えんきせい‐たんさんどう【塩基性炭酸銅】
マラカイト
塩基性炭酸銅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/25 14:33 UTC 版)
塩基性炭酸銅(英: basic copper(II) carbonate)は炭酸銅(II)の塩基性塩の総称である。銅の錆である緑青の主成分の一つであり、身近な塩基性塩の一つである。単に炭酸銅という時には正塩 CuCO3 ではなく、塩基性塩を指すことが多い[1]。
- ^ 炭酸銅、『理化学辞典』、第5版、岩波書店
- ^ 後飯塚由香里 「クジャク石を使った定比例の法則:プルーストの実験の再現(ビギナーのための実験マニュアル,実験の広場)」 化学と教育 63(1), 26-27, 2015-01-20
- ^ a b 昭和化学株式会社 「化学物質等安全データシート 塩基性炭酸銅」
- ^ 奥野久輝『実験化学講座 9.無機化合物の合成と精製』日本化学会 編、丸善、1958年、392頁。 NCID BN02105082。
- ^ 清山哲郎、山添昇『新実験化学講座 8.無機化合物の合成[Ⅰ]』日本化学会 編、丸善、1976年、305頁。 NCID BN00705318。
- 1 塩基性炭酸銅とは
- 2 塩基性炭酸銅の概要
- 3 関連項目
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