炭酸イオンとは? わかりやすく解説

炭酸イオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 00:28 UTC 版)

炭酸塩」の記事における「炭酸イオン」の解説

炭酸イオン(たんさんいおん、英: carbonate)は、イオン式が CO32−、分子量が 60.01 g/mol で形式電荷が-2の多原子アニオンである。1個の炭素原子中心に3個の酸素原子等価結合した平面三角形構造をとる(D3h分子対称性)。C−O結合距離方解石中で 128.3 pm である。炭酸イオンは、炭酸 (H2CO3) の共役塩基である炭酸水素イオン (HCO3-) の共役酸になる[要検証ノート]。 炭酸イオンの正確な分子構造ルイス構造式表現することは不可能である。 これは炭酸イオンが共鳴構造を持つためである。 実際には、炭酸イオンの電荷非局在化によって3個の酸素原子等しく2/3ずつ分布した構造をしている。

※この「炭酸イオン」の解説は、「炭酸塩」の解説の一部です。
「炭酸イオン」を含む「炭酸塩」の記事については、「炭酸塩」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「炭酸イオン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「炭酸イオン」の関連用語

炭酸イオンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



炭酸イオンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの炭酸塩 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS