剛の協力者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:49 UTC 版)
伍代直樹(ごだい なおき) 市松高校の1年で、最強の部類に入る男。剛の二重生活の秘密を知る1人。外ハネの髪が特徴。 特服の男を千葉最強の難破兄弟の弟と感づき、タイマンを望んでいた。しかし、彼の単独行動で恥をかいた火野率いる市松軍団に袋叩きにされ、左腕を骨折。右腕も折られそうになったところを自身の標的であった剛に助けられ、協力して火野軍団を追い払った。以後は、剛の秘密を知る理解者として影から表から剛を支える相棒的存在となる。特服の男の正体が明かされそうになった際、剛から特服の在り処を聞いていた伍代が特服の男に成り代わり、剛を庇ったことがある。剛に振り回される度「調子狂うぜ……」と漏らすが、心底嫌という訳ではない様子。 一匹狼として振舞っており、市松のヤンキー連中の中でも「強えけど何考えてるか分かんねぇ」と言われるほど浮いた存在である。基本的に誰に対してもクールで素っ気ない調子を崩さないが、剛の図々しい要求を嫌がりつつも結局は聞いてあげるあたり、かなりのお人好しである。 洋服のファッションセンスが良く、剛の美術部での外出のために洋服を選んであげたり、自身が持つシャバ僧向けの洋服を貸し出したことがある。恋愛についても、剛や大丸より大分達観した感じだが特定の相手がいる様子は無い。 両親は幼い頃に離婚しており、有名な料理研究家の母親・里美と二人暮らしの母子家庭。母親は多忙によって帰ってくることが滅多にないため親子の仲は冷え切っていたが、2人でハワイ旅行に行くようになる(その際難破家とニアミスしている)など、伍代邸を訪れた剛の発言によって多少は改善された模様。 コーヒーが好物で趣味はプラモデル作りやテレビゲーム、大丸の下らない話に爆笑するなど、クールな印象とは裏腹にお茶目な一面も。 イケメンであるらしく、猛からはそのまま「イケメン」、牧野からは「イケメン先生」と呼ばれる。 自宅は東京都内の高級マンション。愛車はDUCATIのスポーツクラシックシリーズのスポーツ1000と思われるバイク、作中終盤ではスポーツ1000Sに乗り換えている。 大丸大助(だいまる だいすけ) 千鳥商業1年。外見の風貌から「千鳥のゴリラ」と呼ばれる。剛の二重生活の秘密を知る1人。 先輩連中も一目置いている実力者だが、当の本人は喧嘩や争いを好まず、仲間に怪我を負わせた奴を許さないという一本筋を通した硬派なタイプ。基本的に明るいお調子者で、小学校で自分が始めたカンチョーブームを骨折して自分で終わらせたことがある。 千鳥と市松の抗争中に出合った藤田さんに一目惚れし、アプローチをかけてから自然に剛とも親しくなったが、その後偶然トイレで特攻服に着替えた剛を目撃してしまい、猛をバックにしてやりたい放題していると誤解。「ツレだけでなく自分の惚れた女まで騙している」「ヒーロー気取り」と剛を糾弾してしまう。その後、先輩の郷田率いる千鳥軍団の策略で親友のヒロに怪我させた犯人を伍代だと思い込みタイマンを張るが、両者満身創痍になってから郷田と沢田の陰謀と気づき、袋叩きにされていたところを剛に助けられる。 その後、伍代から剛の二重生活の真意や悩んでいる胸の内を聞かされ反省し、和解。剛のカミングアウトを「ドッキリ」と称して庇う、二重生活に悩み苦しむ剛に「マジならいいじゃねーか」と優しい言葉を掛ける(剛はその言葉を受け少し泣いた様子)など、剛の二重生活を支える。とても気のいい性格で、度々剛や伍代、島崎と共にご飯を食べるなど剛の良きツレとなる。 藤田さんに会いたいだけのために、白百合の美術部に差し入れを渡しに来ている。 猛を慕っているが、当の本人からは『ガリガリ君』と呼ばれるなどイジられている(アイスのキャラクターに似ているため)。 剛や伍代と行動するときは常にボケや驚き役に徹する三枚目キャラ。 駿河鉄人(するが てつひと) 剛の中学時代の後輩。剛が中学を卒業してからは萬中のアタマを張っていた。剛の二重生活の秘密を知る1人。 元々は普通の中学生であったが、母親に捨てられたことからグレ始め、喧嘩に明け暮れていた。それからしばらくして高校生に袋叩きにされていたところを先輩の剛に助けられ、難破兄弟を尊敬する硬派のヤンキーとなった。 しばらくして剛に会いたいがために市松へ入学したが、剛の二重生活の秘密を運命的に知ってしまい一時絶望した。芹沢軍団襲来時に、市松に訪れ芹沢の卑怯な戦法で窮地に陥っていた剛を悔しさのあまり激励して甦らせ、自身も剛の変わらぬ男気に感銘した。芹沢撃退を終えてから、剛の目的である「真面目に生きて青春したい」という思いを「とにかく強い奴と戦い続けたい」と考え違いしてしまう(剛の中学時代の学力から「偏差値0のバカが東大目指すようなモン」と見下している)が、少なくとも剛が白百合へ通っていることは黙認している。
※この「剛の協力者」の解説は、「ナンバMG5」の解説の一部です。
「剛の協力者」を含む「ナンバMG5」の記事については、「ナンバMG5」の概要を参照ください。
剛の協力者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 08:34 UTC 版)
伍代直樹(ごだい なおき) 市松高校の生徒。剛の二重生活を知る人物の1人。3年に進級してからは、市松の実質的な頭となり、生徒たちを引き連れるカリスマ性を発揮。『MG5』時代から外ハネの髪型が特徴的であったが、現在は髪を下ろしたストレート状態。 そっけない態度とは裏腹に、常に剛を助けてきた最大の理解者。二重生活の中で多くのものを背負い込み、それでも無理して頑張ろうとする剛の行く末を案じている。最悪の酒癖の持ち主という一面もあることが発覚。水割りを少し飲んだだけで顔が真っ赤になり、もはや奇行にしか見えないギャグを連発するその姿は、普段とは極度のギャップがある。料理研究家で収入の高い母親のもとで育ったため、金持ちである。また、お人好しな面も伺わせ、嫌がりつつも大丸に金を貸し与えている。 高校卒業後は以前から言っていた通り世界を巡る旅に出ており、最終話の時点ではインドに到着していた(剛が白百合在学時に想像した未来の伍代はスナフキンを模した衣装を着ていた)。 大丸大助(だいまる だいすけ) 千鳥商業高校の生徒。剛の二重生活を知る人物の1人。別名「千鳥のゴリラ」、「ガリガリ君」。誕生日は6月30日。 喧嘩は剛に匹敵するぐらい強いが頭は弱く、深く考え込むのは苦手。白百合の藤田が大好きで、剛とは恋のライバルを自認しているが、中学時代に初恋の相手に何も伝えられなかったという経験もある。広島での一件を終えてからは片思いであった同級生の水野友美と遠距離交際を始めた。 医者志望を公言しており、皆から一笑されていたが、シンヤの襲撃で死にかけた猛の意識が戻る姿に感動し、なお一層医者を目指そうと改めて決心。高校を卒業した後もどれだけ浪人してでも医大進学を目指す。 駿河鉄人(するが てつひと) 「鉄」と呼ばれる。市松高校の生徒で、剛の中学時代の後輩。剛の二重生活を知る人物の1人。 舎弟として剛を慕う気持ちはとても強いが、白百合での剛のシャバい姿に納得いかず、昔のようなバリバリなヤンキーに戻ってほしいと思っている。地元の80年代風ヤンキーファッションがダサいことに気づき始め、女にモテるため最近は伍代の服装を真似ている。牧野弥生に友好的に接するが度々パシリにされている。エイプ(100ccと思われる)を所持しており、剛と同行してチンピラに連れ去られた吟子とやよいを追ったが、その際に剛がチンピラの車に特攻したため傷が付いてしまった。
※この「剛の協力者」の解説は、「ナンバデッドエンド」の解説の一部です。
「剛の協力者」を含む「ナンバデッドエンド」の記事については、「ナンバデッドエンド」の概要を参照ください。
- 剛の協力者のページへのリンク