15cm K 16 15cm K 16の概要

15cm K 16

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/07 14:44 UTC 版)

15 cm K 16

概要

K 16は第一次世界大戦当時の火砲としては珍しく車軸にリーフスプリング式のサスペンションを設けており、自動車による牽引を視野に入れて開発されたものと思われる。

第一次世界大戦終結後、残存砲は戦争賠償としてベルギーが接収し運用していたが、1940年の西方電撃戦においてナチス・ドイツはベルギー全土を占領し、残されていたK 16を再び接収、15 cm K 429(b). として沿岸防衛用に配備した。

一部は21cm Mrs 18の砲架と組み合わされ、「15cm-Kanone in 16 Mörserlafette(臼砲架台搭載15cmカノン砲 16型)」として主に沿岸防衛砲として使用された。

スペック

輸送状態の15 cm K 16
カナダサスカチュワン州サスカトゥーン市の中央工業地区(Central Industrial)に展示されているもの
  • 口径:150mm
  • 全長:6.41m
  • 全幅:m
  • 重量:10,870kg
  • 砲身長:6,410mm(43口径)
  • 仰俯角:-3°~+43°
  • 左右旋回角:8°
  • 運用要員:名
  • 発射速度:3発/分(最大)
  • 射程:22,000m
  • 生産期間:1917年~1918年
  • 生産総数:門

関連項目




「15cm K 16」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「15cm K 16」の関連用語

15cm K 16のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



15cm K 16のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの15cm K 16 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS