静岡県 経済・産業

静岡県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 15:13 UTC 版)

経済・産業

2017年(平成29年)度の県内総生産は名目17兆2770億円であり[38]、全世界の2/3の国々のGDPを上回り、ギリシャニュージーランドなど一部の先進国と匹敵する規模を持つ[注釈 11]

※本社を置く企業は「Category:静岡県の企業」を参照すること。

トヨタグループの創始者である豊田佐吉の生誕の地であり、ホンダの発祥地、スズキヤマハカワイといった企業の本社所在地であることから第二次産業が発達している。製造品出荷額は大阪府とほぼ同等の17兆1540億円(2019年度)であり、愛知県、神奈川県に次ぐ国内3位である[39]

静岡市浜松市など県内大都市(政令市)を中心に多くの企業が事業所を置いている[40]

また、静岡茶みかんに代表される農業マグロカツオ桜エビなどで有名な漁業、富士山伊豆半島赤石山脈南アルプス)・浜名湖などの観光などのサービス業も盛んである。

静岡県の指定金融機関静岡銀行で、また静岡市浜松市ほか県内の主な市も静岡銀行を指定金融機関としているが(静岡市は清水銀行との輪番制)、伊豆地方を中心にスルガ銀行を指定金融機関とする市もみられる。


注釈

  1. ^ 1968年(昭和43年)8月26日制定
  2. ^ 1968年(昭和43年)8月6日制定
  3. ^ 海上を隔てて隣接。
  4. ^ 1965年(昭和40年)9月21日選定
  5. ^ 1964年(昭和39年)10月2日制定
  6. ^ 後に東京都に越境合併された伊豆諸島を含まない。
  7. ^ 日本の市の人口順位
  8. ^ この場合、東海3県を「中京」もしくは「中部」「愛三岐」などと表記。
  9. ^ (資料に学ぶ静岡県の歴史 2009, 関所と河川の徒渉)
  10. ^ 県外(山梨県)の南部町は除く。
  11. ^ 国の国内総生産順リスト (為替レート)
  12. ^ サイサングループ
  13. ^ a b c d e 静岡ガスグループ
  14. ^ 尚、朝日新聞は2019年4月1日、「静岡」に統一され、その他の新聞社も「静岡」で統一した。また、2021年10月1日、読売新聞は、「静岡」「東部・伊豆」を統合し、中東部・伊豆地方は「静岡」に変更された。
  15. ^ 会社自体は現存しており、現在は中部本社管内の新聞の配送のみに特化。

出典

  1. ^ a b 県の概要-県章・県旗”. 静岡県ホームページ. 2014年7月19日閲覧。
  2. ^ a b c 県の概要-県の鳥・花・木work=静岡県ホームページ”. 2014年7月19日閲覧。
  3. ^ 製造業合計(都道府県データランキング)”. 製造業合計(都道府県データランキング). 2020年10月11日閲覧。
  4. ^ kanenshiryou3-2”. 2020年10月11日閲覧。
  5. ^ 静岡県/Myしずおか日本一一覧表”. www.pref.shizuoka.jp. 2020年12月10日閲覧。
  6. ^ 静岡県/6次産業化の推進”. www.pref.shizuoka.jp. 2020年12月10日閲覧。
  7. ^ 静岡県の人口減少対策への提言”. 人口減少問題に関する有識者会議. 2020年12月11日閲覧。
  8. ^ H30観光交流客数の動向冊子(校正版)”. 静岡県文化・観光部観光交流局、観光政策課. 2020年11月23日閲覧。
  9. ^ 静岡県 市区町村の役所・役場及び東西南北端点の経度緯度(世界測地系) 国土地理院(2018年5月2日閲覧)
  10. ^ 我が国の人口重心 -平成27年国勢調査結果から- 総務省(2018年5月2日閲覧)
  11. ^ 都道府県別森林率”. 林野庁. 2020年10月13日閲覧。
  12. ^ 岳南地域(読み)がくなんちいきコトバンク
  13. ^ a b 県の概要-県の成り立ち”. 静岡県. 2020年10月16日閲覧。
  14. ^ 「静岡の由来」碑について”. 静岡市. 2020年10月16日閲覧。
  15. ^ 本多隆成 et al. 1998, pp. 10–11, 荒木敏夫「静岡県の夜明けと律令体制の成立」.
  16. ^ 本多隆成 et al. 1998, pp. 12–15, 荒木敏夫「静岡県の夜明けと律令体制の成立」.
  17. ^ 資料に学ぶ静岡県の歴史 2009, p. 18, 白村江の戦いと廬原氏 ~ヤマト政権と国造~.
  18. ^ 本多隆成 et al. 1998, pp. 40–43, 荒木敏夫「静岡県の夜明けと律令体制の成立」.
  19. ^ 富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議/富士山を世界遺産にする国民会議 発行 『富士山 信仰と芸術の源』 小学館 2009年 p84
  20. ^ 資料に学ぶ静岡県の歴史 2009, p. 16, ヤマトタケルの伝承とヤマト政権の東海支配.
  21. ^ 資料に学ぶ静岡県の歴史 2009, 江・駿河・伊豆三国の郡と郷.
  22. ^ 本多隆成 et al. 1998, pp. 66–68, 杉橋隆夫「地域の武士社会と政権」.
  23. ^ 資料に学ぶ静岡県の歴史 2009, 貴族が流された国伊豆.
  24. ^ 資料に学ぶ静岡県の歴史 2009, 曽我兄弟仇討ち事件の謎.
  25. ^ 資料に学ぶ静岡県の歴史 2009, 近世概説.
  26. ^ 資料に学ぶ静岡県の歴史 2009, 駿府から発信された幕府政治.
  27. ^ 資料に学ぶ静岡県の歴史 2009, ゴールドラッシュの伊豆、幾たびか.
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  29. ^ 資料に学ぶ静岡県の歴史 2009, 関連年表.
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  34. ^ 静岡県 / 応援していただきたい施策の紹介
  35. ^ 川勝平太著『富国有徳論』(B6)紀伊國屋書店、1995年9月。ISBN 9784314006910 
    対談部分を除く出版元を変え再版 -- 川勝平太著『富国有徳論』(文庫)中央公論新社中公文庫〉、2000年1月25日。ISBN 9784122035713 
  36. ^ お米の消費日本一の静岡で開催する「お米日本一コンテスト」参加募集”. 共同通信PRワイヤー (2004年8月3日). 2018年1月8日閲覧。
  37. ^ 静岡県 / ふじっぴー紹介
  38. ^ 地域別総生産及び所得 [1]
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  40. ^ 都道府県別事業所数・従業者数等について[2]
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  61. ^ メイド喫茶で映画『サイレントヒル』のナイショの話が聞けちゃった!! - ファミ通.com”. www.famitsu.com. 2018年7月13日閲覧。
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