送電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/27 17:26 UTC 版)
送電(そうでん、英語: power transmission)とは、
- ^ a b 電気事業連合会 「電気が伝わる経路」
- ^ 前川幸一郎・荒井聰明『送配電』東京電機大学出版局 はしがき。
- ^ ASCII. “Wi-Fi充電できるサムスンのTVリモコン、モバイル機器への応用に期待”. ASCII.jp. 2022年2月12日閲覧。
- ^ “世界初「電気を運ぶ船」建造へ 船を海底ケーブルの代わりに 目指すは自然エネの“爆発的普及””. 乗りものニュース. 2021年8月20日閲覧。
送電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 18:48 UTC 版)
詳細は「イドロ・ケベックの送電網」を参照 長距離に及ぶ非常に高電圧な送電網を構築し管理しているイドロ・ケベックの専門的技術は電力業界で長い間認識されており、イドロ・ケベックの送電部門であるトランスエナジーは北米最大の送電網を管理している。北米電力信頼度協議会のシステムのケベック・インターコネクションにおいて独立したシステム管理や信頼出来る調整役として北東域電力調整評議会の一翼を担っている。トランスエナジーはケベック州での電力の流れを管理し、卸売市場全参加者に差別なくアクセスできるように保証している。この無差別アクセス政策は例としてニューファンドランド・アンド・ラブラドール・ハイドロが送電料を払った上でトランスエナジーの送電網を使ってニューヨーク州の公開市場でチャーチル滝で発電された電力の一部を販売することを可能としている。 近年、トランスエナジーの「Contrôle des mouvements d'énergie」 (CMÉ)というシステム制御ユニットがRégie de l'énergie du Québecとアメリカ合衆国エネルギー規制委員会による米加二国間協定の下、ケベック州全体の一括送電網における信頼出来る調整役として機能している。 トランスエナジーの高電圧網は33,630 km (20,900 mi)以上に及んでおり、11,422 km (7,097 mi)の765、735 kV送電線や514箇所の変電所のネットワークが含まれていて、10,850 MWの最大受電容量と7,994 MWの最大送電容量で隣接するカナダの州やアメリカ合衆国を17箇所で接続している。
※この「送電」の解説は、「イドロ・ケベック」の解説の一部です。
「送電」を含む「イドロ・ケベック」の記事については、「イドロ・ケベック」の概要を参照ください。
送電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 08:50 UTC 版)
「只見特定地域総合開発計画」の記事における「送電」の解説
発生させた電力を送電させる送電線網は、幾つかの系統に別れて配電地域に送電される。宮下発電所より下流の只見川・阿賀野川水系に建設された発電所の電力、及び黒又川第一・第二発電所の電力は東北電力へ供給される。そして、上田発電所より上流の只見川については、本名・上田両発電所の水利権問題が解決した際に東京電力と東北電力で申し合わせた、「東北電力の東京電力への電力融通」を行うために電源開発の幹線を使用して関東地方へ送電される。 これらの電力は「只見幹線」と呼ばれる超高圧送電線によって送電される。本名発電所を起点に滝・田子倉・奥只見の各発電所で発電された電力は尾瀬・赤城山麓をほぼ一直線に南へ貫き、利根川を渡河して埼玉県川越市にある南川越変電所に送られる。ここから首都圏に電力が供給されるが送電線はさらに南へ伸び、東京都町田市にある西東京変電所で終点となる。ここでは佐久間ダムなどの天竜川水系で発電された電力を送る送電線に接続されるが、日本で有数の電源地帯から送られる電力をこの変電所で融通することにより、火力発電所との連携や緊急時の電力補給に効果を有する。 只見川で発電された電力は、夏季にエアコンや工場の操業などで電力消費量が多くなるピーク時、および渇水による電力供給量低下時に供給され、安定した電力供給に資している。なお只見幹線から電力会社へ配分される電力の供給割合は東京電力75パーセント、東北電力25パーセントとなっている。
※この「送電」の解説は、「只見特定地域総合開発計画」の解説の一部です。
「送電」を含む「只見特定地域総合開発計画」の記事については、「只見特定地域総合開発計画」の概要を参照ください。
送電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 21:05 UTC 版)
「飛騨川流域一貫開発計画」の記事における「送電」の解説
飛騨川流域一貫開発計画で建設された水力発電所で生み出された電力は、幾つかの高圧送電線を経由して名古屋市、長野県方面、北陸地方に送電されている。 1954年(昭和29年)5月に最初に完成した濃飛幹線は朝日発電所から飛騨川本流の各発電所を経由して川辺発電所に至る全長86キロメートル、15万ボルト二回線、鉄塔159基の送電線網である。各発電所で発電された電力は川辺発電所から愛知県岩倉市にある岩倉変電所を経て、三重県四日市市にある三重変電所まで送られる。濃飛幹線の完成直後には北陸方面へ電力を融通するために北陸連絡線が完成する。これは朝日・久々野発電所の中間点付近より分岐して北上し、富山県へと至る全長25キロメートルの幹線である。建設については北陸電力と工事費を折半して施工された。これにより飛騨川の電力は北陸方面にも融通されるようになった。 1969年には高根第一発電所建設に伴い、超高圧送電線として高根幹線が建設される。この幹線は全長91キロメートル、27万ボルト二回線、鉄塔222基の送電線網であり、高根第一発電所から馬瀬川第一発電所を経て岐阜県関市の関開閉所へと至る。さらに1970年(昭和45年)10月には高根第一発電所を起点とする高根中信一号線が完成する。これは高根第一発電所から野麦峠を越えて長野県塩尻市にある中信変電所へ電力を送電する全長48キロメートルの送電線網であり、完成によって今度は長野県へも飛騨川の電力が送電されることになった。1973年(昭和48年)には二号線が増設されている。これにより高根幹線は長野県塩尻市から飛騨川流域最大級の水力発電所である高根第一・馬瀬川第一発電所を経由して岐阜県関市へ至る長大送電線網になった。
※この「送電」の解説は、「飛騨川流域一貫開発計画」の解説の一部です。
「送電」を含む「飛騨川流域一貫開発計画」の記事については、「飛騨川流域一貫開発計画」の概要を参照ください。
送電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 00:58 UTC 版)
「バックツーバック接続」の記事における「送電」の解説
送電におけるバックツーバック接続とは、二つのコンバータの直流側をつないだもので、両端が同じ開閉所にある高電圧直流(HVDC)システムである。これは、非同期で動作する電力グリッドを結合するため、またはDC送電線が不要な異なる周波数の電力グリッドを接続するために使用される。
※この「送電」の解説は、「バックツーバック接続」の解説の一部です。
「送電」を含む「バックツーバック接続」の記事については、「バックツーバック接続」の概要を参照ください。
送電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 14:08 UTC 版)
送電用のケーブルの電気伝導体には、電気伝導性の高い銅やアルミニウム合金を使う。機器内部などを除き、送電用の電線(送電線)は銅線を寄りあわせたケーブルである(VVFケーブルなど、機器外部に使われる電線でも銅単線のものがある)。 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル キャブタイヤケーブル 詳細は電線、および電線路を参照。
※この「送電」の解説は、「ケーブル」の解説の一部です。
「送電」を含む「ケーブル」の記事については、「ケーブル」の概要を参照ください。
送電
「送電」の例文・使い方・用例・文例
- 間送電報.
- 電力線, 送電線.
- 送電[病気の伝染].
- 送電を断つ
- 親類の配列換えは、相互キャパシタンスとインダクタンスの効果を最小にするために送電線を置きます
- 長距離送電線
- 送電する
- 託送電報という,電報の制度
- 託送電報という,電話で委託された電報
- 送電線をささえるための柱
- 有線放送電話という電気通信設備
- 放送電波を受信して録音すること
- 地中を通る送電線
- 軌道上で太陽光発電または太陽熱発電を行い,得られた電力を電波で地球に送電する人工衛星
- 放送電波に画像信号をのせ,家庭のファクシミリ受信設備に送信する放送
- 送電が停止する
- ラジオやテレビの放送電波の周波数
- 送電線という,電気を送る電線
- 通常放送電波でのデジタルテレビ放送が12月1日に東京,名古屋,大阪で始まった。
- それは,クレーン船が旧江戸川の上を通る送電線を破損したときに起こった。
品詞の分類
「送電」に関係したコラム
-
銅は、熱や電気を伝導したり、腐食に耐えられるなどの特性から工業用の金属として用いられています。銅の主な用途は送電線や電気製品などが挙げられます。銅は、工業用金属としては鉄、アルミニウムに続く消費量です...
- >> 「送電」を含む用語の索引
- 送電のページへのリンク