只見特定地域総合開発計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/04 06:19 UTC 版)
只見特定地域総合開発計画(ただみとくていちいきそうごうかいはつけいかく)とは、1950年(昭和25年)に施行された国土総合開発法に基づき日本国政府が定めた地域開発計画の一つである。
注釈
- ^ 当時、河川管理に関する許認可権は知事が有していた。
- ^ その後幾多の変遷を経て1931年(昭和6年)に東京電燈に合併する。東京電力の前身の一つ。
- ^ 現在の東北電力とは無関係。後に東京電燈と合併する。東京電力の前身の一つ。
- ^ 後に東京電燈と合併する。東京電力の前身の一つ。
- ^ 当時沼沢湖は沼沢沼と呼ばれていた。
- ^ 日本発送電は特殊法人であるが最高意思決定機関は会社には無く政府にあった。このため政府から指示を受けて事業を行う。
- ^ 1943年(昭和18年)の東條内閣において軍需省が発足し、電気事業はその監督下に置かれることになり、日本発送電もその監督下に置かれた。
- ^ 経済産業省の前身。
- ^ 現在の南会津郡只見町伊北。
- ^ 鹿瀬・豊実・山郷・新郷・宮下の5発電所。
- ^ 北上川、江合川・鳴瀬川、利根川、木曽川、淀川、吉野川、筑後川の6水系。
- ^ 詳細は河川総合開発事業#特定地域総合開発計画一覧を参照。
- ^ 須田貝ダム。1955年(昭和30年)に完成したが当時は楢俣ダムという名称であった。奈良俣ダムが1990年(平成2年)完成した時に混同を避けるため現在の名称に改めた。
- ^ 藤原ダムの原案。
- ^ 建設地点は新潟県五泉市にある早出川ダム付近である。
- ^ アーチダムは堅固な両側岩盤に水圧を分散させることで安定性を保つメカニズムを持つ。これが欠けると岩盤が水圧に耐え切れず破壊され、ダムの決壊を招く。その代表例が1959年(昭和34年)フランスで発生したマルパッセダム決壊事故である。
- ^ 例外は重力式アーチダムが採用された大鳥ダム、ロックフィルダムが採用された只見ダムである。
- ^ 現在の厚生労働省。この当時は国立公園を管轄していた。
- ^ 広川は福島県石川郡の出身であった。
- ^ 現在奥只見湖畔には彼の銅像が建立されている。
- ^ 後の新潟県知事。
- ^ 詳細は日本発送電#分割・民営化を参照。
- ^ 計画変更などにより湛水面積、補償対象の範囲は現在知られているものとは異なる。また、内川ダムについては中止、前沢ダムは大鳥ダムとして計画変更されている。
- ^ 共産党と同じ革新政党であったが、この開発計画には賛成の立場を表明していた。
- ^ 現在の国土交通省北陸地方整備局。
- ^ 現在の国道289号と同じルートである。
- ^ 現在の魚沼市小出
- ^ 高さが6.0メートルと河川法に基づくダムの基準・15.0メートルに満たないため、堰として扱われる。
- ^ 1949年に完成した尾瀬沼から片品川への分水はそのまま水利権を更新している。
- ^ この時は既に没している。
- ^ 新潟県が計画していた多目的ダム。電源開発は上部調整池を自社で建設し、下部調整池としてこのダムを利用する予定であった。
- ^ 詳細は大井川#大井川・再生への苦難、塩郷ダム、田代ダムを参照のこと。
- ^ 大川ダムは国土交通省が管理する特定多目的ダム。
- ^ 1997年(平成9年)河川法改正に伴い河川環境の維持が重要な法目的となったのを受け、只見川の水量維持を目的とした河川維持放流を行う際に放流する水を有効に利用するため増設された発電所の出力である。
- ^ 第二沼沢発電所完成後の2002年に廃止。
- ^ 破間川ダムは新潟県が管理する補助多目的ダム。
出典
- ^ “今秋、国定公園に編入 只見柳津福島県立自然公園と周辺 中央環境審が了承”. 福島民報 (2021年6月29日). 2021年9月10日閲覧。
- ^ 国分 1960, p. 2-3.
- ^ “只見川圏域河川整備計画”. www.pref.fukushima.lg.jp. 福島県 (2018年). 2021年9月10日閲覧。
- ^ a b 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1976年度撮影)
- ^ O.C.I 1957, p. 15.
- ^ O.C.I 1957, pp. 19–20.
- ^ a b O.C.I 1957, p. 20.
- ^ O.C.I 1957, pp. 21–64.
- ^ O.C.I 1957, p. 65.
- ^ “<魚を育てる会>同志を募り会長就任く”. 新潟日報 (2019年10月11日). 2021年9月10日閲覧。
固有名詞の分類
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