かんしょとは? わかりやすく解説

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かん‐しょ〔クワン‐〕【官署】

読み方:かんしょ

官庁およびその補助機関


かん‐しょ【寒暑】

読み方:かんしょ

寒さ暑さ。「—の差が激しい」

寒中暑中。冬と夏。

時候あいさつ。「—を叙す


かん‐しょ〔クワン‐〕【患所】

読み方:かんしょ

病気や傷のある部分患部


かん‐しょ【×旱暑】

読み方:かんしょ

日照りでたいへん暑いこと。


かん‐しょ【漢書】

読み方:かんしょ

漢文書物中国書物漢籍


かん‐しょ【甘×蔗】

読み方:かんしょ

《「かんしゃ(甘蔗)」の慣用読みサトウキビの別名。


かん‐しょ【甘×藷/甘×薯】

読み方:かんしょ

サツマイモの別名。


かん‐じょ【閑所/閑処】

読み方:かんじょ

《「かんしょ」とも》

静かな場所。人のいない所。

「睛(せい)(=ヒトミ)を—に転ずる気紛(きまぐ)れの働ではない」〈漱石虞美人草

便所。かわや。

信玄公御用心の御ためやらん、御—を京間六帖敷きになされ」〈甲陽軍鑑三三


かん‐しょ〔クワン‐〕【関×雎】

読み方:かんしょ

《「詩経周南・関雎から。「関」は「関関」の略で、和らいだ鳴き声、「雎」は「雎鳩(しょきゅう)」の略で、雌雄の仲のよいという水鳥のミサゴ夫婦仲がよくて礼儀正しいこと。


甘蔗(かんしょ)

さとうきびともいう。ラム原料になる。また、搾汁から砂糖をとった残り廃糖蜜は、原料用アルコール原料になる。

甘藷(かんしょ)

ヒルガオ科匍匐(ほふく)性植物。サツマイモ・リュウキュウイモ・カライモ・ウム・ハンスなど地域により様々な呼び名がある。暑さ乾燥強く荒地にも平気で育つ。原産地中央アメリカ1492年新大陸発見したコロンブススペイン持ち帰りこれが世界各地広まったという説と、フンボルト海流乗って太平洋横断したという説がある。今日ではアジアアフリカが二大産地であり、中でも中国世界の全生産量の4分の3を占める。中国へは1594年福建省びんの陳振龍が呂宋(るそん)から(つる)を持ち帰り広めた琉球への渡来1605年のことで、尚寧しょうねい)王の命を受けて明へ渡った野国総官のぐにつがん)がびんから鉢植の持ち帰った儀間親雲上真常(ぎまぺーちんしんじょう)はこの栽培普及させ、琉球での救荒食量を確保した薩摩へは17世紀初頭ルソンなどの南方諸国より伝来した伝えられ、同じころ(1615年)ウイリアム・アダムスは琉球から平戸英国商館一袋を送っている。この当時栽培保存方法充分に分かっていなかったため、普及には至らず広く栽培されるうになるのは1700年代になってからである。元禄一一(1698)年、琉球王尚貞からカンショ一篭(かご)が種子島領主種子島久基贈られ栽培された。これより七年後の宝永二(1705)年、南薩摩揖宿いぶすき郡山川郷の漁民前田利右衛門琉球からカンショ持ち帰り急速に普及していく。利右衛門唐芋翁(からいもおんじよ)と崇められ明治一二年徳光(とくこう)神社に祀(まつ)られた。享保二〇(1735)年には救荒作物としての重要性幕府認められ青木昆陽こんよう)により普及図られるこの後カンショ救荒作物としてではなく徐々に日常の重要食糧となっていく。カンショ焼酎原料となるのも1700年代入ってからのことである。

かんしょ

名古屋弁共通語用法

かんしょ

奥へ入る狭い道・路

閑所


間所

読み方
間所かんしょ

サツマイモ

(かんしょ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/05 17:45 UTC 版)

サツマイモ(薩摩芋[3]学名: Ipomoea batatas)は、ヒルガオ科サツマイモ属多年生植物。あるいはその食用部分である塊根(養分を蓄えている肥大した根、)。別名で、甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも)ともよばれる。中南米の原産で、ヨーロッパ中国日本などへ広まり、各地で栽培されている。食用される塊根はデンプンビタミン類を豊富に含み、焼酎原料や飼料にも利用される。また食物繊維が多く、便秘改善にも役立てられる。




「サツマイモ」の続きの解説一覧

かんしょ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 20:13 UTC 版)

上伊那地域の方言」の記事における「かんしょ」の解説

堪忍して下さい(男性的)。例.おれか° わりかったで かんしょ

※この「かんしょ」の解説は、「上伊那地域の方言」の解説の一部です。
「かんしょ」を含む「上伊那地域の方言」の記事については、「上伊那地域の方言」の概要を参照ください。

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かんしょ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 03:23 UTC 版)

同音異義語

かんしょ


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