度目の時は、キヨハラくんで登場している)の監督である。2019年の春号では背番号クイズで現役の姿で登場。2020年の春号でもテンション高めだった。最終回では1コマも登場しなかった。名前は、パラダヅノリに変更された。 背番号は8(現役) → 80(コーチ) → 83(監督)。 モトキ(元木大介)→ モドキ 内野手。ナガシマの八つ当たりをキヨハラ並に受け、またハラのシゴキを顔の形が変形するほどに受けている。現実同様、後半はキヨハラとのコンビが多くなり、登場回数が増え、準レギュラーに昇格した。 他のレギュラーキャラクターにさりげなくツッコミを入れている。基本的にやられキャラだが、ちゃっかりした一面があり、Bクラスに沈んだ1997年は解雇される前に先にラーメン屋に転職してしまったことがある。 ナガシマの魔法 で豚に変身したことがある。 キヨハラのことを当初は「キヨハラさん」と呼んでいたが、末期では「キヨさん」、「番長」と呼んでいた。元々大人しいキャラクターだったが、キヨハラの番長キャラが初めて使われた2002年開幕戦から、「キヨハラの子分」という役割で横暴な性格にキャラクターが変わり、それは次回作の『モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん』でも影響されることになる(しかしわき腹が完治したキヨハラに対しバットで思いっきり殴るなどのこともしている)。 キヨハラ以外ではヒロサワ、ヨシノブとの組み合わせが多い。どの組み合わせでも悲惨な役割に回されている。 『コロコロアニキ』版ではコーチになって(現実の元木も2019年からコーチとして巨人復帰しており、それに合わせた格好)おり、時代劇の話ではキジを演じた。名前はモドキに変更された。 背番号は2(現役)→77(コーチ)。 サイトー(斎藤雅樹) 1997年頃までカイアンツのエースだった。ニコニコした表情はナガシマそっくりで、戦国時代エピソードは忍者のマツイとクワタから殿であるナガシマと間違えられた。年齢的な衰えで出番が削られ、2001年現役引退。晩年は「怪我をしても惜しくない」とナガシマに言われたことがある。引退後そのままコーチに就任。 ノムラの魔法で犬、ナガシマの魔法でアザラシに変身したことがある。 性格は前作同様、単純で気が小さい大ボケ男。ノムラ、ホシノ、クワタの変装にまったく気がつかない天然な一面がある。 『コロコロアニキ』版では2019年のオールスター(クワタのドッキリに協力した形)にモブとして一応登場している。 背番号は11(現役) → 85(コーチ)。 マキハラ(槙原寛己) 以前はサイトー、クワタと並び、「三本柱」と称される名投手だった。1997年は前年が不調だったために、一軍メンバーから外されて、ドームの掃除係に回されていたことがある。1998年はストッパーに転向。晩年はサイトー同様、「怪我をしても惜しくない」とナガシマに言われていた。2001年現役引退。 ノムラの魔法でキリンに変身したことがあり、ナガシマの魔法でも変身した動物はキリンだった。 登場回数はそれなりに多いキャラクターだが、前作同様キャラが薄い。 『コロコロアニキ』版では2019年のオールスター(クワタのドッキリに協力した形)にモブとして一応登場している。 背番号は17。 カワイ(川相昌弘) 遊撃手。コンピューターからも「んなもん送りに決まっているだろ、バカかお前は」と殴り付けられるほどのカイアンツのバント職人。登場シーンのほとんどでバントを決めている。2番打者だったために登場回数は多かったものの、1998年ごろから、現実の川相の出番が減ったとともに登場回数も減っていき、いつの間にかほとんど登場しなくなった。登場するたび表情が変わるのも特徴。 背番号は0(登場時) → 6(2000年以降)。 ムラタ(村田真一) 正捕手。2000年ごろまでずっと正捕手だった人物。しかし作中で全く目立たなかった。2001年に引退後はそのままコーチに就任。 作中で怪物が投げる剛速球を2度、受け取ったことがある(マツイ、ゴリロー)。2回とも手が腫れ上がり、耐えられず一球で交代になってしまった。 背番号は9(現役) → 89(コーチ)。 ゴトー(後藤孝志) 内野手。スーパーサブ。長いまつ毛が特徴。通称ガッツマン・ゴトー。1997年の幽霊チームとの試合で一番打者以外に特に目立った活躍はないが、群衆シーンに多く登場していた。 背番号は50(登場時) → 00(1999年以降)。 オカザキ(岡崎郁) 内野手。以前は内野のレギュラーだった。コジラVSゴジラ(マツイ)の映画撮影でカメラマンをやっていた。1996年現役引退。 背番号は5。 シノヅカ(篠塚和典) 内野手。以前は安打製造機と呼ばれた名打者だった。年々出番が減っていき、1994年現役引退。引退後はそのままコーチに就任。コーチ陣がそろう際、カトリコーチと共に群衆シーンに登場している。 背番号は6(現役) → 81(コーチ)。 オーモリ(大森剛) 内野手。新人時代は将来のチームリーダーを期待されていたが、2軍暮らしが定着していた。1997年は東京ドームの掃除係に回されてしまう。1998年トレードで近鉄に移籍。同年引退。 背番号は24(登場時) → 32(1995年) → 37(1998年)。 ヨシムラ(吉村禎章) 外野手。前作では自身の「怪我ネタ」から出番が多かったが、今作では全くセリフがないモブになっている(ただし群衆シーンでの登場が多く、5巻の表紙にも登場している)。1998年現役引退。2002年コーチに就任。 背番号は7(現役) → 87(コーチ)。 オガタ(緒方耕一) 外野手。以前は外野のレギュラーだったが、怪我の影響から出番が減っている。作中でも「メカマツ回」以外は特に目立った活躍をしていない。1998年現役引退。2002年コーチに就任。 背番号は44(現役) → 73(コーチ)。 ミヤモト(宮本和知) 投手。以前は主力投手の一人だった。衰えから登板回数が減り、1997年は東京ドームの掃除係をやらされてしまい、同年交通事故の影響もあって、現役引退。 背番号は21。 キダ(木田優夫) 投手。以前はエース級投手だった。現在はリリーフをやっている。精神的に弱いところがある。1998年、オラックスにトレードされ、翌年FAでデトロイト・タイガンスに移籍。その後、波乱万丈な野球人生を歩んでいる。 背番号は19(登場時) → 20(オラックス) → 11(オラックス復帰後)。 ニシヤマ(西山一宇) マツイと同期入団の投手。リリーフだが、精神面で弱い。「カーン」という音を聞いただけで背筋が震え上がるほど。登板試合でほとんど打たれている。 背番号は47(登場時) → 26(1999年以降)。 コハラザワ(小原沢重頼) 1992年入団の投手。1996年にリリーフとして活躍するも、その後はパッとしない。精神面で弱い。1998年ロッテに移籍。同年引退。 背番号は15(登場時) → 62(1995年) → 30(1998年)。 オカジマ(岡島秀樹) 1994年入団の投手。1997年頃から活躍したリリーフだが、漫画でのデビューは2001年。クワタに改造され、消防車と合体した火消しサイボーグになってしまう。 背番号は37(登場時) → 28(1998年以降)。 キムラ(木村龍治) マツイと同期入団の投手。1999年頃から活躍したリリーフだが、漫画でのデビューは2001年。クワタに改造され、消防車と合体した火消しサイボーグになってしまう。 背番号は57(登場時) → 41(1995年以降)。
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