無骸流とは? わかりやすく解説

無骸流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 05:02 UTC 版)

無限の住人の登場人物」の記事における「無骸流」の解説

尸良(しら) 声 - 三木眞一郎 / 奈良徹 / 演 - 市原隼人 太陽柄の着物着た剣士江戸期日本橋長浜出身16歳から金銭引き換えに人を殺して生活していた。相手四肢切断して無抵抗状態にしてからの弄り殺し好み、女を犯しながら刺殺するという手口性的快楽を得るなど、残虐非道な性格である。白鞘刀身の背が鋸刃になっている直刀・ホトソギ(女陰削ぎ)を持ち、鋸状の刀身嬲り殺すのに使用する。百琳加入半年ほど後に無骸流に入り30人上の逸刀流剣士殺害した次を捜索していた際に、凶が懇意にしていた遊女・恋を惨殺したことから、凶から仇として狙われるその後次の元を訪れて共闘持ちかけ、共に宿場町天津影久を待ち伏せるが、替え玉欺かれ逆上し刺客2人弄り殺した上に替え玉遊女拷問強姦し、それを咎めた凜をも手にかけようしたため次に右腕を斬り落とされた。この時の次へ恨みから、自分右腕傷口の肉を削ぎ落とし、骨を削り上げて鋭利な凶器仕立てた。この苦痛によって白髪となる。さらに逸刀流に無骸流の情報売って手形入手し甲州街道次を襲うが、次が連れてきた凶に阻まれ死闘の末に今度左手切断され滝壷落とされた。それでも左目の視力痛覚失いながらも生還し幕府拾われ川上練造に身の回り世話をさせながら江戸城地下幽閉されていた。凜と次が江戸城から脱出する際に姿を現し次の左腕奪って復讐宣言し混乱乗じて江戸城脱出する常陸への道中の中で凜を人質として沼に浸けた状態で次と再戦次の左腕移植され不死となっていた。凛の窮地知り戦い放棄した次を追う途中、凶戴斗の乗る馬にはねられ、凶と再戦する。不死優位で凶に手傷を負わせたところに目黒乱入する動き速い目黒捕まえたところにたんぽぽ救われ次が戻ってきて再戦戦い優位に進めるも右目を潰され、そこに凶が馬で乱入し最後次に仕留められる。凶によって次の左腕奪還され、練造の眼前で、の中で野犬群れ食われて果てる。 百琳(ひゃくりん) 声 - 豊口めぐみ / 林真里花 / 演 - 栗山千明 金髪高下駄姉御肌美女。「にゃはは」と特徴的な笑い方をする。真理路と組んで逸刀流狩っていた。腕に装着した折りたたみ式ボウガンのような武器・群踏(ぶらふま)で猛毒塗られた矢を放つ高下駄には小刀仕込まれている。次達と接触後、加賀向かった凜を追う次に手形手に入れさせるため、偽の書簡使って手形奪おうとして逸刀流をおびき寄せ、さらに彼らとの戦いで窮地に陥っていた次を助ける(奪った手形は血に染まって役に立たなかった上、宗理からは「自分ところにくれば、手形などいくらでも出したと言われた)。その後、尸良の裏切りで逸刀流数名拉致され苛烈拷問陵辱を受けるが、無骸流の黒幕については吐かず、偽一により救出された。無骸流解党後行方不明次を探し出そうとする凛に協力し囚人達の家族扇動して江戸城混乱に陥れ、次の救出力を貸した逸刀流拷問陵辱された際に妊娠しており、偽一がその子育てることになった逸刀流常陸へ向かう際には、身重ながらも偽一と共に追撃参加し逸刀流門下生らと交戦する。元の名は、武家早川江斎(はやかわこうさい)の妻・早川百(ひゃく)。夫が後継なれないことを理由に娘を、病弱理由息子斬り捨てたため、我を失って夫を刺殺し、死罪人となっていたところを吐に身請けされた。宗理とは夫を通じて知り合いで、普段飄々とした態度裏腹の、真面目な一面指摘されている。金髪地毛ではなく、髪についた息子の血を落とそう南蛮脱色したのである普段黒髪の鬘を被っている。 真理路(しんりじ) 声 - 内田夕夜 / 小林親弘 百琳と共に行動する冴えない男。背中薔薇の柄がある着物着ている。もとは呉服問屋丁稚で、盗み働いて死罪人となった後、無骸流に加わり百琳の補佐務める。羅紗緬の娘だった母と同じ金髪である百琳に母の面影見出し惚れているが、なかなか言い出せずにいた。尸良の裏切りで逸刀流襲撃受けた際、数名相手大立ち回り百琳を救おうとするが、最後は鬼抜に斬られ、ダイイングメッセージを遺して死亡した。 偽一(ぎいち) 声 - 森川智之 / 白熊寛嗣 / 演 - 北代高士 スキンヘッドに黒い丸眼鏡をかけた男。元は船大工であり、病に侵され息子薬代のため盗み働き死罪人となった後、無骸流の一員となった手錠のような独特の形状鎖鎌・錦連 三途ノ守(かねつち みとのかみ)を使い60人もの逸刀流剣士殺害した。冷静かつ寡黙な人物で敵には容赦しないが、使命で傷を負い戦えなくなった百琳を気遣い情婦庇って情報洩らした逸刀流剣士糸伊を見逃すなど、人情解する面もある。東海道にて襲撃した糸伊から、天津影久が加賀にある心形唐流道場向かっていることを知り、凜にそれを告げる。天津影久の加賀行きの間、吐と共に統主不在逸刀流騙し討ちにし、副将格9名を殺害。また加賀から戻った次を吐のもとへ連れて行くことを条件に、百琳を放免させた。無骸流解党の後、息子の死帰属すべき組織解体によって生きる望み失い浮浪者として生活していたが、百琳に発破かけられ、凜に救出のための情報提供したその後恩義ある吐に報いるために六鬼団と共に常陸へ向かう逸刀流追撃加わり、阿葉山との死闘の末に勝利を収めるその後満身創痍の状態で絵と戦うも右腕切り落とされ敗北した逸刀流壊滅後は下駄商い行っている。 真琴(まこと) 声 - 羽多野渉 / 梅田修一朗 / 演 - 平岡拓真 芳町男娼をしていたところを身請けされ少年密偵として逸刀流潜入し、阿葉山世話役しながら無骸流に情報流していた。阿葉山自身真琴密偵であることには気づいていた。逸刀流壊滅ののち姿をくらましていたが、阿葉山に見つかり、斬りかかったところを返り討ちにされ、死亡した。 葦屋(あしや)・葛屋(くずや) 声 - 鈴木琢磨田中完 / 井川秀栄田島章寛持ち偽装した2人組。籠に乗せた凶を暗殺しようとするが、返り討ちにされ、2人とも死亡した死に際首謀者の名を問われアカギと言い残した。吐曰く二人でようやく一人前」。 吐鉤群(はばき かぎむら) 声 - 菅生隆之 / 中田譲治 / 演 - 田中泯 幕府新番頭。柄に龍の紋様刻まれ太刀(あろ)を持つ居合の達人で、純粋な剣の腕では作中最強一人で、芸達者御用達師範家族正妻志摩と息子の索太郎がいるほか、愛人の香(きょう)とその隠し子・燎がいる。天津に、逸刀流幕府剣術指南役とする話を持ちかけるが、その裏で無骸流を使って逸刀流剣士暗殺工作進めていた。天津加賀にいる間に、逸刀流幹部集めた宴席の場で食事に毒を盛り動けなくなったところを偽一と共に暗殺し逸刀流壊滅状態追い込んだまた、次の不死興味抱き次を江戸城地下監禁し夥しい数の罪人犠牲にして不死解明のための人体実験を行うも、凜と瞳阿の潜入により失敗し、左目を失った城下混乱に陥れた責任問われ切腹命じられるが、それまで期日逸刀流殲滅費やすことを決意し新たに私兵隊・六鬼団結成し逸刀流残党捜索と統主・天津影久の追討執念を燃やす。那珂湊にて天津死闘繰り広げ敗死した。

※この「無骸流」の解説は、「無限の住人の登場人物」の解説の一部です。
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