実用日本語表現辞典 |
なお一層
別表記:尚一層、猶一層、尚いっそう、猶いっそう
「なお」(尚)も「いっそう」(一層)も、程度がより甚だしくなるさまを表す表現。程度が増すことを強調した表現。「より一層」なども同様。
「なお一層」の用例一覧
太宰治 東京だより (青空文庫)
女の子たちの作業中あるいは執務中の姿を見ると、なお一層、ひとりひとりの特徴を失い、 所謂 ( いわゆる ) 「個人事情」も何も忘れて、お国のために精出しているのが、よくわかるような気がします。 つい先日、私の友人の画かきさんが、徴用されて 或...
www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1109_20132.html
豊島与志雄 雷神の珠 (青空文庫)
なって、雷が激しくなってきますと、ぴかりとする 稲妻 ( いなづま ) の 蒼白 ( あおじろ ) い光りを受けて、濡れた金の日の丸が、なお一層輝いてきました。 雷 ( らい ) の神...
www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42648_22960.html
檸檬 (Wikisource)
も呪われたことにはまた次の一冊を引き出して来る。それも同じことだ。それでいて一度バラバラとやって見なくては気が済まないのだ。それ以上はたまらなくなってそこへ置いてしまう。私は幾度もそれを繰り返した。とうとうおしまいには日ごろから大好きだったアングルの橙色の思い本までなお一層...
ja.wikisource.org/wiki/檸檬
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