ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー
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ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(Guardians of the Galaxy)は、マーベルコミックスが出版する作品に登場する架空のスーパーヒーローチーム。設定が異なる以下の2組が存在する。
- 1 ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーとは
- 2 ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの概要
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (映画)」の記事における「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の解説
銀河で様々な犯罪を重ね、惑星“ザンダー”の“ノバ軍警察”に指名手配されていたお尋ね者5名で結成されたヒーローチーム。彼らはザンダーやキルン刑務所で出会って手を組み、“オーブ/パワー・ストーン”を狙うロナンとの戦いで1組のチームとして団結。ロナンらとの悪戦苦闘の末に、パワー・ストーンを奪還して、ロナンを撃破。事後は、「良いことも悪いことも両方やろう」と決めて新たな旅へと飛び立つ。 ピーター・ジェイソン・クイル / スター・ロード 演 - クリス・プラット、日本語吹替 - 山寺宏一 “スター・ロード”<冒険野郎>と名乗って銀河中を飛び回るトレジャーハンター。少年時代の1988年に、ラヴェジャーズによって拉致され、その後リーダーのヨンドゥに育てられた。地球人の姿をしているが、実は正体不明のエイリアンと地球人のハーフ。 宇宙を滅ぼしかねない強力な力を持つパワー・ストーンが納められたオーブを手にしたことから、ロナンの企みに巻き込まれ、同時にその最中に出会ったガモーラやドラックスたちと行動を共にするようになり、灰汁が強い彼らと幾度となく揉めながらも、自分たちの人生を変えてみせようと説くなど確かなリーダーシップを発揮して、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”を結成する。 キャラクターについてプラットは「彼は子供の頃に苦労し、現在は宇宙を駆け巡り、エイリアンの女の子と楽しみ、ゴロツキで少しマヌケで、これらの人々と協力することで自分自身のために高い目標を見つける」と説明し、またハン・ソロとマーティ・マクフライを混ぜ合わせたキャラクターであることを付け加えた。テレビシリーズ『Parks and Recreation』で太めのキャラクターであるアンディ・ドワイヤー(英語版)を演じていたことで知られていたプラットは当初この役を断っていた。プラットは『マネーボール』や『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャラクターを演じるために減量し、『スター・トレック』と『アバター』のオーディションに失敗した後はアクション映画で主演することを諦めていた。キャスティングディレクターのサラ・フィンはプラットをガンに提案したが、彼はこのアイデアを拒否した。それにもかかわらずフィンはプラットとガンの会合をセッティングし、その席でガンはプラットが適役であると確信した。プラットは『人生、サイコー!』のために再び太っていたが、プロデューサーのフェイグも納得させた。プラットはマーベルと複数の映画の契約を交わし、映画への参加のため『Parks and Recreation』への参加を一時休止する許可を得た。撮影の前にプラットは6ヶ月で60ポンド(27キロ)減量するために激しいダイエットとトレーニング療法を受けた。少年期のピーター・クイル 演 - ワイアット・オレフ、日本語吹替 - 西田光貴 詳細は「スター・ロード#MCU版」を参照 ガモーラ 演 - ゾーイ・サルダナ、日本語吹替 - 朴璐美 緑色の肌と、半分赤紫色のロングヘアーが特徴の“ゼホベレイ”で、銀河最大の支配者・サノスによって両親を殺され、彼の養女として訓練を施された暗殺者。クイルやロケットたちと、オーブを売り払って手にした大金を山分けしようと結託し、後にガーディアンズの一員となった。そしてロナンらとの戦いの中でクイルたちを徐々に本当の仲間と認めていく。 サルダナはCGIやパフォーマンスキャプチャよりもむしろメイクアップによってガモーラになったと述べた。サルダナは役柄について「私はジェームズ・ガンから緑色の人物を演じるように依頼されて驚いた。以前には(『アバター』で)青色をやった」と語った。さらにサルダナはガモーラを「戦士で、暗殺者で、とても強いが、彼女を救うことは、彼女を運命づけることができるものと同じだ。 彼女には正義感がある。彼女は非常に独善的な個人だ」と説明した。 ドラックス 演 - デイヴ・バウティスタ、日本語吹替 - 楠見尚己 “キルン刑務所”で最も恐ろしい囚人として周囲から畏怖されていた戦士。ロナンを倒すためガーディアンズの一員となり、クイルたちへの友情を深めていく。 バウティスタは「幸運なことに俺は生涯アスリートであったのですぐに適応することができた」ため、役のために特別な準備をしていないと述べた。バウティスタのメイクアップには4時間、除去には90分を要した。ドラックスの肌の色はハルクと視覚的に類似するのを避けるためにコミックの明るい緑色から濁った灰色に変更された。 グルート 演 - ヴィン・ディーゼル、日本語吹替 - 遠藤憲一 "タルニーア”出身 の“フローラ・コロッサス”である木のヒューマノイド。「私はグルート」としか喋れないが、親友のロケットのみは彼の意思を理解でき、周囲の人物に通訳している。ロケットと共に賞金稼ぎコンビとして宇宙を旅していたある日、ザンダーで賞金首となったクイルを捕獲しようと行動したことから、本作の一件に巻き込まれ、クイルたちとガーディアンズを組むことになる。 ディーゼルは当初マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ3の映画に出演する話を持ちかけられていたが、後にグルートの声とモーションキャプチャを務めることになった。ディーゼルはまたいくつかの外国語版にもグルートの声を提供した。撮影現場ではクリスティアン・グッドレウスキがキャラクターを演じたが、最終的に作られたCGIには彼の演技は反映されなかった。キャラクターについてガンは「全てのガーディアンズは映画ではクソッタレ野郎として始まる。グルート以外は。彼は潔白だ。(中略)彼はロケットの人生に巻き込まれた」と説明した。ガンはまたグルートのデザインや動きを作るために「1年の大半」を費やしたことを付け加えた。また、グルートの台詞は「私はグルート(I am Groot)」のみであるが、これに関してガンは「ヴィン・ディーゼルだけに特別な脚本を用意しました。(中略)セリフの横にその場面での『アイ・アム・グルート(私はグルート)』が何を意味しているのかという翻訳のようなものを書いた脚本を用意したんですね。そしてそれを見ながら一緒にやっていったのですが、自分が予想していた以上に幅広い感情をたった3言で、彼は見事に表現してくれたと思います」と語った。 ロケット 原語 - ブラッドリー・クーパー、日本語吹替 - 加藤浩次〈極楽とんぼ〉 アライグマの姿をした、百戦錬磨の傭兵兼賞金稼ぎ。元は人間だったが、被験対象“89P13”として遺伝子改造され、現在の姿となった。グルートとは賞金稼ぎコンビを組む親友兼相棒である。グルートと同様の理由で本作の一件に巻き込まれ、紆余曲折の末にガーディアンズへと加入する。 ガンはキャラクターの正しい感触を得るために本物のアライグマと触れ、それが「カートゥーンキャラクターでない」と確信した。ロケットと他のガーディアンズの説明をする際にクーパーは「私はロケットはダイナミックだと思う。彼は『グッドフェローズ』のジョー・ペシのようなものだ」と説明した。ロケットの声はクーパーが務めたが、撮影現場ではジェームズ・ガンの弟のショーン・ガンがキャラクターのダブルを担った。ジェームズ・ガンはロケットを作り上げるためにクーパーの表情や手の動きを記録したと述べたが、映画ではショーンの演技も使われている。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
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「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の記事における「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の解説
ピーター・クイル率いる銀河のはみ出し者たちによるヒーローチーム。本作では、これまでの活動から2、3年ほど経過しており、彼らは銀河でいくつもの冒険を続け、スーパーヒーローとして知られている。また、グルートの言葉も少しは理解できるようになっている。 ピーター・ジェイソン・クイル / スター・ロード 演 - クリス・プラット、日本語吹替 - 山寺宏一 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダー。幼い頃に宇宙海賊“ラヴェジャーズ”に地球から拉致されて銀河を駆け巡る宇宙海賊となった、天界人と地球人のハーフ。 本作のBlu-rayに収録されている未公開シーンによれば、ガモーラが拐われた後、調子を取り戻すために5時間も同じ音楽をベネター号の中でかけたままノーウェアに滞在し、ドラックスと揉めている最中にネビュラからの着信に気づいてタイタンへ向かったことが判明した。 ガモーラ 演 - ゾーイ・サルダナ、日本語吹替 - 朴璐美 ガーディアンズの一員にして、サノスの義理の娘である“ゼホベレイ”。クイルとの関係は以前より発展しており、両想いの仲になっていた。 最後のインフィニティ・ストーンであるソウル・ストーンの所在地を知っていたため、ノーウェアで待ち伏せていたサノスに拐われてしまう。幼少期のガモーラ 演 - アリアナ・グリーンブラット、日本語吹替 - 蒼井由奈 詳細は「ガモーラ#MCU版」を参照 ロケット 声 - ブラッドリー・クーパー、日本語吹替 - 加藤浩次〈極楽とんぼ〉、演 - ショーン・ガン 違法な遺伝子操作でアライグマの姿に改造された、元賞金稼ぎ兼傭兵のガーディアンズの一員。 救出したソーからは「ウサギ」と呼ばれるが、惑星“ニダベリア”の伝説を知っていたことでおだてられて彼と意気投合し、ソーの新たな武器を調達するため、ソーとグルートを連れてニダベリアへ向かう。 グルート 声 - ヴィン・ディーゼル、日本語吹替 - 遠藤憲一 ガーディアンズの一員である“フローラ・コロッサス”。ロケットの無二の親友にして相棒である。『リミックス』終盤にて反抗期を迎えたことなどから、台詞は「オレはグルート」に変化しており、目つきと口がかなり悪くなっている。 ドラックス 演 - デイヴ・バウティスタ、日本語吹替 - 楠見尚己 ガーディアンズの一員であるパワー・ファイター。過去にサノスと同盟を結んでいたロナンに愛する家族を殺されて以来復讐を決意し、ロナンとサノスを探し続けていた。 Blu-ray収録の未公開シーンでは、ガモーラ拉致で精神を取り乱したクイルが何時間も同じ音楽をかけていたことや、サノスへの復讐を邪魔されたことで激しい苛立ちをクイルにぶつけ、揉めている。 マンティス 演 - ポム・クレメンティエフ、日本語吹替 - 秋元才加 ガーディアンズの一員で、他人の感情を読み取ったり感情を操ったりするエンパシー(共感能力)を持つ宇宙人の女性。エゴ打倒後にガーディアンズに加入し、現在ではコミュニケーション能力の向上を見せる。本作でも自身の能力を効果的に活かして戦う。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
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「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのメンバー一覧」の記事における「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の解説
銀河で様々な犯罪を重ねてきたお尋ね者やはみ出し者で結成されたヒーローチーム。地球暦2014年に、“ザンダー”や“キルン刑務所”で出会って手を組んだピーター・クイル/スター・ロードをはじめとする5名が、ロナン・ジ・アキューザーとの戦いで1組のチームとして団結。ロナンがザンダーの人々を絶望させる際に叫んだ嘲罵の中にあった“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”という呼び名をチーム名に充てた。個性と灰汁が強いメンバーたちは、幾度となく揉めたりふざけ合いながらも、活動開始から数年の間に銀河でいくつもの冒険を続け、いつしか皆がチームを“家族”と認識するようになり、複数の星々でスーパーヒーローとして知られるようになった。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
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「マーベル・シネマティック・ユニバース」の記事における「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)」の解説
詳細は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (映画)」を参照 2012年7月、マーベル・スタジオは『Guardians of the Galaxy』の企画があり、2014年8月1日公開予定であることを発表した。監督はジェームズ・ガンであり、ニコール・パールマン、クリス・マッコイがガンと共に脚本を執筆する。2013年2月、クリス・プラットが主役のスター・ロード役にキャスティングされた。撮影は2013年7月よりロンドンで始まった。従来のシリーズ作品と異なりコミック版で既に人気のあるキャラクターではなく一般的知名度の低いマイナーヒーローチームが原作となっているが、映画が大ヒットしたことで逆にコミック世界での出番が増える相乗効果を生み出した。
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