炭素量の違いによる変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/01 04:15 UTC 版)
「パーライト」の記事における「炭素量の違いによる変化」の解説
共析鋼より、炭素量が少ない物を亜共析鋼、多い物を過共析鋼と呼ぶ。柔らかいフェライトと、硬いセメンタイトの割合変化によって、鋼材としての性質が変化する。 亜共析鋼(英語:hypoeutectoid steel) 炭素量0.77[質量%]以下では、初析フェライトとパーライトが混じった組織となる。 機械構造用炭素鋼、比較的炭素が多い物は工具鋼に利用される。 過共析鋼(英語:hypereutectoid steel) 炭素量0.77[質量%]以上では、初析セメンタイトとパーライトが混じった組織となる。 工具鋼に利用される。
※この「炭素量の違いによる変化」の解説は、「パーライト」の解説の一部です。
「炭素量の違いによる変化」を含む「パーライト」の記事については、「パーライト」の概要を参照ください。
- 炭素量の違いによる変化のページへのリンク