硫酸銅(I) 硫酸銅(I)の概要

硫酸銅(I)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/22 09:21 UTC 版)

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硫酸銅(I)
Cu+ Cu+
IUPAC名 硫酸銅(I)
組成式 Cu2SO4
式量 223.2 g/mol
形状 白色粉末
結晶構造 斜方晶系
CAS登録番号 17599-81-4 
沸点 330 ℃(760mmHg)
出典 Chem Spider

硫酸銅(I)(りゅうさんどう いち、英名 copper(I) sulfate または cuprous sulfate、化学式Cu2SO4)は、(I)イオンと硫酸イオンのイオン化合物である。

酸化銅(I)硫酸ジメチルとの反応などで得られ、水分や熱により、容易に単体硫酸銅(II)とに不均化する[1]

合成

複数の合成法がある。[要出典]

酸化銅(I)硫酸ジメチルを160℃の条件下で反応させる。この時、ジメチルエーテルジエチルエーテルが副生する。
水酸化ナトリウムによる塩基性条件下で、還元剤である亜硫酸水素ナトリウムを用いて硫酸銅(II)を還元する。
実験室ではこの方法が用いられる。
金属銅と濃硫酸を180〜220℃で反応させても得られる。

関連項目




  1. ^ Berthold, H. J.; Born, J. Z. Anorg. Allg. Chem. 1987, 550, 7-15. DOI: 10.1002/zaac.19875500702


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