藍銅鉱
岩群青
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 17:05 UTC 版)
藍銅鉱から作った岩絵具で、古来より東西で青をあらわす顔料として使用された。省略して群青ともいう。英名マウンテンブルー。銅山が多い日本でも盛んに使用されたが、先述のとおり孔雀石と混じって採れることが多いため精製が難しく、孔雀石からとれる緑青の10倍の値段で取引され、群青60gで米一俵買えるほどだった[要出典]。敦煌の壁画を初め中国と日本の青の顔料には古来この藍銅鉱が用いられてきた。古代エジプトでも使用され、15世紀から17世紀中頃にかけてヨーロッパ絵画では、ウルトラマリンより多用されたという。
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